ニューヨーク・タイムズは、元々反日の記事ばかり書くからどんな感想を述べても貶められる | 日本のお姉さん

ニューヨーク・タイムズは、元々反日の記事ばかり書くからどんな感想を述べても貶められる

「東京は負け」の書き込み相次ぐ トルコのサイト
2013.5.1 07:27 [猪瀬直樹都知事]

記者団の取材に応じる猪瀬直樹都知事=30日午前11時10分、東京都新宿区の都庁(高橋裕子撮影)

東京都の猪瀬直樹知事が2020年夏季五輪招致をめぐりライバルのイスタンブール(トルコ)を批判した問題で、トルコのメディアは4月30日、知事が発言を撤回して謝罪したことを一斉に報じた。新聞社のウェブサイトなどのコメント欄には「これで東京は負けだ」などの書き込みが相次いだ。トルコ政府や五輪当局の反応は伝えられていない。

テレビ局NTVのサイトには「東京都知事がこれだけトルコ人をいじめたら、イスタンブールのチャンスは大きい」「これで東京は負けるだろう」と、失言によりイスタンブールが有利になると期待する声が多く寄せられた。

英字紙トゥデーズザマンでは「謝罪は本気なのか、それとも国際オリンピック委員会の規約にならったのか」と真意をいぶかるコメントも。一方「この人は正しいことを言っている」と知事の発言を支持する人もいた。


「最後の雑談だけクローズアップ、残念」「不適切発言についてはおわび」 知事とのやりとり
2013.4.30 17:00 (1/7ページ)

記者団の取材に応じる猪瀬直樹都知事=30日午前11時10分、東京都新宿区の都庁(高橋裕子撮影)
東京都の猪瀬直樹知事が米ニューヨーク・タイムズ紙の2020年五輪招致に関するインタビューでライバル都市のトルコ・イスタンブール批判ともとれる発言をしたとされる問題で、猪瀬知事が30日、都庁入庁時に記者団に答えたやり取りの詳細は次の通り。

--ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで「イスラム諸国は共有しているのはアラーだけで、互いにけんかばかりしている」「競技者にとって一番いい場所はどこか。インフラも整っていない、洗練された設備もないほかの国と比べてみてください」、また、トルコに対して「若者が多くても若いうちに死んだら意味がない。トルコも長生きしたいのなら、日本のような文化を作るべきだ」ということを発言されたと伝えられているが、事実関係は

「まず、えー、インタビューについて説明させていただきますが、えー、4月16日の夕方に45分くらいインタビューを受けまして、もちろんこれはもう東京のPRのためにインタビューを行いました。これは、えー、半径8キロ圏内にほとんどの競技施設があり、そして選手村が前の、4年前の計画だと、えー、30ヘクタールだったけれども、今回は40ヘクタールですよ、と。そして東京は、治安がよくて交通機関も正確に運営されている。こういう話を中心にお話ししました。また、例えば、公衆トイレはきれいであると。そしてミシュランの星の数も世界で、まあ、パリよりずっと多いよね、と。そういう時に、まあそのー、おのずからそれは他の都市、every other city、3つ…みたい
な形で、他の都市に比べれば、それは公衆トイレもきれいだしね。そのー、ミシュランの星の数も多いと。まあ、そういうことは一般論としてしゃべっているわけですね」

