日本政府は、ラオスのことは、どう思っているのだろう? | 日本のお姉さん

日本政府は、ラオスのことは、どう思っているのだろう?

友人がラオスの商品を輸入してる会社を経営している。

1年に一回はラオスに行くそうだが、いくたびに、

綿花の広大な畑が潰されて

チュウゴク用のとうもろこし畑に変わっているのだそうだ。

チュウゴクは、家畜の飼料として、ラオスにとうもろこしを

植えるように指導し、高く買い取るので

綿花を栽培している農家はみんな

そちらに変えているそうだ。

あ~あ、、、。

そして、ラオスの町の様子が行くたびにチュウゴクっぽくなっていて

町が漢字の看板だらけになっていって

ラオスの雰囲気がどんどん失われているそうだ。

ラオスに興味がある方は、

ラオスがなくなる前に旅行に行ってあげてください。


ただし、インフラが整っていないので、ちょっと田舎に出ると

いつ帰ってこれるか分からない状態なので

日本に帰らねばならない日が決まっている人は

ちょっと難しいらしい。


ラオスは、金の力に屈して、

チュウゴクの言いなりで、属国状態らしい。

でも、チュウゴクからラオスを通る大きな道路の

建設は、ラオスがさすがに「ヤバイ。」と思ったのか

チュウゴクがぐんぐん計画を推し進めていたけれども

ちょっとストップしているらしい。


それと、ラオスが持っているレアアースの開発も

チュウゴクに任せると全部、チュウゴクに安い金で

持っていかれると疑いを持っているので

保留になっているそうだ。

遅かれ早かれ、ラオスの汚職幹部の誰かが

チュウゴクの言いなりになって、国と自然と売り渡すことに

なるのだと思う。

日本政府は、ラオスのことは、どう思っているのだろう?

ミャンマーのことは?

昔、アジア諸国の独立の基礎を作り

白人たちからの独立をなしとげるきっかけを作ったことを日本人は

忘れている。そして、アジア諸国がチュウゴクの植民地の

ようになっていくことを知らんぷりして見ている。

チュウゴクは、アジアを自分たちの属国、あるいは衛星国にするべく

大きな計画を立てて金をバラまき、

ブルドーザーで侵略して自然を壊している最中です。


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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成24(2012)年8月9日(木曜日)
       通巻第3719号 


 北戴河会議が荒れ模様、胡錦涛が熱演中?
  常任委を七名に減員し、胡春華(内蒙古書記、団派)をいきなり常任委に推薦
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 前回(第十七回)は、党大会の直前になって、団派は「上海派」にうっちゃりで敗北した。
次期国家主席に胡錦涛がすすめてきた李克強の可能性が消え、太子党の黒幕、政界のフィクサーでもある曾慶紅(元国家副主席、江沢民の懐刀)が習近平をもってきたのだ。
習は毛並みは良いがおとなしく口下手。独自カラーがなにもない。だから上海派にとっては「バカとはさみは使いよう」というわけだった。
 江蘇省書記から上海書記に抜擢された習近平は、いきなり政治局常務委員へと三段跳び。

 ならば、と胡錦涛は熟慮したであろう。「次がダメなら次の次があるさ」。
 北戴河で秘かに行われている中国共産党の事実上のトップ会談(江沢民、朱容基、李鵬ら長老がよたよたと参加し、政治局員らと連日、避暑地で合議を重ねつつ、次期人事を決める)で、胡錦涛は胡春華を「いきなり政治局常務委員へと三段跳び」を提案した(ロイター、8日)。

 しかし、このロイターの観測はどこまで信憑性があるのか?
 内蒙古自治区を治める胡春華は団派きってのホープ。
 石炭とレアアースで、内蒙古のGDPを16%台に押し上げ、「第六世代」のライジングスター等(ほかに周強・湖南省書記、孫政才・吉林省書記ら)のなかでも頭ひとつリードしていると評判なうえ、胡春華の強味は胡錦涛との個人的関係の深さだ。
胡錦涛がチベット時代からの副官的役割で「小胡」と渾名もつくほど、贔屓にされてきた。

 だからこの時点で、政治局員でもない彼が、辺境の赴任地から中央へ抜擢されるとなれば三段跳び、次の次のレースのトップに就くことを意味する。

しかしながら、内蒙古経済は暗雲が立ちこめており、とりわけオルダス、パオトウの不動産バブルの破天荒な崩壊は、上海派からの攻撃材料となるだろう。
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 788回】         
   ――“スーチー特需”の危うさ・・・?西旅行の終わりに(上)

 
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最初に昆明に行ったのは1994年春。バンコクからだった。当時、共産党政権は天安門事件の後遺症を脱しつつあり、反転攻勢の狙いもあったのだろうか、李鵬首相を中心に「西南各省は国境関門を開いて南に向かって飛び出せ」と獅子吼していた。

