対馬の住民も仏像泥棒が70歳の老人とは思っても見なかったことでしょう。 | 日本のお姉さん

対馬の住民も仏像泥棒が70歳の老人とは思っても見なかったことでしょう。

今回の仏像窃盗に関与したとして摘発されたのは、合わせて9人。
対馬に渡って仏像を盗んだ実行犯は4人だ。
4人の年齢はそれぞれ70歳、66歳、60歳、50歳で、最高齢2人は大邱出身の兄弟。年を重ねているだけあって経歴も派手で、4人の前科を全て合わせると56犯に達した。いずれも韓国国内での犯行だ」

「盗んだ仏像の韓国への持ち込みを担当した人物は、風俗犯罪など前科5犯のソン容疑者(60)だ。日本の市場から骨董(こっとう)品を持ち込み、釜山・慶尚南道一帯で競売にかけている業者だった。
過去10年の間に200回以上も日本に渡航し、釜山港の職員とは顔見知りだった」。

要するに愛国者どころか札付きの犯罪者。
対馬の住民も仏像泥棒が70歳の老人とは思っても見なかったことでしょう。
韓国人を見たら泥棒と思え、というのは年齢を問わず本当なのですね。
 (PB生、千葉)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
    平成25年(2013)4月10日(水曜日)
   通巻第3920号  

 法螺吹きシナ右衛門、「殺人事件は日本より少ない」とさ
  人口10万人に対する殺人事件発生率は世界でも低位と国家安全部
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 中国国家安全部統計で「人口十万人に対する殺人事件発生率」は「スイスや日本よりも少なく、中国の治安の良さは世界有数だ」と発表があった。
 まさに法螺吹き支那右衛門の面目躍如だ!

国連統計による中国の殺人事件発生率は1・1%、ちなみにスイス0・7,日本は0・4,中国の統計がもし1・1%で正しいとすれば、オーストラリアとブラジルの1・2%よりはマシである。米国は最悪で5・0だから比較にはならないが。

さて問題はこの数字が本当か、どうか。
毛沢東時代の殺人事件はまれで、それもその筈、清風運動、反右闘争、文革によって国家権力が国民を殺していたのだから、もっと恐ろしい状態であったからだろう。

或る統計学者は「殺人事件のカテゴリィに集団的暴力事件やマフィア同士の抗争、あるいはレープや強盗傷害事件などを含めているのか、殺人事件は26300名(2002年統計)の死者数だが、同年に殺人関連による致死は38000名。つまりこれらを合計すれば、米国並みにせまるのではないか」と分析している(英誌エコノミスト、4月6日号)。

強盗事件は18%減少、銃器使用の犯罪は十分の一にまで減少したと国安部は強調するが、この統計は地方政府の報告が出鱈目であるためにすこぶる怪しい。

 河南省鄭州市当局の発表では殺人事件の98・9%が「解決された」などと報告する。当時、中共中央が「和諧社会」のキャンペーンをしていたから、優秀な成績を報告するためのでったあげ数字であろう。

なにしろ社会科学院の調査によれば「中国で一番安全な場所はチベットのラサで、二番目が上海」という。ラサは軍隊が駐留して人民を監視しているため犯罪が起こりにくいからである。
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 888】             
  ――「惶惑と戒厳と混乱との中に在る・・・」(与謝野の上)
     「金州以北の旅」(与謝野晶子 『世界紀行文学全集』修道社 昭和46年)



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 与謝野晶子(明治11=1878年~昭和17=1942年)は夫の鉄幹らと共に大連を立ち、満鉄本線と支線などを乗り継いで、金州、営口、遼陽、安東、奉天、四平街、?南、斉斉哈爾、長春、吉林、公主嶺、奉天、大連と回る長旅から東京に戻ったのは、「郊外のアカシアの花は、すべて散り尽くしていた」昭和3(1938)年6月17日の朝だった。

 おそらく旅行出発直前だったと思われるが、同年5月3日に済南事件が、さらには旅の途中、奉天滞在中の6月4日には張作霖爆破事件が発生するなど、与謝野は極めて緊張した時代情況の過中で旅を続けたことになる。

そこで先ず、2つの事件に対する与謝野の反応を見ておきたい。
先ず済南事件だが、済南に住む日本人が国民革命軍と称する中国人兵士が襲撃され、12人が嬲り殺しに遭ったことが発端だ。ここでは、事件前後の経緯に言及することは敢えて避けるが、事件について日本側は権益と居留民防護のための当然の応戦措置だとし、国民革命軍を率い北上中の?介石は各地の軍閥を討伐し統一政権を目指す自らの行動に対する妨害だと非難した。 

