英国エコノミスト誌今週号、「中国はヒットラーと同類」
頂門の一針より。↓
8)シニカルな論調が持ち味の英国エコノミスト誌今週号、
ついに「中国はヒットラーと同類」と書いた。
英国にとっては昔のわが身を見る思いだろう。
チェンバレン首相時代、英国人は戦争をしたくなかった。
もともと陸軍が弱小であることに加えて、国力が弱っていることを皆実感しており、一国では何もできないと思っていた。
確かに英国の現状認識は正しかった。
オーストリアもオランダもフランスもナチス・ドイツに尻尾を振って従った。
アメリカでさえ、巨額の投資をしていたためにドイツと闘いたくはなかったのだ。
日本はそのころの英国よりも不利な立場に置かれている。
緩衝地帯となるべき国を持たずに、じかに狂犬2匹(3匹か?)と対峙しなければならないからだ。
おまけにGHQのかけた呪文はまだ解かれていない。
「日本は戦争で悪いことをしたのだから未来永劫謝罪と賠償をしなければならない」戦争は悪だから、国土防衛のための軍隊も要らない、だの
戦争をしないためなら島のひとつやふたつ関係ない、だのの暴論が大手を振って歩いている。
こんなことを許したらもはや日本は国家ではない。
少なくとも1648年のウェストファリア条約以来、国際社会が自明の理としてきた「国家」には当てはまらなくなるのだが、
はたして日本人は目が覚めるのか?
今回の中国暴動、日本のマスコミは隠しているが
放火され無残に焼け落ちた日系企業の工場を映像で見た人々、とくに海外で働くビジネスマンの憤激はすさまじい。
「あれをみせられたら、『ふざけるな』としかいいようがない」
「何の技術もないところで一から始めて、これですよ。『両国で話し合って』などと、どの口で言うんだか」
「なんで戻るんですか。なんで続けるんですか。夜逃げでいいじゃないですか。馬鹿にしている」
「民衆が今の政府に不満だから、工場焼かれても我慢するんですか?お
かしいじゃないですか」
「欧米企業はダメと分ったらあっという間に引きますよ。
大損出しても売り払う。日系はぐずぐずしてるから舐められるんだ」
「ダンケルクを見なさいよ。全部爆破して撤退すべきだ」
フェイスブックを使って非日本人向けに英語で「中国はごろつき国家」と発信する者もあらわれた。
しかし、マスコミは報道しない。
NHKはオスプレイの危険性については特集を組んでも、
丸焼けになった工場には言及しない。
国民が覚醒するには、さらなる屈辱・恥辱が必要なのかもしれない。
英国でさえ、武器を取って立ち上がるまでにはずるずると、譲歩に譲歩を
重ねた長い道のりがあったのだから。(夏子)
9)日中国交正常化40周年の記念行事の大規模レセプションが中止さ
れ、替わりに日中友好6団体の会長や鳩山由起夫元首相、田中真紀子元外
相ら15人が中国側から限定して招待されることになった。
まだその顔ぶれの全部が判明しないが、察するに一度もまともに靖国神
社に詣でたことがなく、これからも詣でることがない人士でなかろうか。
先方の招待とはいえ、このような手合いが日本の代表面をして北京で振
舞う資格はなく、先方の勝手ご都合主義も極まれりということだ。
これこそがやがて国家主席に就任するという習近平副主席がいう「茶番」
でないのか。その「茶番」しか演じられない者たちだけが招待されているのでないか。「茶番」向きの15人の顔ぶれが全部判明するのが待ち遠
しい。(品川 阿生居士)
12)さきほどテレビ朝日でこういう番組がありました。
日本海で韓国の密漁船が日本側のカニ漁場を荒らしまわり、
水揚げ量が半減しているという。それも巧妙で、捕獲魚網をこっそり仕掛け、ごっそり持ち逃げするという。いわゆる ゴーストフィッシング。
北陸三県の近くまで韓国漁船が来ているというから確信的だ。
捕まっても、いのちの保障があると知ってのことだ。
しかも最近はアンテナの位置を高くして、日本側監視船をいちはやくキャッチして、いち早く逃げる態勢を整えているという。
逃走するときは、作業中の魚網を切り裂き、海中に放棄することもしばしば。
この放棄魚網の日本側回収費用が兵庫県で3億5000万円/年。
鳥取県でも1億8000万円。
補助金も使われている。ということは国民の税金が使われているということ。
この違法、無法密漁を許してきたのは、現政権のみならず、旧政権も同じ。
竹島周辺の暫定水域にも、実質的には日本漁船は入れない。
韓国の思うままに使われている。
こういう違法、無法密漁を放置している日本政府の姿勢は、みな「先送り」「様子をみて」「まあまあ」・・・・が禍している。
これが「争いを避けたい」「今平和であれば」という日本の文化か?
NHKの報道姿勢も同じである。
彼らが今までこういう報道に努めてきたか?
いま台湾船籍(中国船も一部、向かっているという)が尖閣周辺で抗議活動をしている。
いま日本が隣国からズタズタにされようとしている。
どれもこれも、国際政治の「力」を無視してきたツケだ。
民主党政権になってから、その影響は増幅されている。
さきほど自衛隊OBの方からメールが入った。
中韓問題は米国が漁夫の理を狙って仕掛けられたものだという。
「目明き千人盲千人」ともいうが、今の日本人はオール後者ではないか!
国際政治の実態が観えない。
「めくら」とパソコン入力しても「盲」という漢字変換ができない(最近は?)。
こういう、ばかみたいなことには超敏感だが、国防という巨視的なことには、ことにはまるで超無関心。
友人のコンサルタント(愛国者)の「浜田さん。
日本はもうダメだよ。すっかりアメリカさんに魂を抜かれちまった。
実質、アメリカさんの50番目くらいの州だろう。
政治は諦めた。別のところで勝負する」という言葉が気になる。
にわかに賛成できないが、そういう面があることも確かだ。今の、日本
人覚醒のチャンスを、決して逃してはいけないと思う。(浜田 實)。