NHK記者が田中角栄の対中領土譲歩が完全な偽証だと証明ー野中売国的発言の異常な捏造実態露呈
頂門の一針↓
◎「NHK記者が田中角栄の対中領土譲歩が完全な偽証だと証明」 野中売国的発言の異常な捏造実態が露呈
野中広務元官房長官が、中国共産党幹部との会談で、1972年の日中国交正常化交渉の際、当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相との間で、沖縄県・尖閣諸島について「領土問題棚上げで合意していた」と発言して問題になっている。
日本政府は完全否定したが、事実はどうなのか。
元NHK政治部記者で、園田直元外相の政務秘書官を務めた渡部亮次郎氏(77)が緊急寄稿した。
私は、日中国交正常化の際は、NHK記者として田中訪中に同行し、日中平和友好条約締結の際は、園田外相の政務秘書官として立ち会った。
田中-周談に同席した二階堂進官房長官からは「尖閣棚上げ」について一切発表はなかった。
後日、田中氏が親しい記者を通じて発表した後日談にも「棚上げ」のくだりはない。
その後、私は外相秘書官となり、当時の関係者に聴取したところ、事実は以下のようだった。
尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本領土だが、中国は東シナ海に石油埋蔵の可能性が指摘された70年代以降に領有権を主張し始めた。
このため、田中氏から「中国の尖閣諸島に対する態度をうかがいたい」と切り出すと、周氏はさえぎるように「今、この問題には触れたくない」といい、田中氏も追及しなかったという。
私も同席した78年の日中平和友好条約の締結交渉では、当時の園田外相は福田赳夫首相の指示に基づき、「この際、大事な問題がある」と、最高実力者だった?(=登におおざと)小平副首相に迫った。
すると、?(=登におおざと)氏は「あの島のことだろう。将来の世代がいい知恵を出すだろう」と話し合いを拒否したのだ。
中国側はこうした経緯に基づき「棚上げ」を既成事実化しようとしているが、説明したとおり「棚上げで合意」などあり得ない。
中国が勝手に先送りしただけであり、私自身が生き証人である。
野中氏はこれを中国側の都合のいいように誤解し、結果的に中国側に加担している。
日本政府が「日中間に領土問題は存在しない」という限り、中国は尖閣領有の手掛かりを国際的に失うが、日本に「棚上げ」を認めさせれば「手掛かり」を得るわけだ。
こう考えれば、今回の野中発言は売国的というしかない。
■渡部亮次郎(わたなべ・りょうじろう)1936年、秋田県潟上市生まれ。
法政大学卒業後、59年にNHK入局。政治部記者として、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、三木武夫、福田赳夫の各内閣を取材する。
77年、園田直外相の政務秘書官に抜擢され、日中平和友好条約締結に立ち会う。
現在、政治、国際問題などの評論で活躍する。 【U-1速報】2013年06月08日09:30
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50402690.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
関連サイト
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130606/plt1306061534007-n1.htm
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1370576197/
〔情報収録 - 坂元 誠〕
◎【米中首脳会談】
サイバー攻撃、海洋安保 協調と牽制
オバマ米大統領(右)と習近平中国国家主席=7日、カリフォルニア州(ロイター)
【パームスプリングズ(米カリフォルニア州)=佐々木類】オバマ米大統領と中国国家主席に就任したばかりの習近平氏による初の首脳会談は、今後の米中関係とアジア太平洋の安全保障を方向付ける意味合いがある。
個人の信頼関係を築きつつ、サイバー攻撃や海洋の安全保障などをめぐって、双方とも相手の出方を探る展開となった。
「早期に会うのは、それだけ米中関係が大事だということだ」。ノーネクタイで習国家主席と向かい合ったオバマ大統領はこう語りかけ、協調を演出した。
中米歴訪の機会に立ち寄る形とはいえ、3月に就任したばかりの習氏が訪米するのは、オバマ政権サイドが早い段階での首脳会談開催を求めたためだ。
中米という、いわば米国の裏庭で大国としての存在感をアピールした中国サイドに、山積する課題を通じてしっかり釘を刺しておきたいとの思惑もあったようだ。
背景には、中国本土を発信源とする米国防産業や政府、金融機関などへの組織的なサイバー攻撃が後を絶たず、「首脳会談で直接伝えておかねば事態がより深刻化するとの懸念」(米外交専門誌フォーリン・ポリシー)があった。
決定的な対立を避けるためにも、首脳レベルで個人的な信頼関係を深めておきたいとの考えをもあったようだ。
米国はサイバー攻撃についてこれまで、発信源の特定は避けてきたが、米軍の最先端兵器技術や設計図が中国に流出していた疑いが最近になって浮上。
中国に対する米国の軍事的優位性を損なう恐れがあり、中国本土を発信源としたサイバー攻撃については、中国政府が責任を持つよう求める方向に舵を切った。
