思ったほど下落せず、思惑外れる? | 日本のお姉さん

思ったほど下落せず、思惑外れる?

ソロスさんの話と、金消費需要は、インドとチュウゴクとアメリカだけで世界の57%を占めているという記事。↓

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金価格下落でポールソンファンドも大幅損失 2013年3月
Gold vault image 4 / Bank of England
ドル建て金価格、2月からの下げで、著名投資家ポールソン氏のファンドも損失を被っている模様。2013/3/19
日時:2013年3月8日
内容:日経マーケットトレンド、亀井幸一郎氏ゲストの放送から。

あくまで含み損ではあるが
F13レポートでは、10-12月期に米著名ヘッジファンドマネージャー、ジョン・ポールソン氏の金売却は確認されませんでしたが、結果、ポールソン氏のファンドは2月18%もの損失となり、年初からは26%もの損失を被ったとの報道もあります。
アングロゴールドアシャンティなどの金鉱株などの損失も大きいだろうと推測され、ゴールドに特化したゴールドファンど部分の損失が響いたと推測されています。

・ソロス氏、ベーコン氏、金ETF保有減らす 2013年2月で紹介した通り、ポールソン氏は金ETFを売却していないことが判明。

・その後2月上旬からドル建て金価格が、1670ドル近辺から1550ドル近辺まで下落。

・18日終値でNY金先物価格は1600ドルを回復したが、一定の「含み損」はまだ発生していると思われる。

・決済していないのであくまで「含み損」でしかないが。

思ったほど下落せず、思惑外れる?
またNYコメックスのファンドのポジションも、ロングの手仕舞いからフレッシュ・ショート(新規売り)に転換しており、短期筋も金を新規で売っていることも下落要因となっていますが、亀井さんはこれほどの資金流出、株高という状況にあっても金価格が1550ドル近辺にあり、トレンド崩壊にまで至っていない点に注目しており、むしろ短期筋はショートを振って金相場を崩そうと目論んだが当てが外れたという状況にあるのではないか、と指摘されています。

「逆風強まるドル建て金価格」ポールソンファンドも2月は大やられ | マーケット・トレンド | ラジオNIKKEI
http://happy7878.seesaa.net/article/348030135.html

ソロス氏「金ETF売却」の裏に円売り資金ねん出? 2013年2月
George Soros / Norway UN (New York)
保有していた金ETFを半分以上売却したソロス氏、その資金を円売り資金とした模様。2013/2/21
日時:2013年2月21日(木)
内容:昨年10-12月のソロス氏、金ETF大量売却が、円売り資金をねん出する為だったという、トーキョートレーダーズタイムズ代表取締役 小針秀夫の見解。

ソロス・ファンド・マネジメントの運用資産は、約2兆2000億円。

保有金ETF、前期比55%減
ジョージ・ソロス氏は、金の上場取引型金融商品(金ETF)の保有量を2012年10-12月(第4四半期)に大きく減らした。2月14日に米証券取引委員会(SEC)に届けられた「SPDRゴールド・トラスト」の同社保有は昨年12月31日時点で60万口保有。持ち分は3カ月前の9月末と比較して55%も減少した。

・SPDRは言わずと知れた、金ETFで世界一の取引高を誇る金ETF。

表向きは米景気回復基調、本当は
この結果、当然のことであるが、金ETFの保有量は過去7カ月間で最大の減少を示した。一般に、表向きの理由は、「米国で発表された経済指標などで世界の景気回復加速が示唆され、安全性が高いとみられている金の投資需要が後退したため」と説明されているが、「ソロス氏が円安を見込んだ上で円売りのための投資資金を調達するために金投資分を減らした」というのが実態である。

投資の切り替えの大胆さ
僕がここで驚くのは、ソロス氏の投資の切り替えの速さと、投資の切り替えの大胆さである。日本のアベノミックスが確実に奏功して40年続いた円高が反転して円安となり、円安によって日本株が上昇すると判断するやいなや、金投資を手仕舞いして利益を出し、その分の資金で充当するという神業的な動きに驚愕する。

