辛坊さんと岩本さんが助かって本当に良かった! | 日本のお姉さん

辛坊さんと岩本さんが助かって本当に良かった!

ヨットに孔が開いて、救命ボートを開くのがやっとだったんだから。
救助に税金が使われてもいいじゃない。自分だって、命を助けられることがあるかもしれないのに。文句を言う人は、心が腐っている。
辛坊さんと岩本さんが助かって本当に良かった!
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辛坊さんの謝罪会見の評価は? 言い訳せずの平謝りに専門家は… (1/2ページ)
2013.06.25
小型ヨットで太平洋横断中に遭難し、救助されたニュースキャスターの辛坊治郎氏(57)がさまざまな意味で注目の的だ。辛坊氏らを助けるため、大がかりな救出が行われたことにインターネット上で「税金の無駄遣い」と批判が収まらない。その一方で、救出直後の謝罪会見を評価する声は高く、危機管理の専門家は「下手な言い訳もせずに謝罪を尽くした。90点のでき」と指摘する。
全盲のヨットマン、岩本光弘氏(46)とともに10時間に及ぶ漂流の末、海上自衛隊に助け出された辛坊氏。
ヨットに備え付けられたカメラが浸水直前、船体が海中の物体のようなものに衝突した様子をとらえ、付近にマッコウクジラのような群れを収めていたことから、クジラなどの生物とぶつかった不慮の事故との見方も濃厚になりつつある。
しかし、日頃から財政再建の必要性を説き、税金の無駄遣いを糾弾してきた辛坊氏だけに世論は手厳しい。
「自衛隊機が3機に海上保安庁からも巡視船が出ている。燃料代や人件費を換算すると1000万円は下らない」(自衛隊関係者)
この救助費用に「弁償しろ」との声がネット上で噴出。さらに2004年4月に起きたイラク日本人人質事件についての辛坊氏の厳しい発言を引き合いに出し、遭難は「自己責任」と断じる書き込みは少なくない。
ただ、救出後に開かれた2度にわたる謝罪会見を見た人のなかには、真逆の評価をする人もいる。企業の危機管理に詳しい「リスク・ヘッジ」代表の田中辰巳氏は「非常にいい会見。100点満点で90点はあげられる」と話す。
辛坊氏は会見で「たくさんの人手や大切な税金を使うということになり、そういう意味では反省しなければいけない」「無謀だったのだろうと言われれば、無謀だったとしか言いようがない」と平謝りした。
目に涙を浮かべて「この国の国民でよかった」「たった2人の命を救うため、11人の海自(海上自衛隊)の皆さんが犠牲になるかもしれないというのに着陸(水)してくれた」と救助に当たった自衛隊員へ感謝を述べた。
この姿勢を、田中氏は「言い訳しなかった点がまず評価できる。救助する側の大変さを具体的に説明し、感謝を示したことで、今回の問題をきちんと認識できていることが聞き手に伝わった」と分析する。
今後の活動について辛坊氏は「やはり今後どのツラ下げてという感じがします。そういう意味では、やっぱりしばらく自らを省みる時間がいるだろうなと思う」と休業を示唆した。この点についても田中氏は「謝罪会見では、心に響く言葉と厳しい処分が不可欠。自らに謹慎という罰を科したことで問題が波及するのを防いだ」と及第点を与えた。
ただ、100点にならないのは「救出に際して税金が使われたことに対する批判への対応。あの場で、なにがしかの形で返すと明言していれば満点だった」という。
日本のパフォーマンス学の第一人者で日大教授の佐藤綾子氏も「土下座したり泣き崩れたりといったオーバーアクションや、わざとらしい演出がなかった。互いに示し合わせてやり過ごそうとする作為的な姿勢もなく素直な様子が伝わった。心の底から謝罪している感じが出ていた」とみる。
思わぬ論議を呼んだ辛坊氏の“太平洋漂流記”。今後のキャリアを左右する冒険になったのは間違いないようだ。
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