「そういう流れの中で、最後の方で、『トルコの国は若い人たちがどんどん増えているけれども、東京は2020年に高齢化率が30%近くになりますが』という質問がありましたので、そういう質問は、確かに他都市と比較した質問であるな、というふうに思いましたが、一応お答えしなければいけないと思いまして、まあ、しかし今、東京は若い人も高齢者もスポーツを通じて、生涯、スポーツを通じて、いろんなスポーツに親しむことによって、長生きになっていくということを一般論で説明しました。はい」
「そして、だいたいそれでほぼインタビューは終わってですね、終わりかけて、招致バッジをお配りしまして、それから、まあその、最後立ち上がるところで、しかしイスラム圏初ってそんな意味あるのかなあっていうふうな、ちょっと感想を僕は述べました。その感想の中に、そのー、それ仏教圏初めてとか、キリスト教圏初めてとか、そういうことって意味あるのかなと同じくらい、世界でもいろいろあるしと。そういう中で『イスラム圏でけんかしてるところもあるね』というふうなことで言いましたので、それはやっぱり不適切な発言であるというふうに思いまして、それは訂正したいと、こういうふうに思っています。そして基本的には、うーん、基本的にはですね、IOC(国際オリンピック委員会)の行動規範である『他都市を批判しない』と、そういうきちんとした行動規範にのっとって、これからきちんとやっていきたいと」

「まあある意味では、ニューヨーク・タイムズの質問で、どのあたりが、まあ触れてしまうのかというのが非常によく分かりましたので、これ以後、そういうことのないように、他の招致都市の活動に敬意を払いながら、これからもわが東京の招致活動を続けていきたいというふうに思っております」

--いずれの発言もインタビューで話したということでよいか

「ですからいまお話しした全体の文脈の中で、まあ、だいたい98%くらいは東京の話でありまして、まあそれで、ただイスタンブールは若い人が多いということを言われたので、そういう質問に答えなきゃいけないと思ってお答えしたということで、その発言の中で誤解して受け取られる部分があったと。そういう誤解して受け取られる部分があったとしたら、こちらの表現不足ですから、それはおわびしなければいけないし、今後の行動規範で遵守(じゅんしゅ)するための重要な原則として、ある意味ではどこが原則なのかなということが非常によく分かったので、今回はよい経験をさせていただきましたので、これからの招致活動は、まあ、他の都市の招致活動に敬意を払ってやっていきたいなというふうに思っています」

--昨日(29日)出したコメントで「真意が伝わっていない」としているが、どういう意味か

「いま説明したとおりです」
--ニューヨーク・タイムズの記事が発言の意図を捉えて書いていなかったということか

「したがって、真意が伝わっていないというのは、あのー、東京のPRをほとんど9割9分、9割8分、東京のPRをしていたわけで。しかし、まあ東京に公衆トイレがきれいで、ミシュランの星の数があると言うと、それは他の都市はそうでないということになってしまいますので、その…そういう、その、自分の所のPRをする場合に、かなり気をつかってPRをしなければいけないんだなということは、今回はよく分かりました。はい」

--ニューヨーク・タイムズは昨日の知事のコメントに対し「記事には完全な自信がある。会話も録音している」とのコメントを出したがそれについては

「先ほど言いましたが、最後にその、バッジを渡して、雑談をちょっとするという所で、不適切な発言があったということについては、これはおわびしておきたいと。それは、他の候補都市に対して、えー、マドリードについては特に何も言ってません。はい。ただ、イスタンブール、先ほどイスタンブールの質問がありました。若い人たち多くて、日本は高齢社会だということなので、一応それはそういうこととは必ずしも限らないでしょということは、質問がありましたのでお答えしなければいけなかったからお答えしたんで、まあ、そういう質問には、これからお答えしない方がいいかな、というふうに思ってます。はい。で、だから、したがって、これから、あー、これから長い招致レースのまだ早い時期ですので、IOCの行動規範というものをよく、そのー、ガイドラインというか、どこがいけないんだということをよく認識して、これからアピールしていかなければいけないなと。自分の所がすごいんだ、すごいんだと言うときに、少しでもほかの都市に触れないようにしながら、すごいぞ、すごいぞって言わなければいけないなということはよく分かりましたので、今回はだから、その、あの、これからどんどん招致活動していくわけですから、ここでよく分かってよかったと思っているんですね。はい。あのー、どの辺にその線が引っ張られるかということよく分かりましたから。はい」
--ニューヨーク・タイムズに訂正は求めないか