また、東シナ海の尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張して中国公船が挑発的な海洋活動を続け、不測の事態が起きかねないとの危機感を強めており、南シナ海の航行の自由を含めて首脳レベルで中国側に自制を求める必要があるとの判断も働いたようだ。
G2(米中2国による枠組み)論を捨てたオバマ政権が習体制とどこまで協調し、どこまで牽制を強めるのか。2日間にわたる首脳会談の行方が注目される。【産経ニュース】 2013.6.8 11:24
〔情報収録 - 坂元 誠〕
◎カリフォルニアの大学近くで銃乱射、少なくとも6人死亡
【AFP=時事】米カリフォルニア(California)州サンタモニカ(Santa Monica)の大学周辺で7日、何者かが銃を乱射した。
警察によると少なくとも6人が死亡し、2~3人が負傷した。
容疑者は黒づくめの人物で、大学の図書館で警察官に射殺された。
容疑者は25~30歳の白人の男。地元警察によると、防弾チョッキを着た容疑者はまず民家に火を付けた。
この民家の向かいの家に住んでいるという女性は地元のKTLA 5テレビに、銃声が聞こえたので外に出ると、弾丸ベルトを身に着けて半自動ライフルを持った警察の特殊部隊(SWAT)の隊員のような格好をした男が家の前の道路に立っていたと語った。
男は向かいの家の中かその前で発砲したばかりのように見えたという。
男は民家から離れると近くの交差点に歩いて移動し、通り掛かった車に乗っていた女性に銃を向け、車を路肩に寄せるように命じた。女性はためらった様子だったがスピードを落とした。男は至近距離から車内の女性に3~4発発砲したという。
容疑者はさらに別の車を奪い、バスや他の車に向けて発砲した。その後サンタモニカ・カレッジ(Monica College)に向かい、図書館で警察に射殺された。
死亡した容疑者とは別の1人が事件後に拘束されたが、警察は「死亡した容疑者が単独犯か、共犯者がいたかは確かではない」と説明している。
現場からわずか数キロ離れた場所では、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が民主党の政治資金集めのイベントで講演を行っていた。【翻訳編集】 AFPBB News AFP=時事 6月8日(土)9時52分配信
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反 響
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1)最近、皇居周りを片方向にしか走らないグレた走り族が多い。彼らが煽っているのか、事故が多いとも聞いた。
事故が多いのは対面交通だから起きるのではなく、双方向に走る者同士が相手を思いやる心を失って疾走しているからなのだから勘違いも甚だしい。スクランブル交差点で、あちこちぶつかり合う姿など見たこともないから納得できるはずだ。
もともとの歩行者は双方向に行きつ戻りつ、ブラブラ歩きをするのに、それらに配慮すること無き者どもが走る。しかも、どうぞ不注意にお走り下さいとばかりに片側方向にしか走らない仕組みになどなると、無配慮に片走りの走り族がブッ飛ばして、今後は、歩行者が危険きわまりない。
暴走している走り族が歩行者にブツかっても困らないのは、自身に被害が少ないからだが、双方向に走らせて、走者同士が相互の走り速度を倍化させる衝撃を与えることにより自爆させ運動能力低下を起こさせて走り族人数を減らし、走れたとしても自重を求める。
このようなやり方が自律的で、しかも、一方向向け走行規制のコストもないから、今風の掟なのに。やろうとしない。
「バカの壁」が地下鉄九段下駅で取り払われたと聞くが、ホームの反対車線に乗り換える客など見たこともないから、まだ「バカの取り払われた壁」でしかい。それに輪をかけた「バカの歩道」のお話しでした。(酒井 富雄)
主宰者より:たいていの人間は心臓が左がわについているから左通行をする。皇居の周りも反時計回りに走ることと決めれば事故はおきない。これは大阪の心斎橋筋で立証ずみ(私)。
2)6/11号をニューズウイークを読んで。
政治家が個人の思いで発言(コミットメント)をした事実は取り返しできない。それを猛省せずに安楽としているのは国賊。やりきれません。(パンツクルクル)
3)当メルマガ2790号の中山恭子さんの北朝鮮による拉致問題の話を読んでいて、ふと思ったことがある。
先月16日に民主、社民、共産、生活、みどりの風の各党と無所属の女性議員有志11人が、慰安婦問題の橋下発言に反対する記者会見を行った。
糸数慶子(無所属)、福島瑞穂(社民党)、田村智子(共産党)、辻元清美(民主党)、森裕子(生活の党)、その他の各氏であるが、この人たちが慰安婦問題の橋下発言に活発に反対するのは自由だが、別面でどうも解せないのは慰安婦問題に劣らず国際課題である北朝鮮による拉致問題にたいする沈黙である。
この人たちの北朝鮮による拉致問題にたいする発言を聴いたことがない。
なぜ黙っているのだろうか。
このあたり、どのような考えなのか知りたいのだが、バランスがとれた問題意識をもつ積極的なジャーナリストにその解明を期待したいのだが、居ないものか。(品川 阿生居士)
4)藤原正彦氏が英語教育の低学年化を批判された:
私はこの教育再生実行会議の低学年化案が5月下旬に発表された時に、「解っていない」と批判したし「愚行である」とも言ってきた。
