食べ物は体にいいけど、摂りすぎは毒になるかも? | 日本のお姉さん

食べ物は体にいいけど、摂りすぎは毒になるかも?

お茶やコーヒー・燻製風味の香料には、抗がん剤に似た作用を持つ化学物質が存在すると判明:アメリカ
下田 裕香
公開日時:2013年04月02日 15時30分更新日時:2013年04月02日 19時11分
Johns Hopkins Kimmelがんセンターの科学者たちは、紅茶と緑茶、コーヒーと燻製風味の香料にはp53と呼ばれるDNAの損傷を修復する遺伝子を非常に活性化させ、むしろ有害となりうることを、細胞培養実験で発見した。
p53を活性化する共通成分として、ピロガロールと没食子酸が判明している。前者はハムやソーセージなど燻製風味食品の他に染毛剤、紅茶、タバコの煙、コーヒーにも含まれ、後者は主に紅茶とコーヒーに見られる。一方でがん治療に使われるエトポシドという抗がん剤は、がん化した細胞内のDNAを攻撃して修復するが、前出の食品群にはp53を通常の30倍も活性化させる働きが確認され、それはがん細胞に働くエトポシドの効果に等しかった。DNAのダメージが大きいほど、p53の活動は激しくなる。研究は同大の腫瘍学および病理学のスコット・カーン教授がまとめ、詳細は科学ジャーナル「食品と化学毒性」に発表された。

ただし食べ物の中に有害なものがあったとしても、過剰に反応することはない、というのがカーン教授の考え。身体には自ら調整して修正を行う働きがあるので、DNAを大きく損なったり、構造的な障害を残すのでない限り、これらががんのような疾病に直結するとは見ないだろうと述べた。


[ c a f f e n o t e s ]

カフノーツはコーヒーにまつわる短いお話をあれこれご紹介します。
コーヒーでも飲みながらのんびりお読みください。



#04 コーヒーと紅茶の人体実験

コーヒーと紅茶、あなたはどちらが好き? いぬ派ねこ派というように、このふたつ、わりとはっきりと二分されがちな気がします。
朝、コーヒーか紅茶が飲めないと、なんとなく落ち着かない気分になります。どうしてこのふたつの飲み物がこんなにも欠かせないものになったのでしょう? 昔の人々が紅茶やコーヒーは体に毒だと信じて疑わなかったのも、この麻薬のような常習性を恐れたせいかもしれません。そして有名な紅茶とコーヒーどちらが毒なのか人体実験をしたという、うそかほんとうかわからないお話が生まれました。少しずつ細部は異なるけれども、数々の文献に登場する有名なお話のようです。
バルザックが『風俗研究』で紹介したのは、イギリスで死刑囚三人に、チョコレート、コーヒー、紅茶のいずれかひとつだけを与えてどれくらい生きられるかを試したという実験です。チョコレートだけで生きた死刑囚は八ヶ月後に死に、コーヒーで生きた男は二年間、紅茶で生きた男は三年後に死んだのだとか。やはり、紅茶の国イギリスを舞台にした実験だけに、紅茶が一番という結果になったようです。バルザックいわく、さてはインドの紅茶会社が商売のためにこんな実験をさせたのか? さもありなんですね。
トゥーサン=サマの『世界食物百科』やその他の書物には、この実験はどこか北欧の国でコーヒーと紅茶のみで行われたとあります。これもやはり死刑囚を使って、それぞれに紅茶だけ、コーヒーだけを与え続けます。ところがこの実験では、囚人たちはどちらも長生きし、実験をしようとした王や医師の方が先に死んでしまうほど。結局紅茶を飲み続けた男の方が七十九か七十三あたりで死に、もう片方はさらに長生きして九十まで生きたというのがこちらの実験結果。どちらかの優位性を都合よく説明するためのちょっとしたエピソードだから、結果はいろいろ。さらにこのお話には、実験の正当性を証明するために双子の死刑囚に実験させたとか、囚人はこの飲み物を気に入ってもっと飲ませてくれといいだしたとかという飾り話まで出てきて、よくわからない実験話をよりおかしくしています。
コーヒーか紅茶が欠かせず飲めるのはいいけれど、実験として強要されて飲みたくはないもの。かわいそうな実験をされた囚人たちには悪いけれど、私たちはコーヒーも紅茶もどちらでも好きなだけ飲める自由さを満喫しながらいただきましょうか。(2003.7.6カフコンス公演プログラム掲載。)

【参考文献】バルザック『風俗研究』(藤原書店)マグロンヌ・トゥーサン=サマ『世界食物百科』(原書房)日本コーヒー文化学会編『コーヒー事典』(柴田書店)

西 川 公 子
Hiroko Nishikawa

ウェブやフリペの企画・編集・ライティング。プレイステーションゲーム『L.S.D.』(アスミックエース)の原案、『東京惑星プラネトキオ』『リズムンフェイス』(アスミックエース)のシナリオなど。著作に10年分の夢日記をまとめた『Lovely
SweetDream』(メディアファクトリー)。http://www.ne.jp/asahi/ginga/panda/column/caffe/caffe04.html

