沖縄県の沖縄本島と宮古島間の公海を中国海軍の駆逐艦など3隻事前通告無しに通過
中国海軍艦艇が沖縄通過 公海上で海自が確認
配信元:2013/05/27 18:25更新
防衛省統合幕僚監部は27日、中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦など計3隻の艦艇が同日午後1時ごろ、沖縄本島と宮古島の間の海域を東シナ海から太平洋へ向け通過したのを確認したと明らかにした。
海上自衛隊の護衛艦とP3C哨戒機が確認したといい、公海上で国際法の問題はない。
27日付の中国各紙は、中国海軍北海艦隊の艦艇3隻が西太平洋での軍事演習のため、25日に青島を出港したと報じており、防衛省は通過した3隻と同一とみている。
中国海軍艦艇が宮古沖通過 駆逐艦など3隻、今年初
配信元:2013/01/31 21:37更新
防衛省統合幕僚監部は31日、沖縄県の沖縄本島と宮古島間の公海を同日午前、中国海軍の駆逐艦など3隻が通過したと発表した。中国海軍艦艇の南西諸島通過は今年に入り初めて。中国側は今後、西太平洋などで定期的な演習を行うとしているが、尖閣諸島をめぐる日中対立を受け、軍事力を誇示する狙いもある。
統幕によると31日午前10時ごろ、海自の護衛艦「ありあけ」「やまぎり」と哨戒機P3Cが、宮古島の北東約110キロの公海を太平洋側へ南東に通過するのを確認した。3隻は山東省青島に司令部を置く北海艦隊の駆逐艦「青島」とフリゲート艦「塩城」「煙台」。防衛省幹部によると、中国側から事前通告はなかった。
中国海軍艦艇の南西諸島通過は昨年12月10日以来。昨年1年間では計7回、南西諸島や鹿児島県沖の大隅海峡を通過しており、活動を活発化させている。
演習出港の中国軍艦、宮古海峡を通過予定 日本へ示威行為
配信元:2013/01/30 23:15更新
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この記事に関連するフォト・情報記事本文 【北京=川越一】中国国営新華社通信によると、中国海軍の軍艦3隻が30日までに、西太平洋で軍事演習を行うため山東省青島を出港した。中国国防省は「通常の定期的な演習」としているが、艦隊は沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡を抜ける予定で、沖縄県・尖閣諸島をめぐり対立する日本への示威行為ともとれる。
演習に参加するのは、北海艦隊に所属するミサイル駆逐艦「青島」、最新型のミサイル護衛艦「煙台」と「塩城」の3隻。黄海や南シナ海、東シナ海のほか宮古水道、バシー海峡も演習海域に設定されている。実施する20種以上の演習には「海上権益」に関する訓練も含まれている。
中国海軍が昨年10月に同様の演習を行った際には、同海峡を通過後、日本の接続水域を通過。国際法上の問題はないが、日中防衛当局が事実上合意している海峡通過時の事前通告のルールを無視した。
艦隊幹部は「中国海軍の作戦能力を向上させる正常な訓練だ」と主張。しかし、軍関係者は演習海域を「中国が常態的にパトロールしている海域」としており、敏感な時期での演習実施は、日本や東南アジア諸国を刺激しかねない。