チュウゴクが嫌がることをしているのなら大成功
日本のアフリカ支援批判 支持得られぬと中国紙
2013.6.2 19:03 [中国]
2日付の中国軍機関紙、解放軍報は論評を掲載し、安倍晋三首相がアフリカ開発会議(TICAD)で最大約3兆2千億円を拠出する支援策を表明したことについて、国連安全保障理事会常任理事国入りに向け支持を得るのが狙いとした上で、「金で常任理事国の席を得ることができると考えているのなら、とんでもない間違いだ」と批判した。
論評は「アフリカ諸国は日本に侵略されたことはないが、(西側諸国に)植民地化された歴史がある」と指摘、「正義感のあるアフリカ諸国が、歴史に対する深刻な反省が足りず、責任感のない国を簡単に支持することはないだろう」と強調した。
国営通信新華社は2日、安倍首相がアフリカ外交を活発化させたのは「日増しに増大する中国の国際的影響力に対抗するためだ」とする有識者の見方を伝えた。(共同)http://sankei.jp.msn.com/world/news/130602/chn13060219060007-n1.htm
首相、テロ・治安対策に1千億円 TICADで表明
2013.6.2 13:48 [国際会議・機関]
アフリカ開発会議で演説する安倍首相=2日午前、横浜市内のホテル(代表撮影)
安倍晋三首相は2日午前、横浜市で開催中の第5回アフリカ開発会議(TICAD)で演説し、サハラ砂漠南部の安定に向け、5年間で1千億円の開発支援を表明した。日本人10人が犠牲となったアルジェリア人質事件を踏まえた。砂漠南部地域でテロや治安対策部門の人材2千人を育成する方針も明らかにした。
茂木敏充経済産業相も演説、日本企業がアフリカで抱える約20万人の雇用を5年間で2倍に増やす目標を掲げるとともに、アフリカで5カ所ある日本貿易振興機構(ジェトロ)事務所を倍増させるとした。
人質事件の背景にはサハラ砂漠南部の「サヘル地域」が経済成長から取り残されていたことや、リビア内戦を受けた武器流入などがあったとされる。日本は若者の失業対策や女性の自立支援などで地域の開発を後押しし、アフリカの安定につなげたい考えだ。
アフリカ開発会議閉幕、首相「投資するのは今だ」
TBS系(JNN) 6月3日(月)14時5分配信
3日間にわたったアフリカ開発会議が閉幕し、共同記者会見に臨んだ安倍総理は「伸びるアフリカに投資するのは今だ」と述べ、アフリカに対する民間の投資を促進する姿勢を強調しました。
「私が今度教わったこと、それは成長はアフリカにあり、伸びるアフリカに投資すべきは今、ということです」(安倍首相)
安倍総理は共同会見で、日本企業によるアフリカへの投資が積極的に行われるべきとした上で、アフリカが平和を土台に経済成長していくため日本として手助けし、共に経済成長を果たしていくと述べました。
また、安倍総理は「日本は約束を守る国だ。言ったことは必ず実行する」と述べたうえで、なるべく早い時期にアフリカを訪問したいという意向を示しました。
さらに、アフリカへの進出で先行している中国について聞かれると、安倍総理は、「日本の投資はアフリカの成長を促すものだ」と日本の姿勢を強調しました。(03日13:21)