猫と生きる | 日本のお姉さん

猫と生きる

元々は犬好きだった。

でも、26歳の時に、猫を飼いだしてから、猫だって犬のように

主人想いで、情が厚いことが分かり猫好きになった。

可愛がっていた猫たちが15歳ぐらいで次々に亡くなってしまい

最後のノラ猫ちゃんが家に来て1年半後に死んでしまってから

しばらく猫を飼っていなかったけれど、

我慢ができなくて、裏庭にいたノラ猫が産んだ子猫を拾ってしまった。

最初の1匹が、Cちゃん。

次に拾ったのがPちゃん。

Cちゃんは、避妊手術もすませたが、Pちゃんは、体が小さいので

まだ子供だと思っていたらお腹が大きくなってしまい、そのまま子猫を4匹産んでしまった。産んだ場所はわかっていたので、たびたびのぞいていたら、2匹だけどこかに移動させていて、残された2匹が必死で泣きながら隠れ家から這い出てきた。「育児放棄された!?」

あわてて、Pちゃんを探したが見つからない。

仕方がないからCちゃんが子猫の時に買った粉ミルクを溶いて注射器で与えていたらCちゃんが、自分の子でもないのに、加えて台所に運んでいく。

「あれっ!Cちゃん。どこに連れて行くの!?」とあわてて追いかけてCちゃんおの口から子猫を取り戻した。でも、Cちゃんは、なんども子猫を加えて台所に運ぼうとする。

子猫を再度取り上げると、Cちゃんは、台所の隅っこを見て「にゃ~!」とはっきりとした声で鳴いた。

Cちゃんが見ている場所をのぞいてみると、Pちゃんが、まったりした表情で2匹の子猫にだけおっぱいを与えていた。

Cちゃんのおかげで取り残された2匹の子猫を台所に移動させることができた。Pちゃんは、その後2回も子猫の場所を移動させた。

今は、子猫をのぞくのをやめたので、同じ場所にいるようだ。あんまりのぞくから嫌だったのか、それとも猫は、なんどか子猫の巣を移動するものなのか。

猫がいると毎日何かがあって楽しい。猫がいると旅行はできないが、毎日楽しいのとたまに楽しいのとでは、どっちがいいか。わたしは猫と生きる方を選んだ。