ダニ媒介疾患で女性死亡=国内10人目―愛媛 | 日本のお姉さん

ダニ媒介疾患で女性死亡=国内10人目―愛媛

ダニ媒介疾患で女性死亡=国内10人目―愛媛

時事通信 6月10日(月)15時25分配信



愛媛県は10日、県南部在住の90代女性がマダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、今月上旬に死亡したと発表した。県健康増進課によると、県内での死亡確認は2人目で、全国では10人目。
同課によると、女性は5月下旬に発熱や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、入院。その後、悪化した。このほか、県南部在住の50代男性と70代女性も5月下旬に発熱などで入院したが、既に回復し退院している。


50代以上、西日本に集中=新しいダニ媒介疾患-8症例まとめ・厚労省



厚生労働省は14日、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染が判明した国内の8人について分析したところ、全て50代以上で、西日本に集中していたと発表した。同省はこれまで個人が特定されるとして、年齢を一部公表していなかった。
国立感染症研究所などによると、年齢の内訳は50代2人、60代1人、70代2人、80代3人。長崎(2人)、広島、山口、愛媛、高知、佐賀、宮崎の各県で確認された。
SFTSは中国で集団発生したことがあり、中国の感染者の年齢は40代以上が多いとする論文があるという。8人はいずれもウイルスの遺伝子型が中国で見つかったものと異なるため、日本国内で感染したとみられている。(2013/03/14-18:15)