「ソロス氏率いる大手ヘッジファンドの神業的な投資の動きに驚愕」【ドットコモディティ】|ドットコモディティ株式会社のニュースリリース

個人的には理由は両方でないかと
・個人的には、円売り、日本株購入資金をねん出する必要があったことと同時に、米景気回復基調、利上げ戦略を模索する展開になると予測し、保有している金ETFを半分強売却したのではないかという気がする。

・金ETFを一部処分したのが、ソロス氏だけでなくベーコン氏のファンドもかなりの量を売却したと思われる為。

・ソロス氏は「2011年下半期」に保有していた金ETFのほぼ全てを売却し、その後も再び買い直すということがあったので、的確に金相場を見通すということもないだろうが、少なくとも金ETFを保有しているより、円売り日本株買いの方がリターンが大きいと踏んだことは確かだと思われる。

大型ファンドの金ETF売りの影響で相場続落
2月15日の米国金相場は、著名な投資家が最近金保有を減少させていることが当局への提出書類で明らかになったことを嫌気し、この6カ月で初めて一時1トロイオンス=1600ドル(約14万8500円)を下回った。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所のCOMEX部門では、取引の中心である金先物4月限が前日比26ドル(1.6%)安い1609.5ドルの6カ月来安値で取引を終えた。

ファンドマネジャーが金の持ち高を減らすなか、金価格も下落している

 同日の取引では最大1596.7ドルまで下落したが、これは億万長者の著名投資家、ジョージ・ソロス氏が、証券取引委員会(SEC)への提出書類で金投資から約1億ドルを引き揚げ、総投資額をほぼ半分に減少させたことが分かったことで売りがかさんだためだ。

金相場が6カ月ぶり安値―ファンド勢の金保有資産の売却を嫌気 - WSJ.com

・著名投資家のファンドや大型のファンドが、大量に金ETFを処分したという情報の影響は、やはり大きい模様。
http://happy7878.seesaa.net/article/324372461.html

中国の「金実需」増加している模様 2012年
Chinese flag / Philip Jagenstedt
昨年末の香港経由の中国への金輸入量、ほぼ倍増だった模様。2013/1/10

中国の香港経由の金輸入量:2012年11月にほぼ倍増(香港政府の統計から)

・旧正月を控えた金実需の増加だろうか。

・それにしても「いつと比べて」輸入量がほぼ倍増したのかが不明。

・中国景気の回復が進めば、実需需要が再び高まることはほぼ間違いないと思われる。

中国による香港からの金輸入は昨年11月にほぼ倍増したことが、香港政府の統計で明らかになった。

金・銀のネット販売を手掛けるブランシャール・ボールトのアンセム・ブランシャール最高経営責任者(CEO)

「中国からの需要も高まっているようだ」

中国の金輸入量増加報道で、先物市場が上昇
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は前日比1.0%高の1オンス=1662.20ドルで終了。過去3営業日では合わせて2.5%下げていた。

NY金:4日ぶり上昇、中国の需要増加が手掛かり - Bloomberg

http://happy7878.seesaa.net/article/312406858.html
バックナンバー ⇒ http://melma.com/backnumber_45206/

★小誌愛読者=20100名!
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成25年(2013)4月5日(金曜日)
     通巻第3917号 


 あのジョージ・ソロス、こんどはミャンマーへ本格進出
  通信設備増大とインフラ整備、携帯電話の大ブームを見込んで
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 世界一の投機家ジョージ・ソロスは、その投資活動の旗艦「クアンタム・ファンド」を通じて、ミャンマーの通信インフラ建設、次の携帯電話ブーム到来を確実と見込んでの投資を開始した。
 現在のミャンマーの携帯電話普及率は人口の10%以下、これから大きな市場が拓けると見込んでのことだ。

 ソロスが投資したのはシンガポール拠点の「ヨマ戦略ホールディングス」とジャマイカを拠点の「デジセル集団」で、両ファンドはともに通信プロバイダー、昨今のミャンマーのプロジェクト入札の予備審査をクリアしている。

