尖閣国有化 海保、運用綱渡り 船体老朽化、警備両にらみ
尖閣国有化 海保、運用綱渡り 船体老朽化、警備両にらみ
産経新聞 9月30日(日)20時50分配信
尖閣諸島周辺海域の警備に40隻前後の巡視船を集中配備して対応にあたっている海上保安庁だが、北方領土(北海道)や竹島(島根県)周辺など重点警備海域は他にもあり、全国の沿岸警備をにらみながらの“綱渡りの運用”が続く。
海保によると、昭和50年代に集中的に整備された巡視船艇や航空機は、就役からすでに30年が経過し船体や機体の腐食など老朽化が目立っている。中国など周辺国は監視船の高性能化を進めており、速力や監視機能などの性能面で「的確な対応が困難な状況」(海保)になっているという。
限られた予算で増備にも限界があり、海保は押し寄せる中国公船や台湾漁船への対応に、管轄の第11管区海上保安本部(那覇市)保有の大型巡視船7隻に加え、全国の他管区の大型巡視船などを応援に回した。
日本の周辺海域では、毎年2500隻前後の船舶海難事故が発生。9月24日には宮城県の太平洋沖で、貨物船と衝突した漁船の乗組員13人が行方不明となる事故もあった。海難救助やテロ対策など海保の業務は幅広く、海保幹部は「尖閣への配備で、沿岸の警備に支障をきたすことがあってはならない」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120930-00000547-san-pol
日本がまともな国なら、海保にお金をたっぷり回すのに、、、。