いいんじゃない?
米中首脳会談では、習主席がまた米中で太平洋を分けるチュウゴクの夢を持ち出して、前回語ったことは、今回も変えないと言っていたようだ。
チュウゴクの夢とは、アメリカと肩を並べて太平洋のアジア側の国々をチュウゴクの子分にして、チュウゴクがアメリカと太平洋を支配するということらしい。アジアを植民地扱いにしてアメリカのような海洋国家になつのだとはっきり言っている。中国みたいな邪悪な国に支配されてたまるか。
<日米>離島奪還共同訓練、いいんじゃない?
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<日米>離島奪還共同訓練始まる カリフォルニアで
毎日新聞 6月11日(火)10時47分配信
護衛艦「ひゅうが」(左)=2012年10月14日、相模湾沖で、田中義宏撮影
【ワシントン西田進一郎】米軍と自衛隊による離島防衛・奪還の共同訓練が10日(日本時間11日早朝)、米カリフォルニア州で始まった。陸海空3自衛隊がそろって米国で共同訓練に参加するのは初めて。26日まで。
【離島奪還訓練】日米共同訓練、陸海空3自衛隊そろっての参加は初
訓練は、11日から始まる米海軍と海兵隊による水陸両用作戦訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃戦)」の一部に自衛隊が初めて参加する形で実施。ヘリコプター搭載の大型護衛艦「ひゅうが」、イージス艦「あたご」などが10日に訓練として現地入りし、自衛隊員約1000人が参加した。
沖縄県・尖閣諸島を想定した訓練とみる中国は中止を要請したが、日米両政府は「特定の国や地域を想定したものではない」として予定通り開始した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000033-mai-pol
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石平(せきへい)のチャイナウォッチ http://www.seki-hei.com
▼アメリカ側のペースで進められた首脳会談
アメリカのカリフォルニア州で開かれた
世界注目の米中首脳会談が幕を閉じた。
連続2日間、両首脳がのべ8時間以上にわたって
時間を共有して会談したことは
米中外交史上初めての出来事であり、
世界の外交史上でも稀に見るケースであろう。
世界中の多くのメディアや論者もまさにこの点に注目して、
アメリカ大統領の中国に対する「異例の厚遇ぶり」の意味を詮索したり、
あるいはその事実をもって「G2の新時代の到来」を論じたりして
多いに盛り上げている模様だが、別の視点から見ると、
多忙を極めるアメリカの大統領がそれほどの長い時間を
今回の首脳会談に費やしたのはむしろ、米中の間には今、
首脳会談を通じて解決しなければならない
喫緊の問題があまりにも多すぎるからである。
実際、今回の首脳会談に当たって、
オバマ政権側から提起されて議題となったのは、
北朝鮮の核問題、サイバー攻撃問題、気候変動問題、
そしてアジア太平洋地域での
安全保障問題などの多岐にわたる重要議題である。
2日間にわたっての会談において、特に時間が費やされたのはやはり、
アメリカ当面の最大の関心事である
サイバー攻撃問題と北朝鮮問題であることは周知の通りだ。
そういう意味では、今回の首脳会談の主導権は
中国の習近平主席よりも、むしろアメリカのオバマ大統領にあった
と見てよいであろう。というのも、会談の主な議題はアメリカ側が提示した、
アメリカ側が関心を持っているテーマばかりであれば、
それはどう考えても、アメリカ側の主導下で進められた会談なのである。
逆に、たとえばサイバー攻撃問題に関して言えば、
中国自身が攻撃の策源地だと見なされているから、
習近平主席にしては首脳会談であまり触れたくない問題のはずだ。
しかしオバマ大統領は結局、
中国側が触れたくないこの問題を持ち出して、
首脳会談の最大の議題の一つに押しつけることに成功した。
会談は完全にオバマ大統領ペースなのである。
それにたいして、習近平国家主席は終始
「新型の大国関係構築」という抽象論を繰り返した以外に、
何らかの難題を持ち出して
アメリカ側にぶつけてみるようなことはしていない。
彼は単にオバマ大統領のペースに乗せられて
会談をこなしていった感じである。
---つづく
( 石 平 )
貧しい国であることに驚きました。
なぜ、日本だけが、イギリスもドイツもできなかった機動部隊をつくり
米国と太平洋上で戦争ができたのか?
それは日本人の精神や積み上がった学問だと悟ったマッカーサーは
日本にある有益な図書7,000冊以上を焚書します。
指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。
そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、
アメリカ研究や資源研究の本、そして、
戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。
戦後日本では地政学は勉強できません。
大学で専攻できる学部、学科はありません。
今回、英国で学んできた地政学を奥山真司先生が
禁断の学問・地政学を復活させるつもりで、語り尽くします。
ついにやります。
「奥山真司の地政学講座」
詳しくはこちらから
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