金日成は、ロシア人。ハバロフスク軍管区所属の兵士であることは間違いない。
頂門の一針より。↓
2)金日成の出自について。
今でも、金日成が白頭山生まれだと信じている人がいるとのお話。
耳を疑います。
40年前のことですが、ソ連の首都、モスクワで、朝鮮系の党要人というか、共産党の日本担当者の一人の自宅に行ったことがあります。
祖父は日本帝国主義に殺され、父はスターリンに殺され、一族はカザフスタン
に連行されたといっていました。
当時の党日本課長のコワレンコの直系です。
察するにKGBの日本語学校の責任者。
日本語が上手で、田端義男のような節回しで、歌うのが大好き。
この人の自宅に居候していたのが、元(北)朝鮮大使。
殺されるから、本国に帰れないという。
いわれるままに、ウオッカを重ねていたら、一冊のロシア語の本を見せられた。
題して、朝鮮秘史。
その中のグラビアの写真に若いソ連軍服姿の金日成の写真があった。
付属大隊名も書いてあった。
腕をくんでいるのは同僚のロシア人兵士。
ハバロフスク軍管区所属の兵士であることは間違いない。
この本くれないかといったら、「殺されるぞ」と二人に脅された。
元大使は、だいたい、「彼」の朝鮮語はやっとのできだよと馬鹿にしていた。
いくつかのルートをたどって、それなりに積めば、今でも、その本、手に入るかもしれない。
金日正と称する、ゲリラの頭目がいたことは事実のようだが、彼はその名前を詐称しただけ。この本の筆者。実はウオッカを飲んでいた、あの二人だと、今でも信じている。(藤沢市在住 徳久 勲)