本当のことを言っただけで、ここまで騒ぎにする
「慰安婦」発言受け、大阪市議会で橋下市長の問責決議案可決へ
フジテレビ系(FNN) 5月30日(木)11時59分配信
大阪市の橋下 徹市長による、いわゆる「従軍慰安婦」についての一連の発言を受け、30日の市議会で、市長への問責決議案が可決する見通しとなった。
また、日本維新の会の松井一郎幹事長は、可決の場合、出直し市長選になるとの考えを示した。
問責決議案は、自民・民主系・共産の3つの会派が共同で提出し、橋下市長の発言によって、市政を大きく混乱させたと指摘し、市長に猛省を求めるという内容。
また、これまで大阪都構想で維新の会と協力してきた、第2会派の公明も、「本来の市政の役割ができておらず、反省の態度もない」と、問責決議案に賛成する方針を固めたため、可決されることが確実となった。
問責決議案に法的拘束力はないが、大阪市長に対して、決議案が可決されるのは、戦後初めてとなる。
一方、日本維新の会の松井一郎幹事長は、問責決議案が可決された場合、出直し市長選挙になるという考えを示した。
松井幹事長は「問責というのは、政治の世界では『辞めろ』という。市民の皆さんはどう考えるのかを(選挙で)問うて、そこで潔く、駄目なら駄目と」と述べた。
松井幹事長は、「橋下市長も同じ考えだと思う」と話し、参議院議員選挙と同じ日になるという見通しを示した。
最終更新:5月30日(木)11時59分