エボラウイルスの感染力は非常に強いが、感染が広がる前に患者が死亡するため、、、、、
20人のうち、14人死亡して4人は回復。2人は入院中。
もう一人は子供が死亡した後、首都まで出て首都で死亡。
医療従事者なのに、エボラ出血熱にかかっているという疑問はうかばなかったのだろうか。犠牲者を看護していた医療従事者を自由に歩かせていたウガンダの病院が悪いんじゃないかな。発見が遅れたから仕方がないか、、、、。
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エボラ出血熱、典型症状なく発見遅れる ウガンダ当局
CNN.co.jp 7月30日(月)13時33分配信
(CNN) ウガンダ西部で発生しているエボラ出血熱は、患者に出血など典型的な症状がみられず、発見が遅れたことが分かった。オンドア保健相が29日、CNNに語った。
患者の症状は発熱や嘔吐(おうと)が中心だという。同保健相は、エボラウイルスの中でも比較的「穏やか」な型との見方を示し、治療すれば命は救えると強調した。
世界保健機関(WHO)によると、30日までにWHOと米疾病対策センター(CDC)、ウガンダ保健省の共同チームが現地キバレ県に入った。CDCからは現地スタッフに加え、新たに5人が派遣される予定。国際NGO「国境なき医師団」も、同県内の病院で隔離センターの設置に協力している。
保健当局によると、これまでに20人の感染が報告され、このうち14人が死亡した。WHOによれば、死者のうち9人は同じ世帯の家族だった。また死者の1人は、患者の治療にあたっていた医療要員の女性だった。
WHOによると、30日朝の時点で2人が入院中だが容体は安定している。1人は死亡した医療要員に付き添っていた親族(38)で、もう1人は死亡した別の患者の埋葬に参加した女性(30)だという。
保健当局が住民に警戒を呼び掛けたことなどを受け、WHOは、エボラ出血熱の発生を原因とする同国への渡航制限は推奨しないと発表した。
CNN.co.jp 7月30日(月)13時33分配信
(CNN) ウガンダ西部で発生しているエボラ出血熱は、患者に出血など典型的な症状がみられず、発見が遅れたことが分かった。オンドア保健相が29日、CNNに語った。
患者の症状は発熱や嘔吐(おうと)が中心だという。同保健相は、エボラウイルスの中でも比較的「穏やか」な型との見方を示し、治療すれば命は救えると強調した。
世界保健機関(WHO)によると、30日までにWHOと米疾病対策センター(CDC)、ウガンダ保健省の共同チームが現地キバレ県に入った。CDCからは現地スタッフに加え、新たに5人が派遣される予定。国際NGO「国境なき医師団」も、同県内の病院で隔離センターの設置に協力している。
保健当局によると、これまでに20人の感染が報告され、このうち14人が死亡した。WHOによれば、死者のうち9人は同じ世帯の家族だった。また死者の1人は、患者の治療にあたっていた医療要員の女性だった。
WHOによると、30日朝の時点で2人が入院中だが容体は安定している。1人は死亡した医療要員に付き添っていた親族(38)で、もう1人は死亡した別の患者の埋葬に参加した女性(30)だという。
保健当局が住民に警戒を呼び掛けたことなどを受け、WHOは、エボラ出血熱の発生を原因とする同国への渡航制限は推奨しないと発表した。
ウガンダのエボラ出血熱、首都カンパラでも死者
2012年07月31日 11:22 発信地:カンパラ/ウガンダ
【7月31日 AFP】ウガンダ西部で発生したエボラ出血熱で、同国のヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領は30日、首都カンパラ(Kampala)で初の死者が出たと発表した。
ムセベニ大統領は全国放送で行った演説で、西部でエボラウイルスに感染した女性が首都カンパラのムラゴ病院(Mulago Hospital)で死亡したと発表するとともに、同国西部で3週間前に発生したエボラ出血熱でこれまでに14人が死亡し、保健省は、死亡した人と接触した全ての人の特定作業を進めていると述べた。
大統領によれば、ムラゴ病院は死亡した1人を含む「少なくとも1~2人」を受け入れ、医師7人と医療従事者13人が隔離された。
クリスティン・オンドア(Christine Ondoa)保健相の発表によれば、死亡したのは同国西部キバレ(Kibaale)地域の都市キガディ(Kagadi)の病院で犠牲者を看護していた医療従事者の女性。生後3か月だった女性の子どもが死亡した後、1人で首都カンパラまで移動したとみられている。その際、公共交通機関を使用した可能性もあるという。
世界保健機関(World Health Organization、WHO)のタリク・ヤシャレヴィチ(Tarik Jasarevic)報道官もカンパラで死者が出たことを確認したが、「今のところ(他の人への)感染は起きていない」と語った。
■身体的接触を避ける
大統領は国民に、エボラウイルスの感染拡大を防ぐために握手などの身体的接触を避けるよう呼び掛けた。「エボラ(ウイルス)への感染はお互いの体に触れ合うことによって拡大する(…)握手は汗を通じた接触を生み、問題となるので避けるように」
「エボラ出血熱と思われる症状により死亡した人の埋葬を引き受けてはいけない。正しい対処方法を知る医療当局者を呼ぶこと(…)この病気は性交渉によっても感染する可能性があるので、不特定多数との性交渉は避けること」
専門家によれば、エボラウイルスの感染力は非常に強いが、感染が広がる前に患者が死亡するため、感染拡大を食い止めることは可能だという。
WHOによれば、エボラ出血熱を発症すると突然の発熱や極度の疲労、筋肉痛、頭痛や喉の痛みなどに襲われる。患者の多くに嘔吐や下痢の症状が出るのに加え、内出血や外出血を起こす場合もある。エボラウイルスは、感染患者の血液などの体液や身体に直接触れることによって感染する。
