だんだん見えてきた事件
学校が生徒にアンケートをとっていたとき、生徒の親から
「こんなことをして、うちの子が自殺したらどうしてくれるのか!」と学校側が怒られたそうだ。それから急に学校が自殺した生徒の自殺原因の調査に消極的になりだしたそうだ。また、自殺した生徒をいじめていた3人の生徒に
学校が質問をしたところ、最初の一回目は3人の生徒の親が学校が質問することに同意していたが二回目からは断れたので調査ができなくなったらしい。
学校は警察ではないので、尋問のようなことはできないというのが学校の側の意見。だったら警察に調査を任せたらよかったのだが、学校も警察沙汰にしないでうやむやにしようとしたのでしょう。
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<大津・中2自殺>アンケート結果公開…市教委、市議会で
毎日新聞 7月14日(土)0時37分配信
大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、大津市教委は13日、自殺の背景調査のために実施した2回分の全校アンケート結果の公開を始めた。これまで報道陣の開示要求に「確証のない情報がある」として応じず、遺族に渡す際も、口外しないよう求める確約書に署名させていたが、同日の市議会常任委で委員10人に回答の一覧表を配布したほか、一般傍聴者15人にも同じものを配った。いじめの内容を記した内部資料が一般公開されるのは異例で、市教委によると、情報公開請求があった場合に公開すべき範囲の内容だという。
一般公開に踏み切った理由について、沢村憲次教育長はこの日の記者会見で「保護者に渡すと当然外に出て行くし、一般市民にも伝える必要がある」と説明。同中学の在校生約880人の保護者に対し「希望があれば学校で手渡す」という内容のメールを送り、生徒にも案内書を配った。希望する保護者に市議会で配布したのと同じ資料を配る。
公開された資料は、在校生が書いた回答を教員がパソコンで一覧表に整理したもの。昨年10、11月に実施した2回分で、加害者とされる同級生の名前などは白く消されている。
回答には、「生徒が自殺前日にマンションの自室を加害生徒に荒らされた」とする複数の伝聞情報があった。2回目のアンケートには、「泣きながら担任に、いじめられてることがつらいと電話したと聞いた」「いじめは本当にあった」などの回答が含まれていた。
男子生徒の父親(47)は取材に「なぜ今ごろとの思いはあるが、保護者の方々の不安解消につながるし、市教委の調査の実態などは一般の方に知ってもらいたい」と話した。
常任委では、「いじめのとらえ方が甘いのでは」「市教委の体制に問題があるのでは」など、学校や市の受け止めを疑問視する質問が相次ぎ、「なぜ生徒のSOSを把握できなかったのか。学校はいじめが犯罪との認識が薄い」との指摘もあった。市教委は「早期に気付く資質を養いたい」「調査が不十分だった」などと弁明に追われた。
一方、市教委は同中学の生徒の心のケアのため、県教委の支援も含めスクールカウンセラー4人の常駐を始めた。終業式のある20日まで続ける。【千葉紀和】
◆10人「暴行見た」
学校側は、在校生に実施した1回目のアンケートで回答した生徒らに、いじめの有無を聞き取った。メモはその内容を担任らがノートに記載し、学校に残していたという。
県警は11日、同級生の3人が昨年9月の体育大会で男子生徒の口に粘着テープを貼ったなどとする暴行容疑で学校などを家宅捜索し、いじめの調査ファイルなど関係資料約130点を押収したが、このメモも含まれているとみられる。
この暴行をめぐって、1回目のアンケートで少なくとも10人が直接見たと記述していたことも判明した。
沢村憲次教育長は12日、記者会見し、自殺といじめの因果関係について「自殺にはいろいろな要因が考えられる。いじめだけが原因という判断ができない。いじめも一つの要因に入ると思う」と述べた。
市教委が因果関係を認めたのは初めてだが、沢村教育長は「これまでの主張と変わらない」としている。
◆文科省が職員派遣
一方、中学校が1回目のアンケート結果を父親(47)に渡す際、「部外秘」とする確約書にサインさせるなど、隠蔽(いんぺい)とも取れる対応を取っていた。市教委も県警に対し、生徒へのアンケートが2回実施されていたことを伝えていなかった。
12日夜には学校で保護者説明会が開催されたが、校長らは謝罪せずに警察から強制捜査を受けた経緯などを説明。出席者から「言い訳ばかり」と不満の声が聞かれた。
男子の父親も出席し、「真相を明らかにするためご協力をお願いしたい。お騒がせして申し訳ありません」と述べた。
混乱する状況を踏まえ、文科省は職員を市役所に派遣し学校の実態把握を進め、改善支援に乗り出す。同省幹部は「学校や教委は当事者能力が欠けている。混乱をとどめる必要がある」と語った。
