小沢氏は、その時その時で一番ウケそうなことを言う。
小沢氏はチュウゴクでは、「わたしは極東日本でのチュウゴク人民解放軍の隊長」というようなことを言ってのけた。チュウゴク人にウケたかもしれないけど、チュウゴク人は味方を売るような人間を真っ先に戦争の最前線に出して殺す。
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「3年後には絶対政権交代」 小沢一郎氏の狙いとは?
(更新 2013/6/ 2 07:00)
今年の参議院選挙後には実のないアベノミクスで自民党はつまずくと予想する小沢一郎・生活の党代表。その後の政権の行方をこう予想する。
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――2010年9月の民主党代表選で元首相の菅直人さんと戦ったとき、沖縄の普天間飛行場の辺野古移設に絡んで「沖縄や米国とよく話し合って」と演説されました。どういう意味だったのでしょうか
「県外、国外」とはまた別次元ですが、沖縄のあの海をこれ以上埋め立てるっていう発想は、僕はとんでもないことだと思います。ましてあそこは白いジュゴンの最北生息地であって、きれいなサンゴ礁の海ですから。沖縄の資産であるとともに日本の大事な大事な自然資産です。これはもう、僕は絶対反対ですね。
――本当ですね。
あんなきれいな海を。何考えてるんだっていうことです。世界遺産みたいなものですよ。
それでどうするかっていう話ですが、米軍の軍事戦略は今や、第一線部隊はもう前線におく必要がない、引き揚げようということなんです。だから海兵隊も事実上、グアム島やハワイのほうに引き揚げてます。またドイツをはじめヨーロッパからも撤退している。だから沖縄には要らないんです、海兵隊の実戦部隊は。沖縄と周辺海域に防衛の空白が出るとしたら、それは日本がやるべき話なんです、日本の領土ですから。アメリカにおんぶしているということがおかしな話です。もうひとつ違うレベルからの話をすると、アメリカはアジア全体を睨んでの指揮命令系統とその関連施設は沖縄に残したいと考えているのかもしれません。それは必要だと思う。だけど辺野古に大きな飛行場は必要ないし、普天間も僕は要らないと思います。
――もうひとつ政策の話をしますと、脱原発の考えは変わらないのですか。
変わりません。
――自民党は今、再稼働に向けて力を入れ始めているように見えますが、再び本腰を入れて反対していかなければいけないですね。
そう思います。しかし、本当に自民党がわからない。僕らだって、自民党時代を含めて原発依存の政策を採ってきた責任はあるが、現在、福島で大変な事故を起こして、これだけその深刻さがわかったわけですよね。原子力は、高レベルの廃棄物も何とか処理できるっていうことでスタートしたんです。ところが40年たっても、処理できないってことがわかったわけです。今ね。そうなると、これはもう原発とさよならするしか方法はない。
――そのような基本的な政策を訴えていくわけですが、7月の参議院選挙はどうでしょうか。
実を言うと、これが難しい。新しい受け皿ができるかと言うと、今の状況ではもう無理でしょう。維新とみんなの党は、なんだか基本政策はみんな自民党と一緒でしょう。そうすると野党代表としては民主党だけれど、民主はなんていうか思考停止状態でしょう。憲法でもTPPでも、全然結論が出せない。選挙協力について民主党に呼びかけたんですが、出てこない。民主は結局、意思決定できない。このままだと参院選までには受け皿の構築は無理ですね。そうすると、これまた去年と同じように自民党に対する積極支持はないけれど、最終的に自民党が勝つということになるでしょうね。しかし、まあそこからですね。
――勝負はそこからということですか。
と思います。僕は3年後には、絶対また政権交代になると思っています。そのために小選挙区制にしたんだから。得票率、得票数が変わらないのに3分の2取れるということは、小選挙区制だからです。4年前はその逆だったんです。今度また3年後に再逆転するということは必ずできる。むしろ容易なことなんです。年末の惨敗の結果、みんな今、くしゃっとなっちゃっていますね、青菜に塩みたいに。しかし、そんなことではいけません。自由党と民主党が合併したときと同じような勢力になったということです。振り出しに戻っただけのことです。次の総選挙で再び政権を奪取すればいいのです。
――改憲と並んで、アベノミクスの評価が参院選後の勝負を分けますよね。
