国会の権能を無視している民主党。東日本大震災:復興予算検証、省庁側に欠席指示。
東日本大震災:復興予算検証、民主が省庁側に欠席指示 野党「国会を無視」
毎日新聞 2012年10月12日 東京朝刊
東日本大震災の復興予算の使途問題をめぐる質疑を予定していた衆院決算行政監視委員会の行政監視小委員会は11日、民主党委員の欠席で流会になり、野党は政府・民主党への攻勢を強めている。民主党は欠席した理由を「与党との合意なく、野党が一方的に開催を決めたためだ」と反論しているが、野田政権の打撃になりかねない審議を先送りしたい思惑がにじむ。
小委の委員は14人。野党側の委員6人は出席したが、民主党の委員8人が欠席したため定足数(7人)に足らず、流会になった。
新藤義孝小委員長(自民)は流会後の記者会見で、各省庁の答弁予定者も欠席したのは民主党側が政府側に指示したためだと指摘。
毎日新聞 2012年10月12日 東京朝刊
東日本大震災の復興予算の使途問題をめぐる質疑を予定していた衆院決算行政監視委員会の行政監視小委員会は11日、民主党委員の欠席で流会になり、野党は政府・民主党への攻勢を強めている。民主党は欠席した理由を「与党との合意なく、野党が一方的に開催を決めたためだ」と反論しているが、野田政権の打撃になりかねない審議を先送りしたい思惑がにじむ。
小委の委員は14人。野党側の委員6人は出席したが、民主党の委員8人が欠席したため定足数(7人)に足らず、流会になった。
新藤義孝小委員長(自民)は流会後の記者会見で、各省庁の答弁予定者も欠席したのは民主党側が政府側に指示したためだと指摘。
民主党の山井(やまのい)和則国対委員長も政府側に欠席を指示していたことを記者団に認めた。
これを受け、自民党の石破茂幹事長と公明党の井上義久幹事長は藤村修官房長官と首相官邸で個別に会い、「国会の権能を無視している」と抗議。これに対し、藤村氏は「国会で与野党が合意できれば政府として説明する」と述べるにとどめた。
こうした政府・民主党の対応を踏まえ、自民、公明、国民の生活が第一など参院の野党7党は急きょ国対委員長会談を開催。参院でも復興予算の使途問題について閉会中審査を求めることで合意した。http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121012ddm002040097000c.html
<補正予算案>臨時国会提出を見送りへ 今秋召集予定
毎日新聞 10月12日(金)20時58分配信
政府・民主党は12日、景気対策のため検討する動きのあった12年度補正予算案について、今秋召集予定の臨時国会への提出を見送る方向で調整を始めた。赤字国債発行に必要な特例公債法案の成立の見通しが立たず、地方交付税の支払い延期など12年度予算の執行抑制に着手していることから、同法案の成立を優先すべきだとの意見が強まった。年内の衆院解散・総選挙を避けるため、臨時国会の会期を短く抑える狙いもあるとみられる。
民主党の安住淳幹事長代行は12日の記者会見で「執行抑制をやっていて景気が底上げするわけがない。特例公債法案が通っていない中で(景気対策を)やっても絵に描いた餅になりかねない」と述べ、当面の景気対策には予備費などを活用する考えを示した。
細野豪志政調会長も同日のTBS番組「時事放談」の収録で「準備をしっかりした上で、年明けも含めてしっかり示すことが重要だ」と来年の通常国会冒頭に補正予算案を提出する可能性に言及した。自民、公明両党は年内解散を求めるとともに、特例公債法案の成立に協力する条件に12年度予算の減額補正を挙げており、同法案の扱いに補正編成を絡めた駆け引きの側面もある。【横田愛】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121012-00000100-mai-pol
民自、参院決算委の閉会中審査実施で合意
読売新聞 10月12日(金)22時50分配信
民主党の池口修次、自民党の脇雅史両参院国会対策委員長は12日、国会内で会談し、東日本大震災の復興予算の使途を検証するため、来週にも参院決算委員会の閉会中審査の実施で合意した。
自民党はこのほか、予算、行政監視の両委員会と、東日本大震災復興特別委員会の開催も求めたが、民主党は拒否した。