■コーヒー、紅茶は体に悪いかという人体実験

スウェーデンにコーヒーが入ったのは、他のヨーロッパ諸国より少し遅れて18世紀初頭であったが、その後の普及は大変速かった。
しかし18世紀半ばから19世紀にわたり、何度も禁止されたり、自由になったりを繰り返した。
そしてついに、コーヒー派と紅茶派の争いを生むほどになった。
国王グスタフ三世は、コーヒー、紅茶の害について面白い方法で結論を出そうとした。






絞首刑に決まった双子の殺人犯のうち、一人には紅茶を、もう一人にはコーヒーを飲ませ、どちらかが先にあの世に行くかを見極めようというのだ。
それぞれの反対派から選ばれた医師が、この囚人の体にどんな毒作用が現れるか見るために付き添うことになった。

何年か経ったが、2人の囚人に何ら変化は見られない。
それどころか、おいしい飲み物を催促するほどだった。

そのうち、一人の医師が死に、間もなくもう一人もこの世を去ってしまい、
1792年は当のグスタフ自身が暗殺されてしまったが、その後も囚人たちはコーヒー、紅茶をそれぞれ飲み続け
ながら長生きしたのだ。

結局、紅茶を飲まされていたほうが一足先にあの世へ行ったのだが、その時はもう、73歳という高齢であったという。。
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【コーヒー好きに朗報】毎日3杯以上飲むと長生きできるらしい
吉住 沙羅
公開日時:2012年05月18日 15時27分更新日時:2012年05月18日 16時35分
興奮剤の一種であるカフェインが含まれていることから、不健康な飲み物というレッテルを貼られがちなコーヒー。ところがなんと、コーヒーは長寿に効果があるとの研究結果が発表された。
米National Institutes of Healthの調査によると、コーヒー愛飲家は、例え飲んでいるのがデカフェだったとしても、まったくコーヒーを飲まない人より長生きしていることが判明したそう。これは、コーヒーに多く含まれる抗酸化物質や生物活性物質のおかげだという。同調査では、1日に3杯以上のコーヒーを飲む人は、そうでない人と比べて10%も死亡率が低いことが判明。また女性の場合、1日に6杯以上飲むと、さらに死亡率が5%下がるという。なお、コーヒー好きには愛煙家やお酒好きも多いが、実は心臓病や呼吸器系の病気、脳卒中で死ぬ確率は低いのだそうだ。

タバコを吸っていてお酒を飲んでいても、コーヒーさえ飲んでいれば長生きできるというのは若干怪しいが、長生きしたいのならば、とりあえず1日3杯コーヒーを飲んでみてはどうだろう。
出典元:Coffee: Drink More, Live Longer? - TIME(5/17)

他↓

コーヒー飲用者は非飲用者よりも死亡リスクが低いとの研究結果





米国立がん研究所などの研究によれば、コーヒーを飲む高齢者は飲まない高齢者に比べて死亡リスクが低下するとのこと。研究結果は5月17日付の医学誌 The New EnglandJournal of Medicineに掲載され
た(The New England Journal of Medicineの論文プレビュー、米国立衛生研究所のニュースリリース、本家/.)。

調査は1995年~1996年のNIH-AARP Diet and Health Studyのアンケート結果に基づいて実施された。対象者は50歳から71歳の米国人男女約40万人。2008年12月31日まで追跡調査を行ったところ、コーヒーを1日3杯以上飲むと答えた人は飲まない人と比べて死亡リスクが約10%低かったという。死亡リスクの差は心疾患、呼吸器疾患、脳卒中、怪我、事故、糖尿病、感染症にみられた。女性の場合、がんによる死亡リスクとコーヒー飲用との関連はほとんどみられなかったが、男性では特に多くコーヒーを飲むと答えた人については死亡リスクがわずかに上昇する結果になったとのこと。

コーヒーには健康に影響する可能性のある成分が1,000種類以上含まれており、どの成分が死亡リスクを低下させるのかは明らかになっていない。最も研究の進んでいるのはカフェインだが、今回の研究ではカフェインの有無による違いはなかったという。

◆コーヒー有害説

「くよくよせずに、たくさんコーヒーを飲んで、うまい葉巻きを吸うことさ」。 コロンビアで1956年に発行された「ペレイラ爺さんの切手」にそう書かれています。 長生きの秘訣なのだそうです。 無類のコー
ヒー好き、葉巻き好きだったペレイラ翁は、毎日毎日コーヒーをガブガブ、葉巻きをスパスパ。 にもかかわらずなんと167歳まで長生きし、切手にまでなってしまったので
す。

「コーヒーは健康に悪い」。そうお考えの方は多いはず。 実際にはまったくそんなことはないのですが、現在でも「コーヒー有害説」は根強くあり、 「好きだけど、健康に悪いから」と控えている
人も少なくありません。

ヨーロッパでも「コーヒー有害説」は古くからあり、いろいろと議論がなされてきたようです。 18世紀のスウェーデンの国王、グスタフ3世はふたりの死刑囚にそれぞれ紅茶
とコーヒーだけを飲ませ、 ふたりにどのような変調が現われるか実験したとか。

