タイでチュウゴク人観光客らに非難殺到!
タイでチュウゴク人観光客らがマナー違反とルール無視で非難殺到!
中国人観光客の様々なマナー違反に非難殺到!現地華人も苦しい立場に―タイ
2013年03月02日
【新華国際】 香港メディアの2月28日付の報道によると、タイを舞台にした低予算の中国コメディー映画が大ヒットしたことで、多くの中国人観光客がタイ第二の都市、チェンマイを訪れている。しかしタイ北部に位置するこの歴史的な都市では至るところで不満の声が聞こえる。
中国の春節(旧正月)連休期間に中国人観光客の数が過去最多となり、一部の現地の人は「文化的衝突」を感じたと言う。また、観光客たちの行為にうんざりしたという声も聞こえる。
タイの英文紙ザ・ネーションが掲載した読者からの手紙には、「中国人観光客は自動車でよくスピード違反を犯し、一方通行の道路で逆行する。ホテルでは1室のツインルームに4~5人が泊まったりするので、一部のレストランやホテルの経営者は中国人観光客の受け入れを断っている。ホテル業の関係者はまた中国人観光客がごみを投げ捨てたり、衣類をベランダの手すりにかけたりすることを非難している」と書かれていた。
ソーシャル・ネットワーク・サイトと掲示板には「トイレを流さない」「運転、自転車に乗るときなどに交通ルールを無視する」「大声で話す」「所構わず痰を吐く」「割り込みをする」「公共のプールの中で子供に小便をさせる」「英語が下手」といった指摘がたくさん書き込まれていた。
チェンマイ在住のある華僑は、同胞の行為に驚き、苦しい立場に置かれたという。ネット上には「以前は誇りを持って中国人だと言っていたが、もう言えなくなった」「恥さらしはもうやめて」との書き込みがみられる。
タイを訪れる中国人観光客はさらに増加するだろう。タイ観光局は2014年までにタイを訪れる中国人観光客が150万人を超えると予測している。
(翻訳 崔蓮花/編集翻訳 恩田有紀)