中国の宇宙開発には軍が深く関与しており、北斗も軍民共用のシステム。 | 日本のお姉さん

中国の宇宙開発には軍が深く関与しており、北斗も軍民共用のシステム。

<中国>「GPS」正式運用開始 アジアに利用呼びかけ
毎日新聞 12月27日(木)18時37分配信
 【北京・井出晋平】中国政府は27日、衛星を使ったナビゲーションシステム「北斗」(英語名BDS)の正式運用を開始したと発表した。米国の全地球測位システム(GPS)に対抗して中国が独自開発した中国版GPSで、アジア各国にも利用を呼びかけていくという。

 アジア太平洋地域(東経55~180度)をカバーしており、位置情報の誤差は10メートル程度。他人に自分の位置を知らせたり、他人の位置を知ることができる機能も備えているという。会見した中国衛星誘導システム管理弁公室の冉承其(ぜん・しょうき)報道官は、「総合的な性能は米国のGPSに匹敵するが、GPSより優れた点もある」と話した。今後、さらに400億~500億元(約5400億~6800億円)を投じて衛星を打ち上げるなどし、20年ごろまでに全世界をカバーする予定。昨年12月から試験運用を開始しており、利用のための端末の普及も進めている。

 中国の宇宙開発には軍が深く関与しており、北斗も軍民共用のシステム。

巡航ミサイルの命中精度向上などにも利用可能といわれており、冉報道官は「中国の国防建設に役立つ」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121227-00000053-mai-cn


<中国>安倍首相就任への祝電発表なし
毎日新聞 12月27日(木)19時16分配信
 【北京・成沢健一】安倍晋三首相の就任に際して中国の温家宝首相が祝電を送ったかどうかについて中国側が発表を控える異例の事態となっている。中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は27日の定例記者会見で「提供できる情報はない」と述べるにとどめ、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる対立で高まった対日強硬世論に神経をとがらせていることをうかがわせた。

 中国政府は日本の新政権発足に伴って首相名で祝電を送るのが慣例となっており、09年の鳩山由紀夫首相の就任時には、温首相が祝電を送ったとの記事が共産党機関紙「人民日報」の1面で掲載された。今回は中国外務省から正式な発表がなく、国営メディアも報じていない。

 一方、27日付の上海紙「東方早報」は温首相が祝電を送っていないとして「中日関係の緊張した局面を表している」と伝えた。

 北京の日本大使館は「新政権発足に伴う日中間の外交上のやりとりについては、先方との関係もあり、コメントは差し控えたい」としている。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121227-00000060-mai-cn