 ほかに入札に興味を示しているのはマレーシアとノルウェイの投資グループだが、ソロスはこれまでに毎年200万ドルをミャンマーの教育振興プロジェクトに寄付してきた上、2011年にはミャンマー入りして、アウンサン・スーチー女史とも会談しているという「実績」がある。
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(読者の声1)「ラムサール(イラン)の真実」
 世界には自然放射線が非常に高い地域があることはよく知られている。中国広東省陽江、インドのケララ、ブラジルのガラパリなどが有名であるが、中でもイランのラムサールが最も高く、平均で日本の24倍である。つまり、福島の高放射線地区以上の自然放射線に常時さらされているのである。そればかりではなく、地域によっては年間260ミリシーベルトにもなるのである。
 1ミリシーベルトが、体に悪いとか、土壌の除染作業を大金をかけてやろうとかしている国の人からしたら、そんなところに住んで大丈夫なのか、すぐにでも避難すべきだ、と言いたくなるだろう。でもこの人口3万余のカスピ海に面するラムサールの地は、風光明美なだけでなく、どちらかというと長寿の人の多いところと一般にいわれている。
 そういうデータもあるということを聞いてはいたが、このほどチャールズ・サンダース博士の著『放射線ホルミシスとLNT仮説』(Radiation Hormesis and Linear-No-Threshold Assumption)という
本で、ラムサールのことを研究した論文が、いくつかあることを知った。4つほどの論文の結論は、1)高放射線の有害な影響は観察されない、2)ガン発生率が高いというデータはない、3)むしろ発生率が低くなっている調査結果がある、4)高放射線地区の方がむしろ肺ガンの発生率が低いという調査結果が出た、といったものである。
 4つの研究論文の概要は、次の通りである。(いずれも英文、それぞれのabstractがあるので、希望者には送付します。)

1) 「ラムサールの高自然放射線地域:住民は安全と感じているのか?」
7人のイランの大学(主としてバボル大学)研究者の共同研究
2006年、International Journal of Low Radiation 誌に発表。
結論:高い放射線地域の住民に有害な影響は認められない。従って、LNT仮説による予測は事実に合わない。 
2) 「自然放射線上昇地域でのガンの発生率」
6人の学者(イラン・アメリカ・日本)の共同研究
2006年、International Journal of Low Radiation 誌に発表。
結論:高放射線地域でガンの発生率が高いというデータはない。むしろ発生率が低くなっている調査結果がいくつもある。これは、自然放射線が、抗酸化酵素やDNA修復酵素を増加させ、染色体異常を減らし、ガン発生率を減少させているものと思われる。
3) 「ラムサールの非常に自然放射線が高い地域での新しい発見」
4人のイランの学者の共同研究
2005年、International Congress Series に発表
結論:これまでのところ、ラムサールの高自然放射線地域において、ガンの発生を示す信頼できるデータはない。さらなる総合的な調査が必要である。
4) 「ラムサールにおける住民が高放射線ラドンに被曝した場合のガンのリスク」
3人のイランの学者の共同調査
2005年、International Congress Series に発表
結論:ラムサールの8つのラドン放射線レベルの異なる地区で、2年間にわたり、肺ガン調査を行ったが、最も放射線レベルの高い地区がガン発生率は、他の地区よりも低かった。自然のラドン放射線のレベルと肺がん発生との間には、ネガティブな関係=背反関係があると結論できそうだ。 

年260ミリシーベルの環境下で、妊娠し、幼少期を過ごし、成人し、老年を迎えるラムサールの人々は、ガンに侵されるどころか、むしろ相対的にガンが少ない状況にあることは、ほぼ間違いない。となると、年間100ミリシーベルトいう基準は、超安全基準ということに常識で考えればなってくる。浪江を含む福島の全地区は全く非難をする必要はない、ということになる。
よく、ホルミシス論者は自分の都合のよいデータばかりを使うという人がいるが、3万もの人が安全に暮らしている「絶対的な事実」は、普遍的な科学的なデータである。これを無視する人こそ都合のよいデータを勝手に引用して放射能恐怖を煽っているということなのだ。

