北朝鮮、短距離発射体 3日で計6発
北朝鮮がきょう2発目の短距離発射体 3日で計6発
聯合ニュース 5月20日(月)18時52分配信
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部の関係者は20日、北朝鮮が同日午前に続き午後4~5時に短距離発射体1発を発射したと明らかにした。同関係者は「北朝鮮による短距離発射体の追加発射の動きは完全に終了していないようだ」との判断を示した。
発射体は午前に発射したものと同じく、短距離ミサイル「KN02」系列のものとされる。18日以降、北朝鮮が発射した短距離発射体は計6発となった。
北朝鮮の対韓国窓口機関「祖国平和統一委員会」は同日、書記局報道を通じ、18~19日に行った短距離発射体の発射は「正常的な軍事訓練」と主張した。
中国漁船、帰還へ=北朝鮮が船員解放
時事通信 5月21日(火)10時11分配信
【北京時事】16人が乗った中国の漁船が黄海で北朝鮮の警備艇に拿捕(だほ)された事件で、漁船の船長は21日未明、北朝鮮側が船員全員を解放し、漁船が中国への帰航の途に就いたと明らかにした。中国メディアが伝えた。
在平壌の中国大使館も同日、共産党機関紙・人民日報のニュースサイト「人民網」に対して船員解放の事実を認めた。
拿捕されたのは5日夜で、北朝鮮側は解放の条件として60万元(約1000万円)を支払うよう要求していた。中国外務省は北朝鮮外務省に船員の釈放などを求め交渉を続けていた。
船長によると、北朝鮮側は拿捕以降、船員の自由を制限。漁船の燃料油の大部分が北朝鮮側によって盗み取られたという。