「ソフトバンクがつながりやすくなった」は本当か?
ソフトバンクのまわしものが書いているのでなければいいけど。↓
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「ソフトバンクがつながりやすくなった」は本当か?
@DIME 3月31日(日)15時50分配信
各社の高速通信サービスの受信速度を全国42か所を巡り調査を実施した。
昨年秋からドコモに加えて、au、ソフトバンクでも、サービスが開始されたLTE。この春以降はさらに多くのユーザーが、高速通信を利用するようになるだろう。しかも、最近、ソフトバンクがCMでスマホがつながりやすくなったというキャンペーンを展開している。では、今、どこまで高速通信サービスは、速度やエリア、つながりやすさが改善されているのか、DIME編集部は各社のサービスを全国42か所を巡り調査を実施した。その結果をレポートしたい。
■改めて知りたいLTEの現状と今後
LTE(Long Term Evolution)は、従来の3Gモバイルデータ通信技術を応用し、高速化した規格のこと。3Gと同じ周波数帯を使えてかつ電波の利用効率が高いため、各キャリアとも混雑しているスマートフォンのデータ通信を、一斉にLTEへ切り替えようとしている。3Gのデータ通信速度が14Mbps程度(※)だったのに対して、LTEでは理論上、300Mbps以上の超高速通信も可能。現在提供されているものでは、「docomoLTE Xi」が下り最大
100Mbpsと最も速い。ただし最大速度対応エリアは、LTEサービス全体の一部。実際にはまだ多くのエリアが、下り最大37.5Mbpsまでの対応だが、使える場所は確実に広がっている。いずれも当初の計画を前倒しして急ピッチでエリアを拡大中。さらに、多くの地域でLTE を利用できるようになるはずだ。エリアが広がる一方で、最近よく耳にするの
が、エリア内なのに速度が出ないという現象だ。3GとLTE は同じ周波数帯を使用するため、3GからLTE への移行がスムーズに進まなければ、回線はより混雑してしまう。今はまさ
に、その過渡期にあるということだ。そこでダイムでは、全国速度調査を実施。各社のLTEの今の実力をチェックした。
(※)ドコモFOMAハイスピードの場合。
■全国42か所で3キャリアの主力スマートフォンによるLTEサービスの速度調査を実施
・5大都市42か所のデータを総まとめ
現在、スマートフォンで利用できる高速通信サービスには、LTE のほかにも、ソフトバンクが『iPhone』以外のスマートフォン向けに提供している「SoftBank4G」や、auの一部機種に搭載されているWiMAXがある。またauでは、『iPhone』とほかのスマートフォンでLTEの利用可能な周波数帯が異なる。つまりエリアや速度も異なる可能性があるが、今回はあえてそれらを外して、3キャリアで最も多くのユーザーが利用するサービスに対象を絞り、調査を行なった。使用した端末はドコモが『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』、auとソフトバンクが『iPhone
5』。対象は東京、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市からピックアップしたスポットだ。
★調査方法
「SPEEDTEST.NET」アプリの接続サーバーを東京に設定し、各地で5回ずつ調査を実施。極端な高低差を取り除くため、最も高い数値と最も低い数値を外した3回の平均値を記載し、各場所の最高速度を赤字で示した。カッコ内は昨年夏に同スポットで調査した、3Gの平均速度だ。
調査期間は1月下旬~2月上旬にかけてだが、実は昨年の7月上旬にも、今回とほぼ同じ場所で3G回線の速度調査を行なっている。その時にはドコモが『ELUGAV P-06D』、auとソフトバンクが『iPhone 4S』
を使用。今回の調査場所は、その時に行き当たりばったりで選んだスポットをトレースしつつ、いくつか新たなスポットを追加したものだ。今回の調査結果の下にカッコで記載しているのが、同じ場所で昨年調査した3Gの通信速度。なお、今回の調査ではLTEの通信速度を調べることが目的のため、LTEエリア外の場合、3Gがつながっても、3Gでの調査は行なっていない。
■ドコモ苦戦、『iPhone』対決は互角
つい先日、契約数が1000万件を突破したと発表されたばかりの「docomo LTE