最後に、一つご案内です。札幌医科大学の放射線防御学専攻の高田純教授が、最近『人は放射線なしには生きられない―生命と放射線を結ぶ3つの法則』(医療科学社)(定価1000円)を出されました。まるで、放射線は本質的に猛毒であり、徹底的にこれを除去しなければいけないという迷信に取りつかれている人の必読書である。長万部町の二股ラジウム温泉に行き計測器でカウントしたところ、α線が毎分30~50カウントもあったという。三朝温泉の5倍。ここの温泉宿で「2週間以上療養して、お客様自身が良化の兆候が無いと申告された場合は、入院費用を全額返金いたします」と言っているところがあるという。いい加減に迷信から覚める時ではないか。
資料希望者は下記へ。宮崎正弘のメールマガジンを見て、と書いてお申し込み下さい。

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沈没寸前だった日本経済はアベノミクスの奇跡の登場で復活したが、その遠景には中国の反日暴動が大きく作用した! 
http://www.amazon.co.jp/dp/419863579X/  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/ (C)有限会社宮崎正弘事務所 2013 ◎転送自由。転載の場合、出典を 明示

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金の保有量 国別ランキング(2012年)【ワールド・ゴールド・カウンシル 】
2013/01/27(日) 02:22:26
http://10rank.blog.fc2.com/blog-date-201301.html
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【データ入力日】2013年1月25日
【カテゴリ】「財政」「金融」「外交・国際政治」
【出典】WGC - World Gold Council
 (ワールド・ゴールド・カウンシル / 世界金評議会)

金取引業者の国際団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC - World Gold
Council)が発表した統計で、2012年8月現在の世界各国の公的機関による金の保有量と、外貨準備に占める金の割合が明らかになった。 公的機関には主に各国の中央銀行や財務省が該当する。  


金保有量が最も多いのはアメリカで8,133.5トン、外貨準備に占める割合は75.1%。2位はドイツで3,395.5トン、3位は国際通貨基金(IMF)で2,814トンとなっている。 


日本の順位は9位で765.2トン、外貨準備に占める割合は3.1%と、外貨準備高では世界2位であるものの、金保有の割合は諸外国と比べて非常に低い水準となっている。


日本の外貨準備の大半は米国債で運用されており、長年、アメリカへの配慮から金保有には消極的であったことが理由とされている。


そのためリスク分散の観点から、金の保有割合を増やすべきとの声もある。


公的機関による金の保有量 国別ランキング(2012年8月現在)

順位国・公的機関金保有量(単位:トン)

外貨準備に占める金保有の割合1 アメリカ8,133.5 75.1 % 

2 ドイツ3,395.5 71.9 % 

3国際通貨基金(IMF - International Monetary Fund)2,814.0 -  

4 イタリア2,451.8 71.3 % 

5 フランス2,435.4 71.6 % 

6 中国1,054.1 1.6 % 

7 スイス1,040.1 14.2 % 

8 ロシア918.0 9.2 % 

9 日本765.2 3.1 % 

(カット)「WGC - World Gold Council」の資料をもとに作成。【関連記事】 

(カット) 財務省「外貨準備等の状況」  財務省「外貨準備等の状況(平成24年12月末現在)」

http://10rank.blog.fc2.com/blog-date-201301.html


世界の金需要・消費需要と中央銀行の金保有量金の国別消費需要※単位:トン ※データ:World Gold Councilワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が発表した2012年の金需要レポートによると、中国の金消費量は776.1トン、インドは864.2トンといずれも前年からはやや減少しています。


国別の金消費需要(宝飾需要と金現物投資需要の年間合計)を見ると、インドと中国を合わせると世界の50%を超えます。

3位の米国を合わせると2012年では57%に達します


以下、4位:トルコ 118.8(3.8%)5位:ドイツ 109.7(3.5%)6位:ロシア 81.9(2.6%)7位:タイ 80.9(2.6%)8位:スイス 80.5(2.5%)9位:ベトナム 77.0(2.4%)10位:サウジアラビア 58.5(1.8%)と続き、トルコとロシアが2011年から順位を上げています。