今日でもスウェーデンは、「国民ひとり当たりが飲むコーヒーの量」世界第2位。 日本の約5倍、1年間にひとり当たり1193杯ものコーヒーを飲むというお国柄ですから、当時も相当な議論があったのでしょう。

グスタフ3世という王様は名君だったことで知られています。 しかし彼も、結局この議論に終止符を打つことはできませんでした。 意外にもふたりの囚人はともに長寿をまっとうし、国王の
方が結果を見る前に暗殺されてしまったのです。

科学、医学がめざましい進歩を遂げた現在、「コーヒー有害説」のほとんどは否定され、
むしろコーヒーには身体によい成分が多く含まれることがわかっています。 ま
だまだコーヒーの効用については未解明の部分が少なくありませんが、 「コーヒー有害説」が事実無根であることは確かなようです。

そんなわけで、みなさん、どうぞ安心してコーヒーをお飲みになってください。
もっとも、いくらコーヒーをたくさん飲んだからといって、167歳まで長生きできるかどうかはわかりませんけどね。

l珈琲の効用.2012/11/14(水) 午後 7:10foods&drink

ドイツ の研究チームがおこなった調査によれば、コーヒーには 人を幸せにさせる効果があるという。66人の被験者にコンピューターに映し出される文字並びを見せ その文字が単語として成り立つかどうかを一瞬
のうちに判断してもらうと カフェイン摂取グループは そうでないグループと比べ
「カフェインが脳内のポジティブシンキングと繋がる箇所に刺激」を与え 肯定的な意味合いの単語を正しく判断する能力が上回っていることが判明したそうな。。。同研究をおこなった心理学者によると「人がハッピーになるのに必要なカフェインの量はコーヒー2~3杯程度」だとかであるそうな。 健康効果はともかくも マイナス思考で 暗い毎日を送るより
は ポジティブな言葉が耳に届き 明るく生きられるならばコーヒーは飲み続けた方がよいのかもしれない。また 米National Institutes of Healthの調査によると コーヒーは長寿に
効果があるとの研究結果も発表されていた。。。。例え飲んでいるのがデカフェだったとしても まったくコーヒーを飲まない人より長生きしているそうな。 これはコーヒー
に多く含まれる抗酸化物質や生物活性物質のおかげだという。同調査では 3杯以上/日のコーヒーを飲む人は そうでない人と比べて10%も死亡率が低いことや 女性の場合 6杯以
上/日 飲むと さらに死亡率が5%下がるという結果がでたそうな。。。 なおコーヒー好きには愛煙家やお酒好きも多いが 実は心臓病や呼吸器系の病気脳卒中で死ぬ確率は低いのだそう
だ。 試しに 長生きしたいのならば 前向きに とりあえず1日3杯ほどコーヒーを飲んでみますか?因に 私は1日に6杯は飲んでいます。。。あっは

補足・加筆加筆****

多くの 健康効果が医学的にも認められている珈琲は 仕事モードへのスイッチ切り替えにとても良い。 社団法人・全日本コーヒー協会によると「二日酔いによる頭痛を和らげるな ら コーヒーを1杯 飲むこと」という。

-新東京病院の顧問である清瀬闊医師の報告-頭が重く仕事のパフォーマンスに差し障る「アセトアルデヒドが主な原因である二日酔いの頭痛は これを体外に排出し 脳の血液循環 をよくすれば 頭痛は解消される

。これに有効なのがコーヒーに含まれるカフェインであり 飲酒に因るダメージを受た肝機能をも助けてくれるという研究結果も報告され ている。

九州大学大学院医学研究院予防医学分野の古野純典教授らの研究によると「コーヒーを毎日3~4杯飲む人と ほとんど飲まない人を比較したところ コーヒーを飲む人のほうが γ-GTPが平均で10以上も低い」ことが分かったといい またコーヒーの高いリラックス効果は実証されている。そうです。。。。http://blogs.yahoo.co.jp/keikoko7171/13618748.html

コーヒーかショーガ紅茶か?

コーヒーは昔は薬。紅茶は陽性飲料
コーヒーも2説ありますが、古くは人類の薬として使われていたのがコーヒーです。コーヒーは体を冷やす。紅茶は温める。しかもショーガを入れた、ショーガ紅茶はとてもよい飲み物です。コーヒーのカフェインは交感神経を刺激し、血液循環をよくし、疲労を癒し、頭脳の働きを活発にしたり、消化液の分泌を促します。制がん効果、血液サラサラ効果説は必ずしも決定的ではない情報と言えます。
が、大量に摂らなければ気分転換や仕事をする時などに有効なコーヒー。ショウガ紅茶はおすすめの飲み物。ポットに作り、一日中、のどが渇いたり、一息つく時にどうぞ。
体が温まります。

針灸院の先生は、一日中パソコンで仕事をして上半身に緊張が続いている人は、お茶とコーヒーとしょうがは控えめにして、興奮しないようにしてくださいと言っている。動物性の油を控えめにして肉も控えめにして野菜を多めにとって、景色のいいところで何も荷物を持たずに散歩をしろと言っている。