Xi」。利用者数の急拡大にサービスが追いつかないのか、今回の調査では残念ながら、他キャリアに比べて極端に速度が劣る場所が、いくつか見られた。多くの人で混雑する土曜日の夕方に調査した、東京駅丸の内北口は特に、その傾向が顕著な例。昨年夏に実施した3Gの調査よりも、さらに遅いという結果になっている。 一方で、速度の出る場所ではとことん速く、北海道・新千歳空港では39.02Mbpsという、今回の調査で最も高い数値もたたき出している。なお冒頭にdocomo XiのLTEの通信速度を最大100Mbpsと紹介したが、多くのエリアがその半分の最大37.5Mbpsまでしか対応していないのが現状。新千歳空港ビルはその中にあって、最大75Mbps対応エリアとなっていて、ドコモだけでなく各社とも、高い数値を記録している。
@DIME 3月31日(日)15時50分配信
各社の高速通信サービスの受信速度を全国42か所を巡り調査を実施した。
昨年秋からドコモに加えて、au、ソフトバンクでも、サービスが開始されたLTE。この春以降はさらに多くのユーザーが、高速通信を利用するようになるだろう。しかも、最近、ソフトバンクがCMでスマホがつながりやすくなったというキャンペーンを展開している。では、今、どこまで高速通信サービスは、速度やエリア、つながりやすさが改善されているのか、DIME編集部は各社のサービスを全国42か所を巡り調査を実施した。その結果をレポートしたい。
■改めて知りたいLTEの現状と今後
LTE(Long Term Evolution)は、従来の3Gモバイルデータ通信技術を応用し、高速化した規格のこと。3Gと同じ周波数帯を使えてかつ電波の利用効率が高いため、各キャリアとも混雑しているスマートフォンのデータ通信を、一斉にLTEへ切り替えようとしている。3Gのデータ通信速度が14Mbps程度(※)だったのに対して、LTEでは理論上、300Mbps以上の超高速通信も可能。現在提供されているものでは、「docomoLTE Xi」が下り最大
100Mbpsと最も速い。ただし最大速度対応エリアは、LTEサービス全体の一部。実際にはまだ多くのエリアが、下り最大37.5Mbpsまでの対応だが、使える場所は確実に広がっている。いずれも当初の計画を前倒しして急ピッチでエリアを拡大中。さらに、多くの地域でLTE を利用できるようになるはずだ。エリアが広がる一方で、最近よく耳にするの
が、エリア内なのに速度が出ないという現象だ。3GとLTE は同じ周波数帯を使用するため、3GからLTE への移行がスムーズに進まなければ、回線はより混雑してしまう。今はまさ
に、その過渡期にあるということだ。そこでダイムでは、全国速度調査を実施。各社のLTEの今の実力をチェックした。
(※)ドコモFOMAハイスピードの場合。
■全国42か所で3キャリアの主力スマートフォンによるLTEサービスの速度調査を実施
・5大都市42か所のデータを総まとめ
現在、スマートフォンで利用できる高速通信サービスには、LTE のほかにも、ソフトバンクが『iPhone』以外のスマートフォン向けに提供している「SoftBank4G」や、auの一部機種に搭載されているWiMAXがある。またauでは、『iPhone』とほかのスマートフォンでLTEの利用可能な周波数帯が異なる。つまりエリアや速度も異なる可能性があるが、今回はあえてそれらを外して、3キャリアで最も多くのユーザーが利用するサービスに対象を絞り、調査を行なった。使用した端末はドコモが『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』、auとソフトバンクが『iPhone
5』。対象は東京、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市からピックアップしたスポットだ。
★調査方法
「SPEEDTEST.NET」アプリの接続サーバーを東京に設定し、各地で5回ずつ調査を実施。極端な高低差を取り除くため、最も高い数値と最も低い数値を外した3回の平均値を記載し、各場所の最高速度を赤字で示した。カッコ内は昨年夏に同スポットで調査した、3Gの平均速度だ。
調査期間は1月下旬~2月上旬にかけてだが、実は昨年の7月上旬にも、今回とほぼ同じ場所で3G回線の速度調査を行なっている。その時にはドコモが『ELUGAV P-06D』、auとソフトバンクが『iPhone 4S』
を使用。今回の調査場所は、その時に行き当たりばったりで選んだスポットをトレースしつつ、いくつか新たなスポットを追加したものだ。今回の調査結果の下にカッコで記載しているのが、同じ場所で昨年調査した3Gの通信速度。なお、今回の調査ではLTEの通信速度を調べることが目的のため、LTEエリア外の場合、3Gがつながっても、3Gでの調査は行なっていない。