結論が出るのにそうはかからないと思う。安倍さんは早々につまずくんじゃないかと思います。安倍さん自身がつまずくと同時に、一方で国民のほうが冷めてくると思います。
――冷めますか。
アベノミクスって何だっていう話です。具体的には何もやってない。従来の自民党と同じ、公共事業を増やして、日銀が国債をむやみやたらと買い入れるだけの話だから。日銀買い入れの国債をぽんぽん増発するということは、制度的には禁止されていることなんです、本当は。それでカネがジャブジャブしてきたから必要な庶民に貸せばいいんだけれど、絶対に零細企業なんかには貸さない。そうすると、結局、株か不動産に流れるわけです。またバブルですよ。株が上がって、じゃあどれだけの国民が儲かってるんですか。
――一部ですよね。
ほんの一部でしょう。為替は円が安くなっている。それで誰が儲かってるか。消費税も払わない輸出大企業だけです。円安でガソリンは上がる、漁業、農業の燃費は上がる、飼料は上がる、食料は上がる、化学製品は上がる、みんな値上げになります。円安はちょっと歯止めがきかなくなる可能性があります。そうすると日常の物価上昇がものすごいことになる。
※週刊朝日 2013年6月7日号
http://dot.asahi.com/news/politics/2013052800058.html
小泉進次郎が激怒した「70歳定年」無視の参院選
(更新 2013/6/12 07:00)
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株価同様、政権支持率の「含み益」を抱え、参院選に突入する安倍政権。身内より維新をえこひいき、70歳定年も無視などやりたい放題だが、“安倍独裁”の下、党内は「もの言えば唇寒し」の状態だ。しかし、「ちょっと待った」と立ち上がった男がいた。小泉進次郎氏(32)ら若手議員だ。
発端は、飲食店チェーン「ワタミ」の創業者の渡辺美樹氏(53)と同じ日に自民党が大日本猟友会会長の佐々木洋平氏(71)を比例区で公認したことだ。比例候補者には「70歳定年制」があるのに、今回は特例扱いとしたのである。同会の会員は約13万5千人。過去、橋本聖子参院議員(48)を支援するなどしてきたが、さほどの集票力はない。二階俊博総務会長代行(74)がごり押しし、最後は官邸もゴーサインを出した。
これに進次郎氏がかみついた。「自民党は変わってないなと思われるに決まっている。反映されにくい若い声をより多く国会に届けるべきで、今回のはおかしい」と、久々に進次郎節を炸裂させた。
表立って批判できない先の中堅議員は「『そのとおり!』と思わず膝を打ったよ。誰が見たって公認はおかしい」と話した。
今政権が進めるさまざまな方向性に異を唱えるのは、実は進次郎氏だけではない。6月3日午後、衆院決算行政監視委員会でちょっとした“乱”が起こった。質問に立った自民党の秋本真利衆院議員(37)が鋭くこう切り込んだのだ。
「核燃料サイクルがうまくまわっていないのは誰の目にも明らかだ。使用済み核燃科が出ても、処理する再処理工場がまわらない。まわってもプルトニウムを燃やす(高速増殖炉の)『もんじゅ』は完成していない。高レベル放射性廃棄物を埋めようとしても地層処分する候補地すら見つからない。一刻も早く撤退し、出口のある政策を打ち出すのがわれわれ世代の使命です」
答弁に立った茂木敏充経産相(57)は「核燃料サイクルの必要については、選挙期間、先生のご地元に応援に伺ったときにもお話をさせていただいた」とクギを刺した。
原発輸出を推進する安倍政権で、自民党議員がこうした質問をするのは極めて異例だ。実はこの秋本氏、当選1回の議員15人ほどでエネルギー政策に関する勉強会を主宰している。「原発についての基礎知識をつけようと、声掛けをし始めました。反安倍でも反執行部でもない。ただメンバーに原発推進者はおらず、程度の差はあるが皆、原発には懐疑的です。原発を輸出するより、蓄電や省エネ技術、再生エネルギーを産業として育てて輸出したほうが日本にとってはプラスだと思う」(秋本氏)。関係者によると、今回質問通告をした段階で、各所から秋本氏に「圧力」めいたものがあったという。
百家争鳴、そして腹に一物あっても最後は一致結束する。それが自民党の伝統であり、エネルギーの源だったはずだ。たとえ蟷螂(とうろう)の斧であっても、さまざまな意見に聞く耳を持つ度量を政権は持つべきだ。
※週刊朝日 2013年6月21日号
http://dot.asahi.com/wa/2013061100021.html