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ロシア政治経済ジャーナル No.8832012/11/18
★【超衝撃】中国、【反日統一戦線】を【アメリカ、】ロシア、韓国によびかける
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
日本では選挙の日がきまり、面白くなってきましたね。
争点は、
・TPP?
・消費税?
・原発?
・デフレ脱却?
・憲法?
等々、いろいろありますが・・・。
しかし、なんといっても日本最大の問題は、・中国の侵略をいかに防ぐか?
であります。
前々からRPEで指摘していたことですが、
中国は、ロシア・韓国を誘って、【反日統一戦線】構築を提案しています。
そればかりか【アメリカ】も。
どういうことでしょうか?
▼現実化する予測
まず、2012年9月27日号から引用しておきます。↓
http://archive.mag2.com/0000012950/20120927213934000.html
【引用ここから▼】
<さて、中国は今後、どんな作戦で来るのでしょうか?これ予想するのは難しくありません。
なぜ中国は尖閣をとれないのでしょうか?
そう、日本の後ろにアメリカがいるからです。
であるならば、中国がすべきことはすぐわかります。
日本とアメリカを分断せよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これが中国にとって最重要になります。
では、中国は、どうやって日本とアメリカを分断させるのでしょうか?
これも簡単にわかります。
中国は、尖閣問題(=領土問題)を「歴史問題」にすりかえる
ことで、
「日米分断工作」を進める
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは、どういうことでしょうか?
「軍国主義の日本は1895年、中国から尖閣諸島を奪った!」
という大うそプロパガンダを世界中に広げる。
日本が竹島を返してもらおうとしている件に関しては、
→ 復活した軍国主義日本が、韓国領の独島を侵略しようとしている
北方領土に関しては、
→ 復活した軍国主義日本が、ロシア固有の領土である4島を奪おうとしている。
なんとも大ウソな主張ですが、中国が韓国、ロシアに「これで共闘しましょう!」といえば、
両国とも「いい考えですな!」となることでしょう。
これは私のファンタジーでしょうか?
そうではありません。
読売新聞9月20日を見てみましょう。
↓
<今秋に予定される党大会で胡錦濤(フージンタオ)総書記のポストを引き継ぐ習近平(シージンピン)国家副主席は19日、パネッタ米国防長官との会談で
「日本軍国主義は米国を含むアジア太平洋の国々に巨大な傷
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
を残した」
と歴史問題を持ち出した上、「日本国内の一部勢力は誤りを
繰り返し、(尖閣諸島の)島購入という茶番を演出した」と非難した。
次期首相候補の李克強(リークォーチャン)筆頭副首相は11日、パプアニューギニア首相と会談した中で
「(両国とも)日本ファシズムの侵入を受けた」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と指摘し、日本の国有化が「世界の反ファシズム戦争勝利の成果を公然と否定するものだ」と述べた。>
おわかりでしょうか?
次期国家主席も次期首相も口をそろえて
「日本が尖閣を国有化したのは、「軍国主義」「ファシズム」が復活してきている証拠だ!」
と主張している。
このことは、中国指導部の中で、きちんと「情報戦」の方針が定められていることを示しているのです。
【引用ここまで▲】
2ヶ月前に書いたことが、いよいよ現実化してきたのです。
どんな風に???
▼中国、【反日統一戦線】をロシア、韓国によびかける
出所は、ロシアの国営放送「ヴォイス オブ ロシア」です。
↓
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/
< 中国の著名な専門家は、中国と同様、日本と領土問題を抱えるロシアと韓国に対し、反日統一共同戦線を組むことを呼びかけた。
この共同戦線は日本の指導部に対し、第2次世界大戦の結果を認め、近隣諸国への領土要求を退けさせることを目的としている。>
(The Voice of Russia 2012年11月15日)
↑
つまり、
・中ロ韓は一体化して、日本に「第2次世界大戦の結果を認めるよう」要求しましょう。
・「第2次大戦の結果ってなんだ?」というと、「領土要求を取り下げろ!」と。
つまり、日本は北方4島と竹島をあきらめ、尖閣を中国に返せ!とここにいつものように、大きな「ウソ」があります。
北方領土、竹島問題は、たしかに第2次大戦の「負の遺産」ともいえるものです。
しかし、中国が「尖閣」の領有権を主張しはじめたのは1970年代からで、
第2次大戦とは全然関係ありません。
次いきましょう。
↓
< 14日モスクワで行われた露中韓の三国による国際会議「東アジアにおける安全保障と協力」で演説にたった中国外務省付属国際問題研究所の郭●● (ゴ・シャンガン)副所長は、こうした考えを明らかにした。
郭氏は、日本は近隣諸国との領土問題の先鋭化に意識的に対応し、第2次世界大戦の結果を認めないことを見せ付けたと強調している。
郭氏は対日同盟を組んでいた米国、ソ連、英国、中国が採択した一連の国際的な宣言では、第2次世界大戦後、敗戦国日本の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも要求してはならないとの考えを示した。>
(同上)
(註、●●の部分は、変換できない漢字です。)
どうですか、これ↑。
4島、竹島、尖閣のみならず、
【沖縄】も日本の領土であってはならない!と。
嗚呼、ここに中国の本音が出てますね。
さらに超衝撃の内容がつづきます。
↓
<こう述べる郭氏は、中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線の創設を提案している。
日本に第2次世界大戦の結果を認めさせ、近隣諸国への領土要求を退ける必要性を認識させるために、この戦線には米国も引き入れねばならない。>
↑
おわかりでしょうか?
