世界初の子宮移植トルコ人女性、胎児死亡で中絶
世界初の子宮移植トルコ人女性、胎児死亡で中絶
5月15日00時42分
提供:ロイター
[イスタンブール 14日 ロイター] 世界で初めて子宮の移植手術を受け、今年4月に妊娠が発表されたトルコ人女性デルヤ・セルトさん(22)が、人工中絶手術を受けた。胎児の心音が確認できず、死亡したとみられるためという。医師が14日明らかにした。
セルトさんは生まれつき子宮がなく、2011年8月に死亡したドナーから臓器提供を受け、世界初の子宮移植手術に成功。今年4月に妊娠が明らかにされていた。
トルコ南部アンタルヤのアクデニズ大学病院は、人工中絶手術の理由について、妊娠8週目の検査で胎児の心音が確認できなかったためと説明。セルトさんの健康状態は良好だとしている。
残念だったね。でも、まだチャンスはあるよ。きっと。