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「栄養パイプを自分で抜いた!」 たかじんさん、テレビ番組で“豪快闘病生活”明かす
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2013/03/23 22:01更新
 食道がん治療を経て、21日に芸能活動を再開した歌手でタレントのやしきたかじんさん(63)が23日放送の関西テレビ系「たかじん胸いっぱい」で、約1年2カ月にわたる闘病生活を披露した。ただ、その中身は「宣告後に焼き肉を食べた」「栄養補給パイプを自分で抜いた」など、病気前と変わらない豪快ぶりが際立った。
 たかじんさんによると、異変が起きたのは一昨年10月。胸の痛みを訴えたが、持病でもある「狭心症」と診断された。だが、症状が治まらず、翌年1月に都内の病院で人間ドックに入り、同30日に食道がんが判明したという。ただ、本人は「悪性やと思っていた。これまで好き勝手に生きてきて、これで良性やったら申し訳ない」と割り切り、その晩は焼き肉を食べたという。翌日に休養を発表。
 2月に都内の病院へ入院。特別室に50インチテレビとHDDレコーダー、ミニコンポなどを持ち込み、入院ネームは「病院でのサインが簡単だから」と字画の少ない「林一(はやし・はじめ)」に。抗がん剤治療を経て、4月9日に最新型の3D内視鏡を使って切除手術を受けた。だが、縫合不全で再手術を余儀なくされたという。
 ところが、1カ月で回復すると、最初の外出で「フィレオフィッシュ」を買って食べては主治医を驚かせ、「9月までは無理」と宣告されたのを無視して6月に退院。7月には北海道へ居を移し、腸に直接栄養を補給するパイプをつけたが、それも自分で抜いてしまう。


9月に抗がん剤の副作用から再入院したが、これも2週間の入院中に札幌競馬場へ“外出”。11月にハワイの別荘に移動すると、カラオケ20曲を熱唱したり、仲間3人とワイン10本を空けるなど、いつもの“豪快列伝”と化した。
 今年1月に体重が60キロに戻ると、復帰を決意。2月に帰国して1年後検診をクリアし、今回の復帰に至ったという。
 病気前と変わらぬ“舌好調”だった中で、たかじんさんが強調したのは、「今も食事が詰まることはあるけど、食べないかん。薬に頼ったらいかん。自分の体を甘やかしたらいかん!」。これには、VTR出演した主治医も「こんなに回復の早い人は見たことがない。『自分の病気は自分で治す、だから食うんや』と、半分もどしそうになりながら、病気と闘って打ち勝っていく。食道がんと闘う世の中の患者さんもそういう気持ちで頑張って下さい」と感心していた。
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