事件を機に各地に高まった排日機運を、与謝野は旅の先々で感じた。
たとえば営口手前の熊岳城駅では、市街は「キリスト教青年会が排日の宣伝をしているので、私達は万一の危険を警戒して、・・・足早に通過するに止めた」。車を「待っている間に多勢の人だかりがして、その目が洋装の私に注がれるので、済南事件以来の排日の噂を連想して、私は一種の不気味を感じるのであった」という。

 だが満洲も海岸線を遠く離れ内陸部に赴くと排日機運も違ってくる。内蒙古に近い吉林省の?南では、「此地の排日の情勢が想像ほどに危険が切迫していないことを知った」。
だが、やはり用心にこしたことはない。そこで「万一を警戒して在留の婦人達はすべて引き上げ」ている。

 満洲をぐるりと回った与謝野らが、満鉄側の出迎えを受け再び奉天駅に着いたのは張作霖爆破事件前日の6月3日夜だった。
 「駅の楼上にある大和ホテルに泊まった。新聞を見ると大元帥の張作霖がいよいよ北京を退き、今日天津を立って京奉鉄道で奉天へ帰ると云う事である・それで支那側も在留邦人の重な官公人達も張の出迎えに忙しいらしい」。

 「翌朝私は早く起きて東京の子供に送る手紙を書いていると、へんな音が幽かに聞こえた」。顔を洗っていた鉄幹も、その音を聞いている。そこで「二人は唯騒音の多い所へ来たとおもっていた。それから二十分も経たぬ中に、階下の駅の構内で俄に人の往来が騒がしいのを感じたが、猶私達は乗客の込み合うためであろうと思っていた」。だが、「幽かに聞こえた」「へんな音」について、同行者から「意外な変事を告げられた」のだ。

 「満鉄京奉両線の交叉するガアドの下で、京奉線の汽車が四台まで爆破され、張作霖と共に黒竜江省督軍の呉俊陞も殪れ、其の他にも支那官人と婦人との死者が多い様子だと云い、また爆破と同時にガアドの上の満鉄線を守備していた日本兵と京奉線の番をしていた支那兵との間に銃火が交換されたと云うのである。
私達は初めて今先のへんな爆音の正体を知ったと共に、厭な或る直感が私達の心を曇らせたので思わず共に眉を顰めた」。
 
奉天滞在は短時間だったが、「私達は此の事変について色色の謡言蜚語」を聞いたが、「それは皆日本人として耳にするに忍びないものばかりであった」。
緊張の旅は続く。
《QED》
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(読者の声1)新緑の美しい季節になりました。4月13日(土)、黄文雄氏・松本道弘氏の対談を鎌倉で催します。
「日中韓の面子」というテーマで、日本の心、国柄についても会場の皆様と議論を深めたいと存じます。
黄文雄氏の近著『やっぱりこんなに違う!日本人が絶対に理解できない中国人と韓国人』(徳間書店)『学校では絶対に教えない植民地の真実』(ビジネス社)(4月12日刊行予定)
松本道弘氏の近著『中国人・韓国人・アメリカ人の言い分を論破する法』(講談社)(3月末刊行)
ぜひ多数の方にご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

対談     黄文雄氏+松本道弘氏「日中韓の面子」
とき     4月13日(土) 1時10分開場 1時30分~4時20分
ところ    鎌倉生涯学習センターホール(JR鎌倉駅東口徒歩3分・鎌倉郵便局隣)

資料代    1000円(学生500円)当日先着280名 予約不要
連絡先      080-6603-5335 山内
(鎌倉の教育を良くする会、山内裕子)
 

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(読者の声2)対馬のお寺から韓国人窃盗団により盗まれた仏像をめぐる韓国側の対応は、元は日本が略奪したとか、犯人グループは日本から仏像を取り返した愛国者である、などという日本人には到底理解不能な主張ばかり。
ネットでは年初来、ろくなことのない韓国に対し、仏罰が下ったのだろうという声も。

韓国はWBC(野球の国際試合)は予選敗退、なぜかNHKが衛星チャンネルで90分も生中継した朴槿恵大統領就任式典でしたが、大統領最初の仕事は「徳政令」。
しかも今回で4度目ですから、韓国内の格差拡大に加え、韓国人の浪費癖やタカリ根性もあるのでしょう。なにしろ半年滞納したら元金・金利が最大5割減免ですからマジメに返済する人間がバカを見る。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013032657848

