一度罰金を支払った違反者による再犯も少なくなく
<希少生物保護>罰金100万円から1億円に引き上げ
毎日新聞 4月2日(火)9時36分配信
環境省は1日、絶滅の恐れがある野生生物の違法取引をした企業に対する罰金を、現行の最高100万円から同1億円に引き上げる方針を決めた。高額の罰金を科すことで相次ぐ不正な売買を防ぐのが狙いで、「種の保存法」改正案を今国会に提出する。
93年に施行された種の保存法は、トラやゾウ、ワニやカメなど絶滅が危ぶまれている動植物について、剥製も含めて調査・研究目的以外の捕獲、譲渡、輸出入を禁じている。ところが、希少価値から密輸入による高額取引が後を絶たない。一度罰金を支払った違反者による再犯も少なくなく、中央環境審議会が先月、「違法取引から得られる利益に比べて、法の制裁は弱い」と罰則強化を求める答申をまとめていた。
一方、環境省のレッドリストに記載されている3597種の絶滅危惧種のうち、同法で捕獲や譲渡を禁止する「国内希少野生動植物種」は90種(2・5%)に過ぎない。自然保護団体は対象種の拡大など法の抜本改正を求めてきたが、環境省は見送る方針だ。【阿部周一】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130402-00000005-maiall-soci
罰金を払っても平気で野生動物を売り買いするヤツラがいたのか!
そんな人たちのせいで、アフリカの野生動物保護の団体が苦労しているんだからね。でも、チュウゴク人による野生動物の密輸入が酷いと聞いているんだけど。