「自殺」や「自死」より、「自己殺人」がぴったり。
神さまに与えられた命を自分で殺害するということを
はっきり表す言葉がいいです。殺人は罪です。でも、ウツ病になると、どうしても元気になった時が危ない。そういう病気なのです。予防する方法はないのか。
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「自殺」→「自死」への言い換え 賛成は9.6%も年配者は理解示す
4月03日17時08分
提供:瞬刊!リサーチNEWS
島根県は4月より、自殺対策総合計画の名称を「自死対策総合計画」に改め、市町村への文書でも「自殺」という言葉は使わず「自死」という語句を使用することを決めました。
「自殺」という言葉の使用を止め、「自死」に変更する動きがありますが、あなたはこれに賛成ですか? - リサーチパネル
「『自殺』という言葉には『自分を殺した人』というイメージがあり、死者の尊厳を守れない」という遺族からの声を受けて改めることにしたという、いわば「ネガティブイメージの払拭」を目指したととれるこの表現の変更。
世間の人々の受け止め方はどのようになっているのでしょうか? 「『自殺』という言葉の使用を止め、『自死』に変更する動きがありますが、あなたはこれに賛成ですか?」という調査の結果を見てみましょう。
・賛成:9.6%
・反対:25.5%
・どちらでもない:64.9%
(リサーチパネル調べ、3万3571人が対象)
このように、「賛成」は少数派となっています。
年代別の結果では、「賛成」と回答した人が50代:10.3%、60代:16.9%、70代:17.3%と、50代以上から上の年代ではすべての年代で平均を上回っており、年齢が上になるにつれて「自死」に関しては肯定的になる傾向があるといえる数字となりました。
では、各回答に寄せられたコメントを見てみましょう。
【賛成】
「人が亡くなると後から何通もの死亡診断書が必要になり、その度に遺族は辛い思いをします。少しでも柔らかな表現の方が…」
「殺伐とした世の中 殺と言う字は少ない方が良い」
「自死の方が個人の尊厳を尊重している感じがある」
「事情と親族などの気持ちを思うと…」
【反対】
「本質を見逃す悪い考え方。自殺を美化してどうするつもりなんだ」
「言葉遊びはいい加減にしてもらいたい」
「ネガティブイメージのままの方がいいのでは」
「響きをソフトにすれば自殺者が減るのか」
【どちらでもない】
「どっちにしろ思いとどまってほしい」
「言い方が変わって意味があるの?」
「そういう問題ではないと思う」
遺族感情を鑑みた賛成派意見に対し、「それよりも減らす努力を」と訴える反対派、そしてどちらでもない派の意見が目立ちました。
たしかに、いくらポジティブな言葉になったとしても、亡くなった人は戻ってきません。
誰かが「死」を選ばなくてもいいように、手を差し伸べることができる社会を目指すことが必要と言えそうです。
http://news.ameba.jp/20130403-827/