■ドコモ苦戦、『iPhone』対決は互角
つい先日、契約数が1000万件を突破したと発表されたばかりの「docomo LTE
Xi」。利用者数の急拡大にサービスが追いつかないのか、今回の調査では残念ながら、他キャリアに比べて極端に速度が劣る場所が、いくつか見られた。多くの人で混雑する土曜日の夕方に調査した、東京駅丸の内北口は特に、その傾向が顕著な例。昨年夏に実施した3Gの調査よりも、さらに遅いという結果になっている。 一方で、速度の出る場所ではとことん速く、北海道・新千歳空港では39.02Mbpsという、今回の調査で最も高い数値もたたき出している。なお冒頭にdocomo XiのLTEの通信速度を最大100Mbpsと紹介したが、多くのエリアがその半分の最大37.5Mbpsまでしか対応していないのが現状。新千歳空港ビルはその中にあって、最大75Mbps対応エリアとなっていて、ドコモだけでなく各社とも、高い数値を記録している。
■都心部と郊外で大きな差はない印象 auとソフトバンクの『iPhone 5』を使った調査は、両者がほぼ互角という結果になった。どちらが速いかの勝負では、全国42か所中、auが19か所、ソフトバンクが23か所で勝利(1か所は両者ともにLTEエリア外)。北海道ではau、福岡ではソフトバンクが速く、全体に拮抗しているものの都心部ではどちらかというとauが、逆に郊外ではソフトバンクが速い印象を受けた。有馬温泉駅や福岡のゴルフ場など、ソフトバンクだけLTEがつながる場所もあったほど。auは都心の地下街や地下鉄駅でつながる一方で、時間帯や場所によっては、空港などのターミナルでつながりにくいケースがあった。
■つながるエリアは日々拡大している 今回は都心だけでなく、郊外や地下、住宅街なども広く対象にして調査を行なった。その過程で実感したのは、LTEのエリアが着実に広がっているということだ。3キャリアのうち、LTEエリア外となった場所が少なかったのは、ソフトバンクとドコモ。逆に最も多かったのはauで、8か所でエリア外となってしまった。 ドコモはエリアの広さで強みを見せる一方で、混み合う場所、時間帯には通信が不安定になり、極端に速度が落ちるとケースも。下り速度が3Mbpsを下回ってしまった場所も多く、42か所中9か所もあった。auでは3Mbps以下は3か所だったが、うちひとつは1Mbpsも下回る結果に。3キャリアのうち、最も安定した通信ができたのは、意外にもソフトバンク。プラチナバンドが導入され、3Gの利用者がそちらに移行しているおかげか、通信速度が3Mbpsを下回った場所は1か所しかなかった。通信速度は時間などによっても変わるので、今回の調査もあくまで一例でしかないが、LTEの現状を知る参考になれば幸いだ。
■ソフトバンクの電波が大幅改善。プラチナバンドでつながるはどうやら本当だった 先日の決算説明会で、ソフトバンクの孫正義社長は、同社の電波がプラチナバンドの導入によって大幅に改善され、つながりやすさを示す音声接続率で、ドコモやauを超えたと説明した。「一時的に、かもしれませんが……」と、社長自身もやや謙遜気味だったように、多くの人が信じられない結果だろう。しかし実際に今回の速度調査期間中、同社の電波が大幅に改善されていることを、多くの場所で体感することができた。 プラチナバンド導入前だった昨年の調査では、屋外ではつながるが、店舗などの中に入るとアンテナが減り、やがて圏外になるという場所がいくつもあった。通話は何とかできるものの、不安定すぎて通信テストができず、調査スポットの候補から外した場所もあるほどだ。今回もほぼ同じルートを回ったが、屋内で十分に電波が届いていて、LTEがエリア外になることはあっても、3Gが圏外になる場所はひとつもなかった。通信も安定していて、通話、データ通信とも、以前とは別モノと言っていいほどの快適さ。この間わずか半年と考えると、まさに驚異的なスピードでプラチナバンドが導入されていることがわかる。孫社長の言うように他社を超えたかどうかまではわからないが、ソフトバンクの電波が、劇的に改善されているのは間違いない。