また、8位のスイスまでの合計は71.9%に達しています。

中央銀行の金保有量ランキング※単位:トン ※データ:WorldGoldCounci

l2012年の中央銀行による金の購入量は48年ぶりの高水準に達し、外貨準備としての金の買い増しが進みました。


現在、世界中の中央銀行が保有する金は合計約3万トン。地球上の金の総量は17万トンとも言われますので、中央銀行がその17%を保有していることになります。


最近では、ロシアやトルコなどで保有量が増加しています。


また、パラグアイやブラジル、メキシコなどの南米勢、韓国、イラクなどでも積極的に外貨準備としての金の保有量を増加させているようです。2012年12月時点での中央銀行の金保有量の上位10ヶ国は以下のとおり。(括弧内は外貨準備に占める金の割合)1:米国 8,133.5(76%)2:ドイツ 3,391.3(73%)3:IMF 2,814.0(-)4:イタリア 2,451.8(72%)5:フランス 2,435.4(71%)6:中国 1,054.1(2%)7:スイス 1,040.1(11%)8:ロシア 957.8(9%)9:日本 765.2(3%)10:オランダ612.5(60%)最終更新日:2013/2/20世界の金需要・目的別需要の年間推移http://lets-gold.net/chart_gallery/chart_gold_demand2.php


2013 年 04月 10日(水)金保有量 韓国は20ランク上昇の36位2013/02/14 16:20 KST文字拡大 文字縮小印刷【世宗聯合ニュース】国際的な金の調査機関であるワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が14日までに発表した統計によると、韓国の金保有量は84.4トンで、調査対象100カ国・地域のうち36位となった。 ドルに換算した金の保有量は昨年12月基準で44億9770万ドル(約4201億円)。外貨準備高(3269億7000万ドル)の1.4%に当たる。 世界経済危機によりドルの信用が揺らぐと、韓国銀行(中央銀行)は2011年、13年ぶりに金40トンを購入し、昨年7月(16トン)と11月(14トン)に追加で買い入れた。 


れにより韓国の金保有量ランキングは2011年7月の56位から今年2月に36位に上昇した。 


昨年下半期に、韓国をはじめロシア、トルコ、ブラジルなど16カ国は外貨準備の多角化を図り、金を積極的に買い入れている。国際社会の金の買い入れは今後さらに加速するとみられる。 昨年9月、欧州中央銀行が無制限の国債購入プログラム(OMT)を断行したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)、日本銀行の資産購入基金拡大など先進国の相次ぐ「バラマキ政策」によって世界的に「通貨戦争」が激化し、実物資産に対する需要が高まっているためだ。 韓国の外貨準備高に占める金の保有量は依然として低い水準だ。韓国より国内総生産(GDP)規模が大きい米国(75.7%、8133.5トン)、中国(1.7%、1054.1トン)、日本(3.2%、765.2トン)と比べると低いことが分かる。 国・国際機関別の金保有量は米国が最も多かった。次いでドイツが3391.3トン、国際通貨基金(IMF)が2814トン、イタリアが2451.8トン、フランスが2435.4トン、中国が1054.1トンだった。世界の金保有量は計3万1357.6トン。sjp@yna.co.krhttp://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2013/02/14/0500000000AJP20130214001700882.HTML