中国は、「尖閣」「沖縄」を奪うために、「【アメリカ】とも手を組もう」と主張しているのです。
中国、アメリカ、ロシア、韓国 で反日統一戦線をつくろうと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、ロシア側はどういう反応を示したのでしょうか?
< モスクワ国際関係大学国際調査センターの専門家であるアンドレイ・イヴァノフ氏は、会議での郭氏の発言は、参加者の反応をさぐるために投げられた「爆弾発言」として受け止められたとして、次のように語っている。
「反日統一共同戦線を創設し、日本政府に対し新たな講和条約を結ばせるという提案はセンセーショナルなものといってよい。
これがしかも中国外務省に属する大きな研究機関の副所長であり、中国外交政策の策定にかかわる人物の口から飛び出した。
提案は一方では中国のある専門家の意見であり、別の見方をすれば大なり小なり中国指導部の感じるところを反映しているといえる。」>
↑
アンドレイさんは、遠慮がちに語っていますが。
「中国指導部の感じるところを反映している」と。
しかし、私が9月の時点でも書いたように、これは「既定方針」だと思ったほうがよいのです。
次に、同記事は、各国政府の態度について触れます。
↓
<ロシア政府は日本との領土論争においては感情の高ぶりを押さえ、まず互恵的な経済協力を第1に進める方策を採るようになって久しく、しかもそれは成功を納めている。>(同上)
↑
ロシア政府は「領土論争においては感情の高ぶりをおさえている」と。
確かに、一時期日本は、「中国、ロシア、韓国」に包囲されたような感じでしたが、
ここしばらく、ロシアは一歩引いて眺めています。
これは、軽薄なメドベージェフが去り、プーチンが戻ってきたことと関係あるのでしょう。
もう一つ、中国は最近、公然と「沖縄」の領有権も主張しはじめている。
それと同時に、中国では「ハバロフスク、ウラジオストックなどは、中国固有の領土だ!」と主張する動きがはじまっています。
そう考えると、ロシア極東に中国人が洪水のように流れ込んでいるのは、
「実効支配を強化するための『国策』ではないのか?」
と疑いも出てくる。
そう、ロシアも中国の貪欲な「支配欲」に警戒心をもっているのです。
記事は次に韓国について触れます。
↓
<では韓国の反応はどうなるかだが、これについてはなんとも言えない。
イヴァノフ氏は韓国の立場については日本がどれほど強硬にトクト諸島の領有権を主張するかによって決まるだろうとの見方を示している。>
(同上)
↑
韓国については、日本次第だろうと。
<現時点で言えることはただひとつ。
郭氏のイニシアチブが物語るのは、中国の新指導部は領土論争において日本と、いや日本だけでなくほかの国とも最も強硬な立場を貫く構えであるということだろう。>
(同上)
↑
<領土論争において日本と、いや日本だけでなくほかの国とも最も強硬な立場を貫く構えである>
この「ほかの国とも強硬な立場云々」というところに、ロシア側の複雑な心境が表れています。
これって要するに、「中国はロシアへの要求も強硬にくる」ということでしょう?
さて、中国外務省付属国際問題研究所・郭副所長の発言から以下のようなことがわかりました。
1、中国は、尖閣ばかりでなく、沖縄も自国領と考えている
2、中国は、ロシア、韓国、で【反日統一戦線】をつくろうとしている
3、中国は、対日本で、【アメリカ】と組もうとしている
日本はどうすればいいのでしょうか?
▼対策
まさに2012年9月27日号に書いたことが現実化してきたわけですが、
RPEはその時、「対策」まで示しています。
引用しておきましょう。
【引用ここから▼】
<さて、安倍さんは、「真正保守」の政治家です。
ほこり高き日本の歴史、伝統、文化を大切にされている。
そして、多くの日本人が安倍さんに期待しているのは、「自虐史観」の見直しです。
ところで、この「自虐史観」ですが、二つの側面があります。
1、日本人が日本人のことをどう思っているか?
2、外国人が日本人のことをどう思っているか?
この一番については、どんどんやってもらったらいい。
ていうか、RPEを読まれている読者さんは、とっくの昔に「自虐史観」とはおさらばしていることでしょう。
世界一植民地を多くつくったイギリスが、日本よりも「善だ」なんて話は絶対おかしい。
原爆を落として人類史上空前絶後の大虐殺を行ったアメリカが日本より「善だ」なんて絶対おかしい。
だから、日本国内で「自虐史観を訂正する」のは全然問題ありません。
問題は外国です。
日本が「歴史の見直し」を外国に求める。
これは、まさに中国の「思う壺」です。
中国は、第2次大戦で日本の敵だったロシア、韓国、北朝鮮を巻き込んで、
「日本は右傾化している!」
「日本は軍国主義化している!」
「日本はファシズム化している!」
と大プロパガンダをすることでしょう。
しかし、最大の問題は、アメリカが「歴史問題」で日本を守れないということです。
なぜでしょうか?