ソフトバンクが総務省の認可を受けて、昨年の7月25日よりサービスを開始した「プラチナバンド」。サービス名称にもなっている「プラチナバンド」とは、携帯電話に最も適していると言われる700~900MHz帯の周波数帯のこと。電波には周波数が大きくなるほど直進性が増すという特徴があり、これまで2GHz帯をメインにサービスを展開してきたソフトバンクの電波には、ビルなどの障害物に弱く、回り込んで届きにくいという大きな弱点があった。900MHz帯=プラチナバンドの導入でこうした弱点が改善され、「つながるソフトバンク」となることが期待されている。なお、ソフトバンクのプラチナバンドは新旧の『iPhone 4』『iPhone 4S』『iPhone5』、初代を除く『iPad』シリーズのほか、昨年夏以降発売のスマートフォン、ケータイで利用できる。
3キャリア主力機種で徹底調査!本当にサクサクつながる通信サービスは?(2013.04.04)
昨年秋からドコモに加えて、au、ソフトバンクでも、サービスが開始されたLTE。この春以降はさらに多くのユーザーが、高速通信を利用するようになるだろう。そこで各社のサービスを全国42か所を巡って調査。速度やエリアに加えて、つながりやすさもチェックした。
●改めて知りたい!LTEの現状と今後
LTE ( L o n g T e r mEvolution)は、従来の3Gモバイルデータ通信技術を応用し、高速化した規格のこと。3Gと同じ周波数帯を使えてかつ電波の利用効率が高いため、各キャリアとも混雑しているスマートフォンのデータ通信を、一斉にLTEへ切り替えようとしている。
3Gのデータ通信速度が14Mbps程度(※)だったのに対して、LTEでは理論上、300Mbps以上の超高速通信も可能。現在提供されているものでは、「docomoLTE Xi」が下り最大100Mbpsと最も速い。ただし最大速度
対応エリアは、LTEサービス全体の一部。実際にはまだ多くのエリアが、下り最大37.5Mbpsまでの対応だが、使える場所は確実に広がっている。いずれも当初の計画を前倒しして急ピッチでエリアを拡大中。さらに、多くの地域でLTE を利用できる
ようになるはずだ。
エリアが広がる一方で、最近よく耳にするのが、エリア内なのに速度が出ないという現象だ。3GとLTE は同じ周波数帯を使用するため、3GからLTE への移行がスムーズに進まなけ
れば、回線はより混雑してしまう。今はまさに、その過渡期にあるということだ。そこでダイムでは、全国速度調査を実施。各社のLTE の〝今?の実力をチェックした。
(※)ドコモFOMAハイスピードの場合。
3キャリア主力機種で徹底調査!本当にサクサクつながる通信サービスは?(2013.04.04)
■全国42か所で3キャリアの主力スマートフォンによるLTEサービスの速度調査を実施
●5大都市42か所のデータを総まとめ
現在、スマートフォンで利用できる高速通信サービスには、LTE のほかにも、ソフトバンクが『iPhone』以外のスマートフォン向けに提供している「SoftBank4G」や、auの一部機種に搭載されているWiMAXがある。またauでは、『iPhone』とほかのスマートフォンでLTEの利用可能な周波数帯が異なる。つまりエリアや速度も異なる可能性があるが、今回はあえてそれらを外して、3キャリアで最も多くのユーザーが利用するサービスに対象を絞り、調査を行なった。
使用した端末はドコモが『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』、auとソフトバンクが『iPhone
5』。対象は東京、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市からピックアップしたスポットだ。
●改めて知りたい!LTEの現状と今後
LTE ( L o n g T e r mEvolution)は、従来の3Gモバイルデータ通信技術を応用し、高速化した規格のこと。3Gと同じ周波数帯を使えてかつ電波の利用効率が高いため、各キャリアとも混雑しているスマートフォンのデータ通信を、一斉にLTEへ切り替えようとしている。
3Gのデータ通信速度が14Mbps程度(※)だったのに対して、LTEでは理論上、300Mbps以上の超高速通信も可能。現在提供されているものでは、「docomoLTE Xi」が下り最大100Mbpsと最も速い。ただし最大速度
対応エリアは、LTEサービス全体の一部。実際にはまだ多くのエリアが、下り最大37.5Mbpsまでの対応だが、使える場所は確実に広がっている。いずれも当初の計画を前倒しして急ピッチでエリアを拡大中。さらに、多くの地域でLTE を利用できる
ようになるはずだ。
エリアが広がる一方で、最近よく耳にするのが、エリア内なのに速度が出ないという現象だ。3GとLTE は同じ周波数帯を使用するため、3GからLTE への移行がスムーズに進まなけ