こういった動きのカギになるのは、もちろん西南地方の中心に位置する雲南省であり、省都・昆明だった。そこで昆明の現状を体感しようと、ノコノコ出かけたわけである。数年後に昆明では国際花博が予定されていたが、街のそこここには文革の痕跡も認められ、とてもじゃないが国際都市にはほど遠いというのが偽らざる実感だった。

回教寺院を回ると多くの回族が祈りを捧げ、郊外には菜の花と連翹が咲き乱れ、雲南省の別名である?の起源となった?池では無数のかもめが乱舞していた。ちょうど祭りの季節だったのだろう。?池近くの原っぱには屋台が並び、あちらこちらで繰り広げられていた昔ながらの大道芸に時の経つのを忘れた。
1年中が寒くも暑くもなく春の季節。春城(春の都)の異名を持つ昆明にも、やっと脱毛沢東政治の波が訪れようとしていたのだろうか。

人民元を持ち帰っても仕方がないと帰路の空港で売店を冷やかしている時、偶然に買ったのが「大西南 対外通道図」と名づけられた新聞紙見開き2頁大の地図だった。
地図のど真ん中に昆明が位置し、雲南省を中心に時計周りに四川、貴州、広西と続き、さらにヴェトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー、インド、チベットが描かれている。雲南省交通庁航務処と昆明市測絵管理処が1993年1月に製作したものだ。

まあ、どこといって特徴のない地図だろうと思っていたが、改めて見直してみて驚いた。西南・インドシナ・タイ・ミャンマー・インド東部を跨いだ中国版の物流ルート大改造計画であり、完成予想図なのだ。西南地方を経て周辺国に流れるホン、メコン、サルウィン、イラワジの国際河川が水路の物流幹線に、昆明をハブに国内外の主要都市への航空路が開かれ、既設に新設の鉄道路線が連結して四通八達する国際鉄道網が敷かれ、国境を跨いで縦横に高速道路が描かれている。それだけではない。裏面には幹線道路と水路拡張工事の基本的な建設コストの概要までが記されているのだ。

周辺国を巻き込んでの物流インフラ大改造が、いつ決められたのか。当時、あれこれと調べてみたが、どうも共産党政権(+雲南省政府・昆明市政府)が“勝手”に進めていたようだ。力を頼んでの手前勝手、既成事実の積み重ね・・・いつもの手である。

その数年後、アウンサン・スーチー弾圧で国際孤立を深めるミャンマー軍事政権に急接近し、北京によるミャンマーへの軍事・経済進出が話題になった。だが、我が国や欧米のメディアの大騒ぎをよそに、少なくとも物流インフラ建設は「大西南 対外通道図」に基づいて“粛々”と進んでいた。

加えてスーチーが“民主派のジャンヌダルク”の衣装をかなぐり捨てリアルな政治家として登場した現在も、「大西南 対外通道図」に描かれた改造計画は、やはり“粛々”と進んでいる。

もちろん、ミャンマー以外の地でも。

今回の旅行で目にした上海と瑞麗を結ぶ320号高速国道にしても、あるいは昆明とバンコクとを繋ぐ昆曼公路にしても、既に「大西南 対外通道図」に描かれている。

“スーチー特需“の実態を見極めないままにミャンマーに雪崩れ込む日本の危うさが、改めて実感できた旅だった。
やはり?西の地はミャンマーと地続きだったのだ。
《QED》
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 読者の声 どくしゃのこえ READER‘S OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)北京の洪水被害による死者数が少なすぎるのではという疑惑、中国ではお馴染の政治的数字でしょうから真実など誰にもわからない。そんな中国ですが、他人の不幸を金儲けに利用するのは中国人として当然のこと。
中国紅十字会(中国赤十字)が、豪雨の犠牲者の遺体の搬送費用を遺族に不当に要求していた、という記事がありました。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20120806/Cyzo_201208_post_11147.html
「中国赤十字が遺族に送付した遺体搬送料の請求書の画像もインターネットに出回っており、そこには往診費40元(約500円)、材料費370元(約4,600円)、出車費210元(約2,600円)という内訳で、620元が請求金額として明記されている。
さらに請求書には、「北京赤十字救急救命センター」の印まで押されているのだ」「中国赤十字は、肩書きは公益団体でありながら、商業活動も盛んにやっている。昨年には、老人ホーム建設予定地として格安で政府から割り当てられた土地を開発して分譲し、巨額の利益を上げていたことが問題となっている。あまりにも儲けすぎて、政府監査部門から商業関連活動を制限されたが、商魂たくましい体質は変わっていない」
こういう記事を読むと中国人の本質は金・金・金、溺れる人を助ける前にいくら払えるかを確認しないと人助けもしない中国人の本領発揮といったところですね。
  (PB生、千葉)


