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インデックスに強制調査=粉飾決算の疑い―監視委
時事通信 6月12日(水)10時3分配信
粉飾決算をした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は12日、金融商品取引法違反容疑で、ゲームソフト制作会社「インデックス」(東京)に強制調査に入った。
ヒット作「バウリンガル」制作会社が粉飾決算か 監視委が強制調査
2013.6.12 11:58
循環取引で売り上げを水増し、決算を粉飾していたとして、証券取引等監視委員会は12日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、ジャスダック上場のゲームソフト制作会社「インデックス」(東京都世田谷区)の本社や関係先を強制調査した。監視委は検察当局への刑事告発を視野に慎重に調べを進める。
同社は「強制調査が入ったのは事実だが、担当者が不在で、それ以上のコメントはできない」としている。
関係者によると、同社は昨年8月期の連結決算で約183億円の売り上げを計上したが、複数の会社を使って架空取引を繰り返す手法で、売り上げ数十億円を水増しした疑いが持たれている。
同社は平成22年に取引先日本振興銀行が経営破綻して以降、新規の資金調達が困難になっていた。監視委は同社会長が不正を主導したとみている。
民間信用調査会社などによると、同社は7年9月に設立。犬の鳴き声を人間の言葉に翻訳して表示する「バウリンガル」のアプリや家庭用ゲーム機などを開発している。監査法人から先月、不正経理の疑いがあるとの指摘を受け、調査委員会を設置していた。 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130612/crm13061211160003-n1.htm
室井佑月氏 「ずいぶん舐められたもんだ」と憤る〈週刊朝日〉
dot. 6月6日(木)11時32分配信
福島第一原発事故から2年過ぎた今でも、地元に戻ることのできない避難者たち。彼らの避難先の一部では、地元住民との不和が浮かび上がっているが、作家の室井佑月氏は、その矛先は違う場所にあると言及する。
* * *
5月24日付の毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載っていた。福島第一原発事故後、多くの避難者を受け入れているいわき市の現状だ。いわき市民と避難者との軋轢(あつれき)は、悪化の一途を辿っているという。
もともといた住民が、市に苦情を送った件数は今年2月で約390件。苦情の具体的な内容は、「賠償金をもらっている避難者で、働いていない人もいる。一方、いわき市民は賠償も少額で、みんな働いている。公園や道路、公共施設などは避難者も使っているのに、税金が公平に取られないのはおかしい。住民が増えたため、スーパーや病院が混雑している。避難者は医療費が無料になっているのも混雑の一因ではないか」というものだった。
べつに良い子ぶるわけじゃないけど、避難者と、もともといる住民、どっちの気持ちもわかる。あたしが避難者だったら、べつにここに来たくて来たんではない、賠償金なんてどうでもいいから、事故前の生活に戻してくれよ、そう思う。
地元民からしたら、いついつまでにこうするという期限もない中、避難してきた人たちに対し、徐々に心の余裕がなくなっていくのも当たり前な気がする。
そうなんだよ。結局さ、国が、「いついつまでに、こうする」と明言できないから悪いんだ。いや、意見は出てきているらしい。が、遅いし、弱い。わざとかもね。ほら、年金問題も、放射能汚染食品の話も、おなじようにして国民vs.国民の争いに持っていったじゃん。
年金問題は、若者vs.年寄りに、放射能汚染食品は、消費者vs.生産者に。国民同士が揉めると、問題の根本、どこが腐っていたからこういう問題になったのか、という部分が誤魔化(ごまか)される。本物の加害者は責任逃れをする。
どうか、いわき市の地元民と、いわきに逃げた避難者は、喧嘩しないで欲しい。怒りや不満のぶつけ先を、間違わないで欲しい。なぜ、こういうことになったのか。それを考えれば、いわきの地元民も、避難者も、怒りの矛先は一つじゃないか。もちろん、あなたたちだけじゃない。あなたたちの後ろには大勢の人間がいる。