れば、回線はより混雑してしまう。今はまさに、その過渡期にあるということだ。そこでダイムでは、全国速度調査を実施。各社のLTE の〝今?の実力をチェックした。
(※)ドコモFOMAハイスピードの場合。
3キャリア主力機種で徹底調査!本当にサクサクつながる通信サービスは?(2013.04.04)
■全国42か所で3キャリアの主力スマートフォンによるLTEサービスの速度調査を実施
●5大都市42か所のデータを総まとめ
現在、スマートフォンで利用できる高速通信サービスには、LTE のほかにも、ソフトバンクが『iPhone』以外のスマートフォン向けに提供している「SoftBank4G」や、auの一部機種に搭載されているWiMAXがある。またauでは、『iPhone』とほかのスマートフォンでLTEの利用可能な周波数帯が異なる。つまりエリアや速度も異なる可能性があるが、今回はあえてそれらを外して、3キャリアで最も多くのユーザーが利用するサービスに対象を絞り、調査を行なった。
使用した端末はドコモが『AQUOS PHONE ZETA SH-02E』、auとソフトバンクが『iPhone
5』。対象は東京、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市からピックアップしたスポットだ。
★調査方法「SPEEDTEST.NET」アプリの接続サーバーを東京に設定し、各地で5回ずつ調査を実施。極端な高低差を取り除くため、最も高い数値と最も低い数値を外した3回の平均値を記載し、各場所の最高速度を赤字で示した。カッコ内は昨年夏に同スポットで調査した、3Gの平均速度だ。調査期間は1月下旬~2月上旬にかけてだが、実は昨年の7月上旬にも、今回とほぼ同じ場所で3G回線の速度調査を行なっている。その時にはドコモが『ELUGAV P-06D』、auとソフトバンクが『iPhone 4S』を使用。今回の調査場所は、その時に行き当たりばったりで選んだスポットをトレースしつつ、いくつか新たなスポットを追加したものだ。今回の調査結果の下にカッコで記載しているのが、同じ場所で昨年調査した3Gの通信速度。なお、今回の調査ではLTEの通信速度を調べることが目的のため、LTEエリア外の場合、3Gがつながっても、3Gでの調査は行なっていない。
●ドコモ苦戦の一方、『iPhone』対決は互角つい先日、契約数が1000万件を突破したと発表されたばかりの「docomo LTE Xi」。利用者数の急拡大にサービスが追いつかないのか、今回の調査では残念ながら、他キャリアに比べて極端に速度が劣る場所が、いくつか見られた。多くの人で混雑する土曜日の夕方に調査した、東京駅丸の内北口は特に、その傾向が顕著な例。昨年夏に実施した3Gの調査よりも、さらに遅いという結果になっている。一方で、速度の出る場所ではとことん速く、北海道・新千歳空港では39.02Mbpsという、今回の調査で最も高い数値もたたき出している。なお冒頭にdocomo XiのLTEの通信速度を最大100Mbpsと紹介したが、多くのエリアがその半分の最大37.5Mbpsまでしか対応していないのが現状。新千歳空港ビルはその中にあって、最大75Mbps対応エリアとなっていて、ドコモだけでなく各社とも、高い数値を記録している。
●都心部と郊外で大きな差はない印象auとソフトバンクの『iPhone 5』を使った調査は、両者がほぼ互角という結果になった。どちらが速いかの勝負では、全国42か所中、auが19か所、ソフトバンクが23か所で勝利(1か所は両者ともにLTEエリア外)。北海道ではau、福岡ではソフトバンクが速く、全体に拮抗しているものの都心部ではどちらかというとauが、逆に郊外ではソフトバンクが速い印象を受けた。有馬温泉駅や福岡のゴルフ場など、ソフトバンクだけLTEがつながる場所もあったほど。auは都心の地下街や地下鉄駅でつながる一方で、時間帯や場所によっては、空港などのターミナルでつながりにくいケースがあった。
●つながるエリアは日々拡大している今回は都心だけでなく、郊外や地下、住宅街なども広く対象にして調査を行なった。その過程で実感したのは、LTEのエリアが着実に広がっているということだ。3キャリアのうち、LTEエリア外となった場所が少なかったのは、ソフトバンクとドコモ。逆に最も多かったのはauで、8か所でエリア外となってしまった。 ドコモはエリアの広さで強みを見せる一方で、混み合う場所、時間帯には通信が不安定になり、極端に速度が落ちるとケースも。下り速度が3Mbpsを下回ってしまった場所も多く、42か所中9か所もあった。auでは3Mbps以下は3か所だったが、うちひとつは1Mbpsも下回る結果に。3キャリアのうち、最も安定した通信ができたのは、意外にもソフトバンク。プラチナバンドが導入され、3Gの利用者がそちらに移行しているおかげか、通信速度が3Mbpsを下回った場所は1か所しかなかった。 通信速度は時間などによっても変わるので、今回の調査もあくまで一例でしかないが、LTEの現状を知る参考になれば幸いだ。