(宮崎正弘のコメント)北京の洪水被害で死者は公式発表で77名。8月8日(昨日)に上海を襲った台風は、「70万人以上が避難し、708便が欠航した由」(ウォールストリートジャーナル、9日電子版)です。
 たまさか、中国の悪天候のおり、小生も何回か{小さな}被害に遭遇しました。まず北京空港から内蒙古自治区のパオトウへの飛行機。夜九時発だったのですが、ゲートが直前に変更となり、出発時間直前に「ちょっと遅れます」。<ははん、これは厄介なことになるな>という直感があたり、二時間後に「出発は明朝となります。内蒙古自治区の天候が悪いため」ときた。翌朝午前六時までロビィでごろ寝です。簡素な弁当と牛乳の支給がありましたが、先月に関空で経験したような寝袋の支給はなかった。食券も呉れなかったので、深夜喫茶は自己負担(苦笑)。
パオトウからオルダスを経て、康巴什区(世界最大のゴーストタウン)の取材を終えて、長距離バスでフフホトへ。通常なら二時間で着くのに、随所で高速道路が寸断され、旧道へ周り道。ところが大型ダンプの猛烈な列、でこぼこ道が一部浸水、また随所に冠水個所あって大渋滞。結局五時間もかかってフフホト到着とありなりました。駅は騒然とごった返し、駅前のホテルに飛び込んだのは良いのですが「夜十二時まで洗面所、便所が使えません。断水しております」ときた。トイレは電気もともらない、蝋燭がついた駅の公衆便所(有料)。結局、ホテルは一泊168元(朝食付き、二千円ちょっと)に値切った(嗤い)。
悪天候が続いたのでシリンホトへの取材を諦め、イスラム街の取材に切り替えました。
 フフホトから鉄道で(バスに懲りたので)、満員列車でしたが、なんとか二等の指定券を入手。雨が降りそぼって涼しい、上着が欲しいくらいのパオトウへもどって連泊。レアアース関連の取材を終え、快晴となった朝、飛行場へ行くと、またまた北京行き飛行機が五時間の遅れです。この五時間を待つロビィでパンと水の支給はあったものの、ただの一度も英語のアナウンスがなかった。小生のほかにアメリカ人が3人、韓国人が数人、日本人がひとり居ただけだったけれど。
そのまま北京経由東京行きを予約していたのですが、最終便に間に合わず、北京で一泊となった。ただし手続きは自動的にメカニカルな流れ作業でした。中国国際航空も遅延、キャンセル便の扱いには慣れたものですね。荷物は自動的に保管されており、アメリカ行きに乗り遅れた数名の乗客と共に、迎えのバスがやってきて、近くのホテルへ。このホテル、遅延便の専用らしく、スタッフも慣れたもので、明日の便の出発から逆算して「午前六時、食堂。六時半にロビィ集合、バスがでます」と言って鍵を呉れた。部屋は綺麗だけどビジネスホテル風で、国際電話はかからず、一階の売店の電話を借りて延泊を家人に伝える。
ついでに缶ビールも買って、部屋でビールを飲んでいる裡に疲れて寝てしまいました。テレビは延々と北京の洪水の模様、各地の豪雨被害をやっていました。六月に行った甘粛省の黄河の被害も大きく映し出されていて、蘭州市内も水浸しの風景がアップになりました。
 被災者、避難民の数はおそらく数百万、犠牲も夥しい数字で、それに比べたら小生の受けたチッポケな被害なんぞ取るに足らない話ですが。。。。。。。。



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(読者の声2)「家村中佐の兵法講座」のご案内です。「孫子と闘戦経を表裏で学ぶ」、そして「戦(いくさ)を知り、真の平和を学ぶ!」
戦の本質を理論的に鋭く突いた優れた兵法書『孫子』十三篇の原著者は、春秋時代の呉国の軍師であった孫武であると言われています。また『闘戦経』は、天地自然と共に生きてきた日本人が、全ての戦いを「詭道」とする『孫子』を補うために生み出した兵法書です。『孫子』と『闘戦経』の二大兵法書を表裏で学ぶことこそが、日本人に最も適した兵法の学習方法といえましょう。
本講座では、『孫子』を機軸にしながら『闘戦経』の関係箇所に触れ、戦史上の著名な戦いを紹介しながら、軍事に関する基礎的事項を具体的に解説いたします。

演 題:『孫子「九変篇・行軍篇」と闘戦経の教え』
日 時:8月11日(土)12:30開場、13:00開演(15:30終了予定)
場 所:靖国会館 2階 田安の間(東西線、半蔵門線、都営新宿線:九段下駅1番出口)
講 師:家村和幸(日本兵法研究会会長・元2等陸佐)
参加費:1,000円 (会員は500円、高校生以下無料)
※下記のテキストは、参加者ごと事前に購入(必携!)
     『新訂 孫 子』金谷 治 訳注(岩波文庫) 600円
     『闘戦経 武士道精神の原点を読み解く』家村和幸 編著(並木書房)1680円
お申込:MAIL info@heiho-ken.sakura.ne.jp
    FAX 03-3389-6278 ( 件名「兵法講座」にて、ご連絡ください)
    なお、事前申込みがなくても当日、受付けます。
(会長 家村和幸)
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