日本には「被害者としての歴史」があります。
宮崎正弘 石平 桜林美佐 大高未貴ほか
『日本被害史~世界でこんなに殺された日本人~』(オークラNEXT新書)
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これまで散々言われてきた「加害者としての歴史」ではなく、日本には「被害者としての歴史」があります。
東京大空襲、原爆投下、シベリア抑留…
戦前の中国大陸では通州事件、済南事件、漢口事件など、
多くの日本人が理不尽な理由で中国人によって虐殺され、財産を奪われました。
自分たちの国の歴史を語ることができなければ、世界の歴史など理解できる筈がありません。
それは人が自分を誰かに自己紹介できなければ、他人がどのような人物であるかを認識できないことと同じです。
現在の日本人が知っている近現代史は、言うなれば「加害者としての歴史」です。つまり「私たち日本人は世界に迷惑をかけた歴史を持っているのだ」という思い込みが前提になっているのです。
しかし、どのような人間にもいい面と悪い面があるように、どの国においても肯定的に語られるべき歴史と否定的に語られるべき歴史の両面を持っているのではないでしょうか。それは日本という国とて同じです。
私たちの生まれた日本、この国にはこれまで散々言われてきた「加害者としての歴史」ではなく、「被害者としての歴史」があります。
本書は『撃論ムック 拉致と侵略の真実~教科書が教えない日本被害史~』を再構成したものです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4775519808
第1章 中国編
尼港事件 南京事件 漢口事件 済南事件 通州事件etc
第2章 ソ連・ロシア編
ソ連侵攻 シベリア抑留 満州引揚げ tc
第3章 韓国・朝鮮編
朝鮮進駐軍 李承晩ライン 凶悪犯罪etc
第4章 アメリカ編
東京大空襲 原爆投下 GHQ支配 第五福竜丸etc
私たちは、どれだけ日本の歴史を知っているでしょうか?
この問いに明確な答えを出せる日本人は少ないのではないでしょうか。
それは裏返せば、私たちが世界の歴史を知らないということでもあります。