理由は簡単なことで「現在までの我が国の学校教育での科学としての英語の教え方では一向に成果が上がらず、英語塾や何とかいう英語のテープを聴く勉強法が流行るのは教育法に欠陥があるからだ。
その教育法を改善せずに、英語勉強の開始学年を引き下げても結果は同じであろう。現在最も必要なことは英語教育改革である。その問題点を認識できていない教育再生実行会議の視点にこそ問題がある」というもの。
更に私はこれまでに何度も改革法を述べてきたが、結果的には「偏った理想論だ」等と言われただけで、現状を初期化することとはほど遠い結果に終わっていた。同調して下さった方は極めて少数だった。
ところが、有り難いことに今週になって強力な支援者ではなかった、有名な藤原正彦氏が週刊新潮に連載しておられる「管見妄語」に“かくて「教育改革」は敗れる”と題して低学年化を真っ向から否定して下さったのである。「矢張り藤原氏のようにちゃんとものを見ておられる先生がおられたのだ」と快哉を叫びたい思いだった。その件だけを引用してみる。
>引用開始
(前略)五年生で始めて成果が出ないから四年生から、それでも駄目だから三年生から、となるだろう。一時間では足りないから二時間、そして三時間と進むだろう。三年生から毎週三時間ずつやっても日本人は英語を話せるようにならないのだ。そして英語の発音は多少うまいだけの、漢字も九九もままならない半人前の日本人が大量生産されることになるだろう。
(以下略)
>引用終わる
当に仰せの通りだと思う。私もそう主張してきた。遺憾ながら、その通りの結果に終わるだろうと信じている。
これまでに何度も私の勉強法「音読(意味が分かるようになり、何処で切るかが解り、アクセントも解るまで)、暗記、暗唱、英文和訳はしないで英語のままで覚える、単語帳は作らずに流れの中でのみ覚える、解らないか知らない単語に出会えば辞書を引く等」と紹介してきたが、余り評価して貰えなかった。成功例も挙げたが、それではNが少ないと批判された。
「では現在までの我が国の教え方でどれだけの成功例があり、どれだけ沢山の不成功例があったか」と訊けば答えはなかった。
しかし、もう大丈夫だ。藤原正彦氏のような方が私と同じ問題点を指摘されたのだから。教育再生実行会議の方々も藤原氏が言われたことなら考え込むだろう。この会議ももうそろそろ目が覚めても良い頃ではないのか。
お断りして置くが、私の持論は「英語ペラペラ化に至るのではないまでも、無目的な英語の勉強を万人に強制する必要はなく、確たる目的を持つ者がきちんと基礎から学ぶ形を整えることが先決問題だ」ということである。
念のために、5月に教育再生実行会議の低学年化の案が発表された際に何回かに亘ってブログにエントリしたものを纏めて添付する次第。
残念ながらアクセスが予想通りに減少。
6日にブログにエントリした藍谷邦雄弁護士批判は2,000以上のアクセスがありましたが、7日の週刊新潮の藤原正彦氏のコラムを引用した英語教育の件は660台と激減。予想通りというか危惧した通りというか、残念な結果でした。
私はこの結果は「低学年化すれば何とかなる」と期待している人が多いことを立証していると疑っています。そう思っておられる方が多いということを表しているのでしょうか。
我が家の道路を隔てた反対側にあるイオン系の小型食品専門スーパー“マイバスケット”では女性店員の名札には一文字の名字が激増。謂わばレジ係です。この現象はカリフォルニア州で見たコンビニとスーパーのレジ係が韓国系だったのと同じ現象。更に共通と言える現象は、こちらではある程度以上日本語の力が備わっていて、カリフォルニア州では相当以上の英語の表現と理解力があること。但し、最近アメリカに入ってきたのか、韓国系アメリカ人かは解りませんが。
仮に、仮にですが、我が国から職を求めてアメリカに渡って単純反復の仕事にありつけた人が、アメリカ人と支障なく応対できる英語力が備わっているでしょうか。低学年化は具体的にその程度の英語力を付けることを目指しているのか、それとも無目的的にただ単に英語を早く教え始めれば力が付くと思い込んでいるのでしょうか。私は後者だと思っていますが。
兎に角、この近辺に増えてきた日本語学校に早朝から通っている(自転車通学も増加中)男女の若者は、韓国語以外を話している者が激増。私は中国語(=北京語?)だと思っています。最早、中国の若者が彼ら同士で広東語等で語り合うとは想像できないのですが。私は彼らがレジ係の職を得たくて日本語学校に通っているとは思えないのです。
自国に戻って日本語力が役に立つ仕事があるのでしょうか。それとも何か別の政治的な狙いでもあるのでしょうか。(前田正晶)
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身 辺 雑 記
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懲りた気象庁は、今度は8日も朝から晴天と予報したが、これがまたはずれ。今度は朝のうちは曇天だった。これじゃ空梅雨気味だが、こういう場合は、終わりごろに大被害の出る大雨が降る。
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頂門の一針メルマガは、元NHK政治部記者で、園田直元外相の政務秘書官を務めた渡部亮次郎氏(77)が書いています。
渡部亮次郎氏は、日中国交正常化の際は、NHK記者として田中訪中に同行し、日中平和友好条約締結の際は、園田外相の政務秘書官として立ち会った人です。