人民銀副総裁:中国、外貨準備中の「金の割合」2%に抑制も 2013年3月スポンサードリンクChinese flag / Philip Jagenstedt日時:2013年3月13日内容:中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁が、中国の外貨準備に占める金の割合を2%に抑えることになるだろうとの見通し示す。行き過ぎた金購入、金価格の急上昇招く易副総裁は北京での記者会見で、「中国政府が行き過ぎた金購入を行えば、金価格は急上昇し、中国の消費者に打撃を与えることになるだろう」と指摘。「市場が小さ過ぎるため、金に投じることができるのは外貨準備の1-2%程度にすぎない」と説明した。外貨準備や投資の一つとして常に念頭に同副総裁は「外貨準備や投資の1つの選択肢として、常に金を念頭に置いている」とした上で、「年間500-600トン以上の輸入が可能だが、金相場の安定についても考慮する」と語った。金、外貨準備の1.8%になった段階で公表やめる人民銀は2009年に金の保有量が1054トンになったことを明らかにして以来、保有量の増減を公表していない。ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによると、これは人民銀の外貨準備全体の約1.8%に当たる。人民銀副総裁:中国は外貨準備中の金の割合を2%に抑制 -Bloomberg新産金の供給量2500トン前後・金鉱山から採掘される新産金は、年間2400-2800トン前後。・これにリサイクル(スクラップ)からの供給量が加われるが、新たに採掘された金という意味で、純粋な供給量としては、2500トン前後でしかない。・中国中央銀行が年間500-600トンも金を購入すれば、需給関係から金価格はかなり上昇すると思われる。・外貨準備における金の割合を2%で留めるという措置は、金相場にとってはマイナス要因だと思われる。http://kin-toushi.seesaa.net/article/347046714.html 激化する通貨安競争と金本位制復活論 2013年2月スポンサードリンク日時:2013年2月15日(金)内容:世界的な通貨安競争の末路は、再び「金本位制」への復帰となる可能性も皆無ではないという金融ジャーナリスト森岡英樹氏の論調。通貨安競争は最大の危機=ソロス氏「通貨戦争は最大の危機と言っていい」ヘッジファンドの重鎮、ジョージ・ソロス氏は、世界的に進む通貨安競争を「危機」と表現した。1930年代、世界恐慌で疲弊した各国は、関税引き下げとブロック経済化を推し進めた。だが、その先に待っていたのは第二次世界大戦という悲惨な結末。現在の「通貨安競争」は、この「関税引き下げ競争」が形を変えたようなものとの指摘だ。・通貨安競争は、「関税引き下げ競争」が形を変えたようなものとの指摘。・ソロス氏、昨年末からの円安で巨額の利益を上げる。副総裁人事から日銀折れるその通貨戦争に、ついに日本が参戦した。日本銀行は2%のインフレターゲット導入を決め、期間無制限の金融緩和に踏み込む。「かたくななまでに政治介入を阻んできた日銀が、安倍政権の前に落城したことは驚き」と市場関係者は語る。「正副総裁人事を人質にとられ、譲歩に譲歩を重ねたようなもの」(先の市場関係者)と受け止められている。通貨安競争により注目を浴びる金世界的な「通貨安戦争」により、各国の通貨に対する国民の信頼が揺らいでいる。その信頼を担保するのは、やはり金にほかならない。 昨年秋の米大統領選挙において、共和党は金本位制への復帰を公約に掲げた。それは基軸通貨米ドルへの信頼の揺らぎを反映している。そして、極めつきは各国政府による外貨準備の多様化の一環としての金保有である。ドル基軸通貨から「多極的な通貨バスケット」への思惑が働いている。フランス、ドイツは外貨準備の6~7割を金で保有していると言われる。激化する通貨安戦争、日本参戦で世界中から非難?現実味帯びる金本位制復活 | ビジネスジャーナル結論から言うと、金本位制の復活絶対にありえない

・金融政策に絶対100%ということはありえないので、99.99%ありえないという方が妥当だろうが、一般的に考えて金本位制度の復活はありえない。

・通貨安競争というものは、リーマンショックからの景気後退局面、そこへ南欧諸国を中心にした債務問題が加わり、景気回復と信用不安を払しょくする為に、史上類を見ない金融緩和(量的緩和)を欧米そして日本を中心に展開されているもの。

・市場は紙幣をどんどん供給することにより流動性を高めること、また市中に流通するマネー量が増えることにより通貨安=輸出の利益が増えるというメリットもある。・ただこういった荒業を実施できるのは、国際的に信用力の高い通貨、ハードカレンシー(国際通貨)その中でも限られた通貨、国以外、実施に対するリスクが高い。金本位復活は、とんでもない通貨高に

・金本位体制というものは、貨幣(紙幣)と金を一定の比率で交換できる制度であり、交換比率にもよるが、金本位制を採用した通貨は上昇の一途を辿ると思われる。

・先進各国は通貨安により輸出の恩恵を受け、それを景気回復のテコ入れにしようとしている中、通貨高になり流動性も鈍る可能性がある金本位を復活させるメリットは全くない。

・そもそも1971年のニクソンショックによって終焉した金本位制度。

・1971年当時と現代のペーパーマネーの流通量の差を考えれば、物理的にも不可能であることは明白。金は通貨との比較で価値が存在するもの

・ペーパーマネーが無くなる、存在しなくなるということは絶対にありえない。

・取引の方法が電子マネーに移行されていくということはあっても、中央銀行が発行する通貨が存在しなくなることはありえない。

・森岡英樹氏の内容とは全く関係ないが、ペーパーマネーの信用が低下することはあるだろうが、紙幣、ドルが危ないから金という論調はおかしいと思われる。

・景気が回復し、各国の中央銀行が出口戦略(利上げ)に向かえば、国際金価格は軟調になると見方はほぼ一致しており、どんな状況でも金が一番価値のある状態ということはない。

