中国の人権状況について、「抑圧や政治的弾圧が日常的に行われており、人権状況は悪化を続けた」と指摘 | 日本のお姉さん

中国の人権状況について、「抑圧や政治的弾圧が日常的に行われており、人権状況は悪化を続けた」と指摘

中国の人権状況について、「抑圧や政治的弾圧が日常的に行われており、人権状況は悪化を続けた」と指摘

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その記事を読む前にチュウゴク人の起こした恥ずかしい事件を紹介します。↓
中国人の乗客、殴り合いで旅客機引き返し トラブル続発
2012/09/04 15:57更新
 スイス・インターナショナル・エアラインズは4日までに、チューリヒ発北京行きの旅客機内で2日、中国人の男性乗客2人が殴り合いのけんかをしたため、同機がチューリヒに引き返したことを明らかにした。新華社などが伝えた。
 中国では脅迫電話で旅客機が引き返したり、乗客が客室乗務員を殴ったりするなど空のトラブルが続発。短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には「国外でもトラブルを起こすなんて恥ずかしい」などと非難する書き込みが相次いでいる。
 2人が殴り合いを始めた際、旅客機はモスクワ周辺を飛行していたが、他の乗客の安全を考慮して引き返したという。2人は酒に酔っていたといい、スイスの警察当局が事情聴取している。(共同)http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/588797/


中国の人権状況悪化 米、対話で懸念表明
2012/07/26 14:47更新
 ポズナー米国務次官補(民主主義・人権・労働担当)は25日、ワシントンの国務省で開催された「米中人権対話」の終了を受け記者会見し、中国の人権状況は全体的に「悪化し続けている」と強調した。
 24日まで2日間開かれた人権対話では中国側に対し、渡米した中国の人権活動家、陳光誠氏のおいが勾留され、弁護士と接見ができない問題に「率直な懸念」を表明したことも明らかにした。
 ポズナー氏によると、米側はノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏、人権派弁護士の高智晟氏ら投獄された民主活動家の釈放を要求。

中国当局の宗教や少数民族に関する政策に抗議してチベット族による焼身自殺が相次いでいることに「深い懸念」を示すなど、少数民族政策も取り上げた。


 これに対し中国の陳旭外務省国際局長らは、米国内の「差別や刑務所の状況」などについて問題提起したという。(共同)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/579289/


中国「弾圧は日常的」、人権状況の悪化続く 米人権報告書
2012/05/25 02:10更新
 【ワシントン=犬塚陽介】米国務省は24日、2011年の世界の約200カ国の人権状況に関する報告書を発表した。中国では人権派の活動家や弁護士に対する「抑圧や政治的弾圧が日常的」に行われており、「人権状況は悪化を続けた」と指摘した。


 一党独裁体制廃止を求めた「08憲章」の起草者でノーベル平和賞を受賞し、国家政権転覆扇動罪で服役中の劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏の安否に加え、劉氏の妻も「司法手続きを経ない自宅軟禁が続いている」と懸念を示した。


 報告書では、中国当局が言論の自由や報道規制、インターネットへの接続制限を強化しており、法的手続きのない死刑や拷問なども横行していると批判した。


 新疆ウイグル、チベット両自治区の少数民族や、民主化を求める「中国のジャスミン革命」の弾圧にも言及。特に国内の重要行事や海外の要人が訪中する前後に弾圧が強まる傾向にあると分析した。


 中国の盲目の人権活動家で、事実上の国外追放となり今月から米ニューヨークに滞在している陳光誠氏については、報告書の対象期間が11年のみのため、自宅軟禁の状況に言及されただけだった。
 ただ、ポズナー国務次官補(民主主義・人権・労働担当)は記者会見で、中国当局に逮捕されるなどした陳氏の親戚の動向を「注視している」と述べ、人権上の懸念を中国側に伝える方針を示した。


報告書では、ミャンマー政府による政治犯釈放などの民主化促進を「長年の抑圧の末、改革を始める予備的段階に歩を進めた」と評価し、中東や北アフリカに広がった民主化運動「アラブの春」を歓迎した。
 一方、シリア政府は反体制派の「残虐な」弾圧を加えていると批判。北朝鮮による日本人拉致問題は「進展がなかった」とした。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/564338/