ムセベニ大統領は国民に対し、「皆さんの幸運を願うとともに、亡くなった方々の魂が永遠の安らぎを得られるよう祈ります」と述べた。(c)AFP/Max Delany
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2892532/9314065?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
病原菌の「伝染ハブ空港」、米JFK空港が1位
2012年07月31日 11:51 発信地:ニューヨーク/米国
【7月31日 AFP】米ニューヨーク(New York)のジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)は国際的なハブ空港であるだけでなく、世界を股に掛けて伝染する病原菌にとっても拡大拠点となっているようだ。前週発表された米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の論文で、伝染病の「感染拡大拠点となる空港リスト」のトップに同空港の名が挙がった。
2位以下は、ロサンゼルス(Los Angeles)、ホノルル(Honolulu)、サンフランシスコ(San Francisco)、ニューアーク・リバティー(Newark Liberty)、シカゴ・オヘア(Chicago O'Hare)、ワシントン・ダレス(Washington Dulles)の各国際空港となっている。
研究では旅客の移動パターン、空港の地理的位置、待ち時間など、伝染病が拡大する過程で空港が寄与するさまざまな要因を評価した。グローバル化が進む中、SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome、重症急性呼吸器症候群)や鳥インフルエンザといったウイルスがどのように広まり、どうやって流行するのかを把握し、予測につなげたいという構想に基づいている。
だが「感染拡大源」リストの上位に挙がっているからといって、空港そのものが汚染されているわけではない。また、結果は直感的な空港の印象とは相容れないものだった。
例えば、3位のホノルル空港の発着数は1位のケネディ国際空港のわずか3割程度にすぎないが、病気感染の危険度は同じくらいだった。これは航空輸送網においてどういった位置にその空港があるかによるのだという。論文は「(ホノルルは)太平洋上にあり、遠方の大規模ハブ空港との接続便が多い」と指摘している。
MITのルベン・フアネス(Ruben Juanes)准教授(エネルギー論)は、「感染初期段階での空間的拡散について調べ、より急速な感染拡大の拠点となるノード(節点)はどこか、つまりこの場合はどの空港が感染拡大拠点となり得るかを予測する、初めての研究だ」と説明。「この発見によって、流行が起きた際にワクチンをどのように配分するかの初期評価の基盤作りが可能になる。また、緊密につながった世界で生物兵器を使った攻撃に対してどこが最もぜい弱な経路となり得るか、各国の安全保障当局に情報を提供できる」と述べている。(c)AFP
2012年07月31日 11:51 発信地:ニューヨーク/米国
【7月31日 AFP】米ニューヨーク(New York)のジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)は国際的なハブ空港であるだけでなく、世界を股に掛けて伝染する病原菌にとっても拡大拠点となっているようだ。前週発表された米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の論文で、伝染病の「感染拡大拠点となる空港リスト」のトップに同空港の名が挙がった。
2位以下は、ロサンゼルス(Los Angeles)、ホノルル(Honolulu)、サンフランシスコ(San Francisco)、ニューアーク・リバティー(Newark Liberty)、シカゴ・オヘア(Chicago O'Hare)、ワシントン・ダレス(Washington Dulles)の各国際空港となっている。
研究では旅客の移動パターン、空港の地理的位置、待ち時間など、伝染病が拡大する過程で空港が寄与するさまざまな要因を評価した。グローバル化が進む中、SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome、重症急性呼吸器症候群)や鳥インフルエンザといったウイルスがどのように広まり、どうやって流行するのかを把握し、予測につなげたいという構想に基づいている。
だが「感染拡大源」リストの上位に挙がっているからといって、空港そのものが汚染されているわけではない。また、結果は直感的な空港の印象とは相容れないものだった。
例えば、3位のホノルル空港の発着数は1位のケネディ国際空港のわずか3割程度にすぎないが、病気感染の危険度は同じくらいだった。これは航空輸送網においてどういった位置にその空港があるかによるのだという。論文は「(ホノルルは)太平洋上にあり、遠方の大規模ハブ空港との接続便が多い」と指摘している。
MITのルベン・フアネス(Ruben Juanes)准教授(エネルギー論)は、「感染初期段階での空間的拡散について調べ、より急速な感染拡大の拠点となるノード(節点)はどこか、つまりこの場合はどの空港が感染拡大拠点となり得るかを予測する、初めての研究だ」と説明。「この発見によって、流行が起きた際にワクチンをどのように配分するかの初期評価の基盤作りが可能になる。また、緊密につながった世界で生物兵器を使った攻撃に対してどこが最もぜい弱な経路となり得るか、各国の安全保障当局に情報を提供できる」と述べている。(c)AFP