「ニューヨーク・タイムズに? ニューヨーク・タイムズは、あのー、先ほど言いましたように、全体の文脈では東京のアピールが98%ぐらいですので、ただイスタンブールはどうかと質問されてしまったので、質問にお返ししなければいけないというふうなことがあって、その質問にお返しするときに、あのー、不適切な表現が入ってしまったということですね。ですから、それはおわびしたいということですね。ですから、ニューヨーク・タイムズに対して特に何かするということではなくて、ニューヨーク・タイムズの今回の記事で、他都市を批判してはいけないということは前から分かっているんですが、どの範囲かということが、非常に今回はよく分かりましたので、気をつけていきたいなと。したがって、IOCの行動規範をより一層遵守していく、そういう気持ちになりました」

--今回は、知事の熱い思いがインタビューの中であり、最後のところでぽろっと出てしまった発言と

もう、バッジを配ってね、それで立ち上がるところの雑談で、何でそんなに初めてってのがあれなのかなあっていうふうにちょっと言ったときに、そういう言葉が入ってしまったので、これは不適切だったなということであります」

--IOCの行動規範の認識が甘かったという思いは今あるか

「いや、あのねえ、これはまあ、あのー、甘かったと言えば、甘かったということになりますが、やはり今回みたいなひとつの事例があって、この事例はいけないんだなというふうなことがはっきり分かりましたので、IOCの行動規範っていっても、先ほど言いましたように、自分の都市をPRするときに、先ほどのニューヨーク・タイムズの質問のように他の都市はこうなんだけどって質問されちゃう時があるわけですよね。そういう時にお答えするとき、まあ、かなり注意を要するんじゃないかなってことが分かりましたね」

--今回の発言でイスラム圏中心に反発が広がりそうだが、今後どう対処されるか

「いや、だから今、したがって、それはおわびしますと言っているわけですから。イスラム圏の方にも、これは誤解を招く表現であって申し訳なかったと、はっきり謝罪を今、してます」
--イスラムに触れた部分は、知事が「イスラム初って意味があるのかな」と、自主的に相手のことを批判する文脈で言った、と捉えられてしまうが

「いや、それは違う。だから、ブラジル、南米大陸初というのがあって、リオデジャネイロが南米大陸初というんで、今、あの、やることになっているわけですよね。で、今度はイスラム圏初っていう…『初』っていうのが結構アピールされてるから、『初』って何なんだろうねというふうなことを、まあ、ちょっと独り言のようにつぶやいたということですね。ですから、ですから、あのー、いま言ったような不適切な発言はこれは撤回しなければいけないと思っている」

--トルコに行かれたことがある博識な知事ということで、あえてうかがうが、中東諸国とくらべて政教分離が進んでいるトルコに…

「いや、まあ、それも知ってます。だからね、だからイスラム圏初っていう、その、今そういうアピールになって聞こえてきているから、何だろうなというふうなことをちょっと思ったということですよね」

--お互いけんかしてきた歴史が…という発言の部分についてはどうか

「イスラムの中の話でしょ。だから、それについては、もう不適切だから撤回しているということで、あのー、不適切だということです、だから。それで、インタビューの全体の中の最後にバッジを配って立ち上がるときにちょっとしゃべったようなことであって、それはだけど、それは不適切だから、不適切で撤回しますということで、先ほどから申し上げているように、行動規範にのっとって、どういうところが他都市の批判になってしまうかということを、それよく線引きを踏まえないといけないなということが今回非常に勉強になったので、今後、きちっとした招致活動、他都市の招致活動に敬意を払って、だから、ただ敬意を払うってんじゃなく、ちゃんと、うんと敬意を払わきゃいけないっていうふうによく分かりましたということですから、はい」

(事務方)「すいません、次の日程がございますので」http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130430/lcl13043017010001-n1.htm

ニューヨーク・タイムズにひっかけられたな、、、。