【国際情勢分析】「長い道のり」の中国人権行動計画
2012/06/15 10:52更新
この記事に関連するフォト・情報
 中国政府はこのほど、人権保護をうたう「国家人権行動計画(2012~15年)」を発表した。09年に出された初版の改訂版と位置づけられ、人権保護のために定めた措置の「実施」を強調しているものの、どこまで実行されるかは未知数。中国国内でも懐疑的な見方は消えていない。
 ■3年ぶりの改訂版
 中国の華僑向け通信社、中国新聞社が「中国の人権事業は新たな段階に入った」と評価している今回の行動計画で、最重要課題に挙げられているのは生存権であり、国民の生活改善に焦点が当てられている。これは09年版からの継続課題だ。
 過去3年間で“公表された多くの事案”を反映して改訂を施したとの触れ込みだ。なるほど、昨今、関心が高まっている大気中の有害な微小粒子状物質「PM2.5」の観測や、度々問題となる食の安全が盛り込まれている。スクールバスを増やしたり、農村の児童・生徒の栄養状態を改善することも、確かに大切なことだろう。
 拷問による自白強要の防止策や死刑適用の厳格化、政府の情報公開なども明記されており、中国社会科学院の専門家は、共産党機関紙、人民日報傘下の国際情報紙、環球時報(英語版)に対し、「人々が関心を持っている論点に反応しているのは興味深い」「最初の計画は順調に実施され、多くの目標が達成された」としている。


■「悪化を続けた」と米
 中国社会科学院が編纂(へんさん)した「現代漢語詞典」で「人権」の項を引くと、「人や集団が社会関係の中で享有する平等な権利。人や集団の生存権、人身権、政治権、さらには経済や文化、社会など各方面において享有する民主的権利」とある。
 ちなみに、「広辞苑」では「人間が人間として生まれながらに持っている権利。実定法上の権利のように自由に剥奪または制限されない。基本的権利」と定義されている。英語学習者向け英英辞典として定評があるコリンズ「コウビルド英英辞典」は、「人権とはすべての人々が有するべきだと多くの社会が信じている基本的権利」と定めている。
 辞書が示す「人権」の意味は、中国も日本も欧米諸国も大筋では変わらない。中国政府は3年前に「人権行動計画」を策定し、人権が改善されているとうそぶくが、欧米諸国からの中国の人権状況に対する批判が今もやまないのは、どういうわけなのか?


 米国務省は5月下旬、世界約200カ国の人権状況に関する年次報告書を発表した。その中で中国の人権状況について、「抑圧や政治的弾圧が日常的に行われており、人権状況は悪化を続けた」と指摘。中国当局による言論や自由や報道の規制、インターネットへの接続制限、法的手続きのない死刑の横行などは、「人権侵害」以外の何物でもない。
 ■欧米の「人権」とは別物
 中国当局にとっては、これらの措置は「人権侵害」には該当しないのだろう。中国の実社会における「人権」は、欧米諸国のそれとは別物。それでは、欧米諸国がいくら人権状況の改善を中国側に求めてみても、話がかみ合うはずがない。


 中国の人権派弁護士の目にも、市民権や政治権、刑事訴訟法の見直しは不十分だと映っている。大学で教鞭(きょうべん)をとるその弁護士は環球時報に対し、「例えば、言論や表現の自由という観点から見れば、まだ多くの制限が存在する。独立した司法制度は作り上げられておらす、未だに社会における権利の侵害や、強制収用といった悪行が目に付く」と述べている。
 今回発表された「計画」は、「さまざまな要因が人権改善の障害になっている」と主張。「人々が広範囲にわたる人権を享受することが完全に許されるまでには、長い道のりがある」とも記している。分かっているならば、その改善に着手すればいいものを…。

言い訳”を並べる間は、劇的な変化は期待できない。
 (中国総局 川越一/SANKEI EXPRESS)


http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/568958/