八尾市の田中誠太市長は知らなかったみたい。
大阪知事オスプレイ発言、地元市長「反対」
読売新聞 6月3日(月)13時23分配信
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機「MV22オスプレイ」の訓練の一部を、大阪府の松井一郎知事(日本維新の会幹事長)が府内で受け入れる意向を示したことに対し、同府八尾市の田中誠太市長は3日、「地元との調整や市民への事前説明がない中で、発言は誠に遺憾だ」とする見解を表明した。
同市には、受け入れ先の候補地として想定される八尾空港がある。田中市長は「本市では、近年も小型機やヘリの事故が発生しており、市民の不安感はぬぐえない。市街地にある八尾空港が選択されることは反対であり、受け入れられない」と強調。そのうえで、「府には、地元自治体と十分協議するよう求めたい」とした。
大阪でオスプレイ訓練 維新、菅長官に提案へ 6日会談
産経新聞 6月3日(月)7時55分配信
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事が6日に、菅義偉官房長官と都内で会談することが2日、分かった。沖縄の基地負担軽減を図るため、地元に配備されている米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの訓練の一部を大阪の八尾空港(同府八尾市)で受け入れることなどを提案するとみられる。
会談には橋下氏が代表を務める大阪維新の会と政策協定を結んだ沖縄の地域政党「そうぞう」の下地幹郎代表も同席する。
八尾空港は国土交通省が管理しており、滑走路は2本。陸上自衛隊中部方面航空隊や大阪府警、大阪市消防局のヘリコプターが配備されているが、定期便は就航していない。
橋下氏らは5月に沖縄県で、そうぞうと米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の同県名護市辺野古(へのこ)への移設推進を盛り込んだ政策協定を締結した。
この際に橋下氏が在沖縄米軍幹部に風俗業の活用をすすめたことを自ら明かし、慰安婦発言と併せて批判を浴びた。