・通貨や競争、すなわち一定以上の通貨高にデメリットが生じるようになってしまった現在、金本位を復活させて通貨の価値を高める政策のメリットは先進国にとって何もないと言って差し支えない。・金は世界的な金融緩和、量的緩和、すなわち紙幣の大量発行により価値を上昇させてきたが、魔法の通貨ではない。

・金の売買で利益を上げるには、最終的に売却しなければならず、保有していても利息が生まれるものでもない。・今後も更に金の価値が上昇(国内では円安の影響があるので特にその可能性は高いが)するかもしれないが、永延に上昇していくということもないと思われる。

http://kin-toushi.seesaa.net/article/322582238.html


金投資メリットデメリット「一言」でいえばスポンサードリンク金は、天災のリスクにも対処できる

・金は不動産に比べて換金しやすいで述べたが、換金性という意味では、同じ「実物資産」である不動産より、金の方が換金性が高いと思われる。

・もう一つ、不動産に比べて金が勝っている点が、天災、有事といったリスクに強いという点。

・不動産(土地・建物)と違い、天災(地震による液状化など)による、地価の下落による、価値が著しく毀損されるいったことはありえない。

・大手地金商(田中貴金属)大手製錬メーカー(三菱マテリアル)といった取扱業者で購入した場合は、一定の手数料(保管料)と引き換えに、金を保護預かりしてくれる制度がある。

・銀行などの金融機関でも同様のサービスを提供しているところもある。Gold vaultimage 5 / Bank ofEngland・実際、金現物取引の中心、ロンドンにある大手銀行の地下金庫には、金現物が大量に保管されている。・自宅で保管というのは一定のリスク、天災によるリスクをカバーできない可能性があるので、所定の場所で保管してもらう方法が無難だと思われる。

・金現物の裏付けのある「金ETF」(ペーパーゴールド)は、基本的に保管手数料も発生せず、保管リスクがほぼ発生しないといったメリットがあるが、金ETFについては、また別の機会で。金は容易いとはいえないが、持ち運びもできる・不動産の場合は、当然ながら持ち運びは不可能。

・キロバー(1㎏の金地金で国内金取引の一般的な取引単位)1枚でも、ずっしりとした重さがあるので、10枚(10㎏)となればそれなりの重さ。

・しかし10㎏で、2012年10月31日時点の小売価格にして約4600万円の価値を有しるのが金地金でもある。・不動産ではありえない、持ち運びが可能という点も、金のメリットの一つである。


http://kin-toushi.seesaa.net/category/13354065-1.html


貧乏人でも金製品を持っていたら、質屋でお金が借りれる。

でも、貧乏人は利息が払えないほどお金を借りてしまい、結局質に入れたものを取り戻せずに流れてしまうので、最初から売った方がいいかも。

moteki@sdh-fact.com
       (茂木弘道) 

(宮崎正弘のコメント)ガン治療に一番効果があると、有名なのは秋田の玉川温泉、そして鳥取県の三朝温泉。いずれも少量の放射能をあびる岩盤浴。
 
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(読者の声2)貴誌3916号に「PB生、千葉」氏が(読者の声1)で「宮家氏も福島氏も東大法学部卒、暗記の知識と智慧は別物だということがよくわかります」と書かれたのを読んで、違和感を感じました。
 ただし、福島氏を称揚する気はまったくありません。
日本人が好んで話題にして、世界中でなぜそんなことを話題にするのかと不思議がられ、日本をよく知っている人からは馬鹿にされていることが三つあります。
1.年齢
2.血液型
3.出身校
英国に住んでいた時も米国に住んでいた時もこれらのことを話題にする人はほとんどいませんでした。私自身は、駅弁大学数学科卒業ですが、東大法学部卒と暗記の知識がどう結び付くのか全く分かりません。
東大法学部卒で知識量は少ないが、洞察には優れた人をたくさん私は知っています。
また、ある東京大学教養学部の数学の教官が理科一類と文科一類で同じ問題を出題したら文科一類の方が平均点が高かったそうです。理科一類の学生の名誉のためにあえて書くと、文科一類では数学は選択科目なので数学のできる学生しか選択しません。
そもそも、日本の高校の教科内容はレベルが低すぎます。ゆとり教育になる前からです。

