海外で運び人をしたと「思われたら」死刑です。

マレーシア覚醒剤密輸事件、日本人に２審も死刑判決
TBS系（JNN） 3月27日(水)19時34分配信
　日本人の元看護師の女が覚醒剤を密輸したとしてマレーシアで逮捕・起訴された事件で、現地の高等裁判所は２７日、１審判決を支持し、２審も死刑判決を言い渡しました。

　「判決を言い渡されたあと、竹内被告は特に表情を変えることなく、淡々とした面持ちで裁判所をあとにしました」（記者）

　この事件は、元看護師の竹内真理子被告が２００９年１０月、クアラルンプール国際空港でスーツケースの中に覚醒剤およそ４キロを隠し持っていたとして、『危険薬物不正取引』の罪に問われているものです。竹内被告は「知人に頼まれて荷物を運んだだけで、中身は知らなかった」と主張してきましたが、１審で死刑判決を言い渡され、控訴していました。

　しかし、現地の高等裁判所は２７日、「１審判決を覆すだけの理由はない」として、２審も死刑判決を言い渡しました。竹内被告の弁護人は「不公平な結果だ」として、上告を検討しているということです。（28日01:54）
最終更新:3月28日(木)7時25分
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