●ソフトバンクの電波が大幅改善。プラチナバンドでつながるは本当だった 先日の決算説明会で、ソフトバンクの孫正義社長は、同社の電波がプラチナバンドの導入によって大幅に改善され、つながりやすさを示す音声接続率で、ドコモやauを超えたと説明した。「一時的に、かもしれませんが……」と、社長自身もやや謙遜気味だったように、多くの人が信じられない結果だろう。しかし実際に今回の速度調査期間中、同社の電波が大幅に改善されていることを、多くの場所で体感することができた。 プラチナバンド導入前だった昨年の調査では、屋外ではつながるが、店舗などの中に入るとアンテナが減り、やがて圏外になるという場所がいくつもあった。通話は何とかできるものの、不安定すぎて通信テストができず、調査スポットの候補から外した場所もあるほどだ。今回もほぼ同じルートを回ったが、屋内で十分に電波が届いていて、LTEがエリア外になることはあっても、3Gが圏外になる場所はひとつもなかった。 通信も安定していて、通話、データ通信とも、以前とは別モノと言っていいほどの快適さ。この間わずか半年と考えると、まさに驚異的なスピードでプラチナバンドが導入されていることがわかる。孫社長の言うように他社を超えたかどうかまではわからないが、ソフトバンクの電波が、劇的に改善されているのは間違いない。<after>2013年2月アンテナが1 ~ 2 本で速度調査ができなかった同じ場所がLTE バリ5 に。つながるうえに速くなった。決算発表の孫社長。プラチナバンド開始前は最下位だったが、現在98.4% で他社を上回ったという。前回、郊外のコンビニなどでは、店内に入ると通話が切れてしまうということもあったが、今回は、奥まったところでもしっかりバリ5だった。
●ソフトバンクの電波を激変させたプラチナバンドとは?ソフトバンクが総務省の認可を受けて、昨年の7月25日よりサービスを開始した「プラチナバンド」。サービス名称にもなっている「プラチナバンド」とは、携帯電話に最も適していると言われる700~900M?帯の周波数帯のこと。電波には周波数が大きくなるほど直進性が増すという特徴があり、これまで2G?帯をメインにサービスを展開してきたソフトバンクの電波には、ビルなどの障害物に弱く、回り込んで届きにくいという大きな弱点があった。900M?帯=プラチナバンドの導入でこうした弱点が改善され、「つながるソフトバンク」となることが期待されている。なお、ソフトバンクのプラチナバンドは新旧の『iPhone 4』『iPhone 4S』『iPhone 5』、初代を除く『iPad』シリーズのほか、昨年夏以降発売のスマートフォン、ケータイで利用できる。
メール障害に苦情1万件 auのiPhoneなどに
2013.4.16 18:54
今すぐ試せる無料体験レッスン!産経オンライン英会話[PR]
KDDI(au)は16日、米アップル製のiPhoneやiPadの一部でメールの送受信ができなくなった障害について、16日夕までに約1万件の苦情や問い合わせが寄せられたと明らかにした。
障害は16日午前8時8分に発生した。原因となったメールサーバーの不具合は午後1時29分に復旧したが、その後も送受信に時間がかかる場合があったという。影響は全国で最大約288万台に上った。
総務省は電気通信事業法上の「重大な事故」に当たる可能性が高いとみて、障害原因などについて詳細な報告を求める方針だ。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130416/bsj1304161856007-n1.htm
KDDI、iPhoneとiPadでメール送受信しづらい状況に
SankeiBiz 4月17日(水)13時3分配信
iPhoneのメール画面。送受信がしづらい状況となった(写真:フジサンケイビジネスアイ)
KDDI(au)は17日、午前5時30分ごろからスマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」「iPad mini」を使用する一部ユーザーにおいて、Eメール送受信サービスが利用しづらい状況になっていると発表した。現在、前日に発生した故障との関連を含めて原因を調査中で、復旧を急いでいる。