既述のようにアメリカは、日本に原爆を落として、人類史上空前絶後の大虐殺を行った国。
日本が「歴史の修正を求める」ということは、必然的にアメリカが完全善から完全悪にかわることを意味する。
だから、アメリカは歴史問題で常に、中国、韓国、ロシアよりなのです。
これが中国の狙いなのですが、もしアメリカと中国が一体化したらどうなります?
当然尖閣も沖縄も中国の支配下に入ることでしょう。
▼安倍新総裁への提言
というわけで、尖閣・沖縄を狙う中国は、今
「領土問題を歴史問題に転化せよ!」
`~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
オペレーションをやっています。
そこに安倍さんが、「自虐史観脱却」を宣言し、世界中で「歴史の書き直し」を要求すれば、まさに中国の思う壺。
だから、私が安倍さんにお願いしたいのは以下のことです。
1、日本の最大唯一の敵は、韓国・ロシアの反日を後ろから操る中国一国のみと自覚すること
2、中国は、韓国、ロシアを巻き込んで「反日運動」を盛りあげたい。
だから、日本はひとまず韓国、ロシアと和解すること
3、中国は「領土問題=歴史問題」にしようとしている
だから、日本はしばらく「歴史問題の書き直し」を要求しない
その上で、
4、日本は、
中国は1895年から1970年まで一度も尖閣の領有権を主張したことがなく、
よって尖閣と歴史問題はまったく関係がない
ことを証拠つき(例、尖閣は日本領と記された中国の地図など)で語りつづける
ことが必要です。
日本は今、非常に危険な岐路に立たされています。
第2次大戦はアメリカに誘導され、破滅にむかっていきましたが、今回は中国に誘導されています。
日本は、中国の意図をしっかり知り、韓国、ロシア、特にアメリカを敵にまわさないよう、「慎重」に外交を行う必要があるのです。
▼「集団自衛権」を認めることが、中国への最大の反撃
「日本の自立」を目指す私たち。
真の自立を目指すなら、絶対超えなければいけない課題があります。
それが、「日米安保」の改定。
皆さんもご存知のように、現在の日米安保は、「片務的」。
つまり、
・日本が攻撃されたら、アメリカは日本を守る義務がある
・アメリカが攻撃されたら、日本にはアメリカを守る義務がない
これは「保護者」(アメリカ)と「子供」(日本)の関係で、私たちがどんなに「自立!自立!」といっても、対等の関係になれるはずがない。
ですから、これを
・日本が攻撃されたら、アメリカは日本を守る義務がある
・アメリカが攻撃されたら、日本はアメリカを守る義務がある
という対等の「安全保障条約」に直すのです。
安倍さんは、「集団自衛権」を認めることを断言しておられます。
これはドンドンやったらいいですね。
なぜこれがいいのか?
今、日本が中国に対抗して軍事力を増強したらどうなります?
中国は、「日本の軍国主義が復活してきている!」と大騒ぎするでしょう。
しかし、アメリカと「双務的日米安保」を結べば、中国が騒いでも問題ありません。
日本は、アメリカのお墨つきを得て、どんどん自衛隊を強くしていくことができます。
日本は自立しなければならない。
なんども書いていますが、「自立」と「孤立」は違います。
中国の工作にはまってアメリカとの関係が悪化すれば、現ですから、まずは「集団自衛権」を認めること。
そして、アメリカのお墨つきをえて、孤立せずに軍備を増強していく。
アメリカは、長期的に弱体化していく方向ですから、アメリカの衰退を補う形で自衛隊の影響力を増し、自立にむかっていけばいい。
自民党総裁になり、総理大臣のイスに近づいた安倍さん。
「日本が第2次大戦に負けたのは、アメリカ、イギリス、ソ連、中国を同時に敵に回したからである」
という事実を忘れず、慎重に賢明に、「日本の自立」にむか
っていって欲しいと思います。
【引用ここまで▲】
こうして、
・中国は尖閣のみならず、沖縄も狙っていること
・中国は、ロシア、韓国のみならず【アメリカ】も巻き込んで、
【反日統一戦線】構築に動き始めたこと
が明らかになりました。
9月には、薄弱な根拠しかありませんでしたが、今回ははっきりした証拠が出てきました。
ですから、皆さん、今回の話、できるかぎり多くの人に【拡散】してくださるようお願いいたします。
ブログ、メルマガなどでどんどん使ってください。
そして、政治家の友人・知人にどんどんお伝えください。
日本のために、なにとぞよろしくお願いいたします。
↓
【3刷決まりました!】
【アマゾン(社会・政治部門)1位!】
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3
)
↑
<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>
(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)
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