ウランの産地なのだからウランだと考えるのが普通ではないかな。
北朝鮮核実験の実態いまだつかめず、証拠隠し「巧みに」
ロイター 2月21日(木)13時12分配信
2月20日、各国の情報機関は、3度目の核実験を強行した北朝鮮の技術進歩について、その実態をいまだにつかめていないという。ソウルで12日撮影(2013年 ロイター/Kim Hong-Ji)
[ワシントン/ソウル 20日 ロイター] 今月12日に3度目の核実験を強行した北朝鮮。しかし、米国や欧州、韓国の当局者によると、各国の情報機関は、使用された核物質の種類を含む核開発技術の進展具合について、その実態をいまだにつかめていないという。
米当局者によると、米空軍が北朝鮮の核実験実施後に大気を収集できる航空機を飛ばし、実験で放出された残留物を収集しようとしたが、検出できなかったという。米空軍の報道官は、同機が派遣されたことを確認したが、その結果は発表できないとしている。
今回の核実験で重大とされる点の1つは、北朝鮮が使用した核燃料が過去2回の実験と同じとみられるプルトニウムなのか、それともウランなのかということ。北朝鮮は2007年にプルトニウムの製造を放棄したが、その後、高濃縮ウランを生成する施設の建設を認めている。
また、実験に使われた装置の正確な爆発規模や構造のほか、長距離弾道ミサイルに搭載するための小型化がどの程度進歩しているのかについても不明なままだという。
欧州の治安当局者は、北朝鮮の証拠隠しが「非常に巧妙」になったと指摘。今回の実験に詳しい韓国当局者も、北朝鮮が実験のトンネルを深くして探知されるのを防いでいるとし、「何も発見できないかもしれない」と語った。
また、米国、欧州、韓国の当局者は、証拠が急速に消えてしまうことも懸念。高濃縮ウランの場合、実験から数日で崩壊し、検出できなくなるという。先の韓国当局者は「まだ時間はある程度残されているが、証拠を発見できる可能性はますます低くなっている」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000050-reut-kr