そうそう、毎日新聞に、「共生遮る誤解の連鎖」という記事が載った日、朝日新聞にはこんな記事が出ていた。「自民公約 あいまい」という記事だ。
自民党は参議院選の公約の原案をまとめた。憲法改正の姿勢を目立たせず、原発再稼働も、消費税にも触れない、あいまいな公約にしたそうだ。沖縄の基地問題もはっきりしないしな。
うちら国民はずいぶん舐められたもんだ。はっきりさせると、それに伴う弊害があるもんね。責任問題とかさ。んでもって、最後は国民同士を喧嘩させ、いろいろ誤魔化す作戦か。
※週刊朝日 2013年6月14日号
月給40万? 大阪・母子餓死事件の深まるナゾ
(更新 2013/6/ 5 16:00)
部屋には、こんな内容のメモが残されていたという。
「最後におなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」
5月24日、大阪市北区のマンションの一室で、井上充代さん(28)と息子の瑠海(るい)ちゃん(3)が亡くなっているのが発見された。検視結果などによると、今年2月には死亡していたとみられる。部屋の中には食べ物がなく、食塩があるだけで、ガスなどが止められていたことから餓死の可能性もあるとみられている。同じマンションの住民は言う。
「普段から物音もなく静かでした。少し前からすごいハエと異臭。でも、まさか、人が死んでいるなんて」
井上さんは広島県出身。5、6年前に結婚。その後、瑠海ちゃんを出産し、大阪府守口市で暮らしていた。近所の住民によれば、井上さんはレスリングの伊調馨選手に、夫はテニスの錦織圭選手に似ていて、「仲のよさそうな夫婦で、瑠海ちゃんをすごくかわいがっていた。夏はよく花火や水遊びをしていたよ」という。夫のDV(家庭内暴力)が原因で、井上さんが身を隠したという報道もあったが、この住民は、「けんかする声などまったく聞いたことがない」と、否定する。
ただ、守口市に住んで1年ほどで夫の姿が急に見えなくなった。井上さんは瑠海ちゃんを託児所に預け、大阪・北新地の飲食店で働き始めた。その頃から金銭に困窮し、急激にやせ始めた。店の元同僚は、「だんなさんが四国のパチンコ店で事件を起こし、逮捕されたと聞いた。『収入がなく生活が苦しい』とつらそうにしていた」と話す。夫の姿が見えなくなったのはこの事件のせいと思われる。また前出の近所の住民はこう言う。
「だんながいないので生活がきついとこぼしていました。市役所や民生委員に相談したらと言うと、『大丈夫です』と話していました」
井上さんは守口市役所に一度、相談に訪れている。市役所の担当者も自宅を訪問。しかし井上さんは生活保護の申請をしなかった。昨年10月、夫が突然、自宅に帰ってきた。すると翌日、今度は井上さんが瑠海ちゃんを連れて家を出た。
「そのあと、井上さんの実家から警察に連絡があったらしく、刑事さんが2度ほど自宅に来ていたのを見た。だんなさんも『連絡がとれない』と困惑していました」(前出の近所の住民)
その約7カ月後、守口市の自宅から電車で20分ほどのマンションで、井上さんは変わり果てた姿で発見された。何があったのか。前出の元同僚はこう話す。
「井上さんを最後に見たのは去年の12月。接客は上手で、お客さんも結構ついて、月に30万~40万円の稼ぎがあった。でもちょっと変わっていて、12月も給料が出ているのに取りに来ない。急に引きこもったり、お金があるのに借金したり、理解しづらいところがあった。ただ稼ぎは十分あったし、あれくらい接客ができればどこでも通用する」
最期をとげたマンションは、オーナーから無償で借りていたとみられている。
「井上さんは『最初はお金に困っていたが、もう大丈夫』とも話していた。だんなさんがいない間に、新しいボーイフレンドができたようなことも聞いた。だから、だんなさんに連絡先を知らせていなかったのかもしれない」(前出の元同僚)
奇怪な事件の原因と経緯。謎は深まるばかりだ。
※週刊朝日 2013年6月14日号
元お好み焼きやのおばちゃんは、
「子供を育てている親ならプライドなんか捨てて、
地面を這いつくばってでも
子供のために食料を確保しないといけないんや!
自分のわがままのために、ご飯をやらずに死なせるなんて
親の自覚が無い!!」とすごく怒っていました。
「お金が無いなら、乞食になってでもいいから、
周りの人に子供の食料を恵んでもらわなあかんのや!!
このお母さん、信じられへんわ!自分が死ぬのは勝手やけど
子供まで死なすことないわ!」と言っていました。