私のような凡才でも、中学3年の終業式から、高校1年の始業式までの1か月半の休暇中毎日30分で高校の3年分の数学の教科書を練習問題を含めすべて終えて、高校入学時点ではたいていの大学入試問題は解けるようになっていました。
もし入学試験科目が数学だけなら最難関と言われる東京大学理科三類でも、その時点で楽々合格していたことでしょう。
好きな大学に入って、好きなことを勉強する、これは素晴らしいことです。別に東京大学文科一類に入って、法学部に進学する必要はありません。
しかし、どこ大学に進学するにせよ、東京大学文科一類くらい楽々受かる学力があって、そんなことは全く問題にせずに、自分の能力を最大に引き出す大学に進学するかあるいは、どんな大学よりさらに自分の能力を引き出す別のところに行くべきです。
逆に、東京大学文科一類すら合格できないようではとうてい役に立ちません。< div>早稲田や慶応にも東京大学くらい楽々合格出来るが早稲田なり慶応が好きでそこが自分の能力を伸ばす最善の場であるとして入学すべきです。また、日本の大学入試は簡単すぎます。
小室直樹氏は日本における学歴に関して鋭い洞察を書いていますが、この入試が簡単すぎるという点を見失っています。
京都大学出身の出身で日立製作所で勤務していた私の友人が面白いことを言っていました。「東大の権威をつぶしたのは米国の陰謀である。日本から文武両道に優れた人材をなくすことが目的である。」
 数年前、東京大学法学部卒生で米国勤務となり、全米剣道選手権女子の部で2位となった人がいます。まだまだ、日本はつぶされていません。
   (ST生、千葉)

(宮崎正弘のコメント)しかし東大法学部出身の三島由紀夫の口癖があります。「東大を動物園にしろ」。

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(読者の声3)アジア自由民主連帯協議会事務局から講演会のお知らせです。テンジン・テトン氏(元チベット亡命政府主席大臣)が来日されることを記念して、当協議会で記念講演会を開催する運びとなりました。
つきましては、多くの方々に参加していただきたく、記念講演会の開催をご案内申し上げます。また日時が迫っており、大変恐縮ですが告知のご協力を重ねてお願い申し上げます。
 記
アジア自由民主連帯協議会第十回講演会  テンジン・テトン氏来日記念講演会
講師 テンジン・テトン(元チベット亡命政府主席大臣)
「我が人生と我が祖国チベットを語る」
日時:2013年4月14日(日)午後6時15分開場 6時半開会
場所: 文京区民会議室 5階会議室C
東京都文京区春日1丁目16番21号(文京シビックセンター内)
参加費: 1000円(会員は500円、会員証をご提示ください)
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
アジア自由民主連帯協議会 事務局
TEL : 03-6273-1378   FAX : 03-6271-1978
 
info@freeasia2011.org
 
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(読者の声4)貴著最新刊『世界は金本位制に向かっている』(扶桑社新書)を拝読しました。中国専門の宮崎正弘さんが、なぜ、ゴールドなんぞにと、その点に違和感を持っていたのですが、通読してよく分かりました。
要するに中国が金本位制復活の折は、いきなり米国、ドイツに次いで世界三位の備蓄量を達成しており、通貨も強くなるが、反面でなんの準備もしていない日本はおいて行かれる。つまり中国の野心満々のゴールド戦略について半分を費やして警告している本と受け止めました。
 また取材の行動力に感心しました。
宮崎さんが中国全33省をまわったことは知っていましたが、この本でも土肥金山から生野銀山。そのうえ中国の金の産地から金のオブジェ、はたまた世界有数の埋蔵といわれる住友鉱山の鹿児島県菱刈鉱山現場にもいかれているんですね。本屋さんであまり目立ちませんが、読後感はじつに有益です。
   (JS生、横浜)
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