生活保護を食い物にする在日、円安ウォン高になるや日本への買い物客が急増する韓国、数年おきに同じことを繰り返しています。朴槿恵政権はやっと長官人事が決まったと思ったら局長以下の人事が決まらず開店休業中。
『政府発足43日、仕事をする「人」がいない 』
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013040827598
という4月8日付の東亜日報の記事を読むと政権の体をなしていません。
「まだ職務(任命)を受けていない中央省庁の某室長は、国立中央図書館やネットカフェを毎日転々としているという」というネットカフェ難民状態。韓国経済もアベノミクスで青息吐息、以前から大企業以外は悲惨な韓国でしたが、上場企業も3割は営業利益で借金の利子も払えない。
現代・起亜自動車グループはアメリカで年間販売台数の1.5倍に相当する187万台のリコール。震災とタイの洪水で供給が滞っていた日本車が持ち直すや、2月の韓国の自動車輸出は2桁マイナス。3月のアメリカ市場の販売実績を見てもアメリカビッグ3が5%以上の伸び、日系はトヨタ・日産とも1%、ホンダは7.1%の伸び。対する現代は2%、起亜は-14.6%と韓国勢の一人負け状態です。
http://online.wsj.com/mdc/public/page/2_3022-autosales.html

韓国車は燃費のごまかし問題と相まってアメリカ市場での苦戦が続くことでしょう。サムスンにしても半導体とスマートフォンでは黒字ですが、液晶テレビ事業は赤字が続き、次世代テレビと目論む有機ELパネルは量産化のめども立たず。日本から引きぬいてきた技術者も供給は頭打ち。なにより特許紛争が多すぎて先行きはかなり不透明。
そんなところに北朝鮮の核ミサイルの威嚇まで出る始末。米GMは子会社GM大宇の韓国内5工場の閉鎖もありうるという。韓国の株式市場を見ても昨年来、住宅・不動産バブルがはじけ、KOSPI(韓国総合株価指数)は2000で上値を抑えられている展開。IMF危機さなかの1998年には300まで下落、その後持ち直し2000年当時でやっと1000を超す勢い、さらに調整しながら2007年には2000超え、リーマンショックで一時的に1000を割りこむものの、その後は2200まで急騰。チャートを見るとそろそろ底割れしそうな感じもします。
http://finance.yahoo.com/echarts?s=^KS11+Interactive#symbol=^ks11;range=my;com

日本はリーマンショック以降、麻生政権の積極財政の芽を摘み愚かな民主党政権を生みだしたマスコミの罪は重いですが、安倍政権になり過去のマイナスを克服できそうな雰囲気です。
逆に日本の円安砲をもろに受ける韓国、そろそろ泣きを入れてくるのでは、と思っていたら朝鮮日報に面白い記事がありました。
『自称「愛国者」、対馬仏像窃盗犯の正体は』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/09/2013040901125.html
「今回の仏像窃盗に関与したとして摘発されたのは、合わせて9人。対馬に渡って仏像を盗んだ実行犯は4人だ。4人の年齢はそれぞれ70歳、66歳、60歳、50歳で、最高齢2人は大邱出身の兄弟。年を重ねているだけあって経歴も派手で、4人の前科を全て合わせると56犯に達した。いずれも韓国国内での犯行だ」「盗んだ仏像の韓国への持ち込みを担当した人物は、風俗犯罪など前科5犯のソン容疑者(60)だ。日本の市場から骨董(こっとう)品を持ち込み、釜山・慶尚南道一帯で競売にかけている業者だった。過去10年の間に200回以上も日本に渡航し、釜山港の職員とは顔見知りだった」。
要するに愛国者どころか札付きの犯罪者。朝鮮日報の記事はなにやら仏像を日本に返還するための雰囲気作りのようにも思えます。いまさら韓国に擦り寄られてもろくな事はありませんから、日本は仏像ともども犯罪者の引渡しを要求すべきかもしれません。
韓国人絡みの犯罪といえば、かつて1968年(昭和43年)に金嬉老事件という在日による犯罪がありました。金嬉老本人及び左翼系メディアでは朝鮮人差別が原因による犯罪だという主張がなされたものの無期懲役刑が確定。その後、韓国に強制送還された後も再度犯罪を犯し、差別問題など関係ない単なる犯罪者であることが明らかになりました。
対馬の住民も仏像泥棒が70歳の老人とは思っても見なかったことでしょう。韓国人を見たら泥棒と思え、というのは年齢を問わず本当なのですね。
  (PB生、千葉)

<<< 宮崎正弘の論文掲載誌ならびに予定 >>>
(1)「ジャカルタのチャイナタウン」(『共同ウィークリー』、4月8日号)
(2)「汚染大国中国、本当に怖いのは放射能」(『サピオ』5月号、本日発売)
(3)「社会福祉大国EUと日本の不条理――川口マーン惠美さんとの対談」(『正論』五月号、発売中)
(4)「キリスト教が伴天連と呼ばれた時代」(『月刊日本』五月号、4月22日発売予定)
(5)「思い出の人々 第2回 林房雄」(『撃論ムック』、初夏号、四月中頃発売予定)
(6)「書評『皇室を戴く社会主義』(『改革者』六月号、5月1日発行予定)
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