全国の利用エリアに影響が出ており、Eメール送受信サービスをはじめ、カレンダー、連絡先、リマインダーの機能に利用が集中し、接続しづらい状況が発生しているという。なお、音声通話とインターネット接続は問題なく利用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130417-00000502-fsi-bus_all
KDDI、2日連続でau版iPhone/iPadなどでEメール送受信の不具合
マイナビニュース 4月17日(水)14時10分配信
(写真:マイナビニュース)
KDDIは17日、一部のau版iPhone/iPad/iPad miniのEメール送受信サービス等が5時30分より接続しづらい状況に陥っていると発表した。16日にも同様の障害が発生しており、同社では関連性を含めて原因を調査している。
影響を受けているのは、全国のau版iPhone/iPad/iPad miniでEメールリアルタイム受信設定利用の一部ユーザー。Eメール送受信サービスおよびカレンダー、連絡先、リマインダー機能の利用が集中しており、接続しづらい状況が発生している。音声通話およびインターネット接続については通常通り問題なく使用できるとしている。
16日には設備の故障により同様の障害が発生したが、同社では関連を含めて調査をしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130417-00000080-mycomj-sci
2013.4.16 18:54
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KDDI(au)は16日、米アップル製のiPhoneやiPadの一部でメールの送受信ができなくなった障害について、16日夕までに約1万件の苦情や問い合わせが寄せられたと明らかにした。
障害は16日午前8時8分に発生した。原因となったメールサーバーの不具合は午後1時29分に復旧したが、その後も送受信に時間がかかる場合があったという。影響は全国で最大約288万台に上った。
総務省は電気通信事業法上の「重大な事故」に当たる可能性が高いとみて、障害原因などについて詳細な報告を求める方針だ。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130416/bsj1304161856007-n1.htm
KDDI、iPhoneとiPadでメール送受信しづらい状況に
SankeiBiz 4月17日(水)13時3分配信
iPhoneのメール画面。送受信がしづらい状況となった(写真:フジサンケイビジネスアイ)
KDDI(au)は17日、午前5時30分ごろからスマートフォン「iPhone」とタブレット端末「iPad」「iPad mini」を使用する一部ユーザーにおいて、Eメール送受信サービスが利用しづらい状況になっていると発表した。現在、前日に発生した故障との関連を含めて原因を調査中で、復旧を急いでいる。
全国の利用エリアに影響が出ており、Eメール送受信サービスをはじめ、カレンダー、連絡先、リマインダーの機能に利用が集中し、接続しづらい状況が発生しているという。なお、音声通話とインターネット接続は問題なく利用できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130417-00000502-fsi-bus_all
KDDI、2日連続でau版iPhone/iPadなどでEメール送受信の不具合
マイナビニュース 4月17日(水)14時10分配信
(写真:マイナビニュース)
KDDIは17日、一部のau版iPhone/iPad/iPad miniのEメール送受信サービス等が5時30分より接続しづらい状況に陥っていると発表した。16日にも同様の障害が発生しており、同社では関連性を含めて原因を調査している。
影響を受けているのは、全国のau版iPhone/iPad/iPad miniでEメールリアルタイム受信設定利用の一部ユーザー。Eメール送受信サービスおよびカレンダー、連絡先、リマインダー機能の利用が集中しており、接続しづらい状況が発生している。音声通話およびインターネット接続については通常通り問題なく使用できるとしている。
16日には設備の故障により同様の障害が発生したが、同社では関連を含めて調査をしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130417-00000080-mycomj-sci