◆14歳なら刑罰適用
暴行したとされる同級生3人は、捜索容疑の昨年9月時点で誕生日を迎えていれば14歳、その前であれば13歳。一般的には、その年齢差で司法手続きは大きく異なる。
刑罰を適用できる年齢は14歳以上。殺人など重大事件を犯した場合は、成人と同様に裁判所で裁かれることもある。
「触法少年」と呼ばれる14歳未満の少年は、刑事責任を問われず、逮捕されることもない。ただ重大な罪を犯したと思われる場合は、「おおむね12歳以上」なら少年院送致の保護処分になることもある。
県警幹部は「アンケートには多くの生徒が登場しており、事情を聴くのも時間がかかる」と捜査の課題を指摘するが、いじめが事件化されるケースは多い。
警察庁によると、いじめが発端となって刑事事件となったのは、平成22年は133件に上った。逮捕、補導された児童生徒は281人で、うち中学生が228人で8割以上を占めた。
13年以降の統計では、いじめが発端となった事件は16年から増加傾向で18年に233件とピークとなったが、その後は200件を割り込み減少傾向となっている。
橋下氏がいじめ自殺に怒!「市教委悪い」
配信元:
2012/07/13 00:52更新
「学校は何か隠していると思う」。大津市の中2男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日、家宅捜索を受けた中学校に登校する生徒は、口々に学校への不信感や不満を漏らした。
「先生は本当のことをちゃんと話してほしい」とは取材に応じた1年生の男子生徒(12)。「ニュースで警察が来たことは知った。みんな心配している。学校は信頼できない」と語気を強めて話した。2年生の女子生徒(14)は「早く普通の学校に戻ってほしい」と戸惑ったように話し、足早に学校内へ入っていった。
一方、大阪市の橋下徹市長は11日の市議会本会議で、「教育委員会、学校の対応が悪いのは明らかだ」と述べ、大津市教委や男子生徒が通っていた中学校の対応を批判。「教育委員会の対応が二転三転している。真実は分からないが、対応の仕方が悪いというのは全国民が分かっている」と指摘した。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/576119/
いじめ自殺 生徒、学校に不信の声「先生は本当のこと話して」
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2012/07/12 10:48更新
「学校は何か隠していると思う」。大津市の中3男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日、捜索を受けた中学校に登校する生徒は、学校への不信感や不満を口にした。
雨が降る中、午前8時前から生徒は続々と登校。駆けつけた報道陣を前に、校門前で数人の教員が緊張した表情で生徒を出迎えた。
取材に応じた1年生の男子生徒(12)は「ニュースで警察が来たことは知った。先生には本当のことをちゃんと話してほしい。みんな心配している」と語った。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/575815/
大津自殺少年 祖父母から金盗み「悪い友と交際ない」と手紙
配信元:
2012/07/12 17:23更新
滋賀県大津市で昨年10月、当時中学2年生だったAくん(享年13)は、14階建ての自宅マンションの最上階から飛び降りて、自ら命を絶った。その直後、Aくんの自殺について、学校が全校生徒に実施したアンケートでいじめが発覚した。
しかし、大津市教育委員会は「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と主張し、昨年11月に調査を打ち切っていた…。
卓球部に所属していたAくんは、後輩の面倒見もよく、クラスでもムードメーカーだったという。祖母の作った卵焼きが大好物で、祖父母思いの優しい子でもあった。
「おばあちゃんは体調が悪くて、ほとんど寝たきりの生活なんですが、Aくんは、“おばあちゃん、つかまりや。男やから、強いんやで”といって、トイレにも連れて行ってあげて。服を脱いだり着たりするのまで手伝ってあげていたそうです」(Aくん一家の知人)
だが、昨年の夏休みが終わったころから、突然、Aくんは仲良しグループの生徒たちからいじめられるようになり、やがて金銭も要求されるようになっていったという。初めは、自分の口座からお金を引き出し、いじめた生徒たちに渡していた。額は12万円以上にも及ぶ。
それを不審に思った父親は、学校の担任教諭に2回にわたって相談した。だが、結局、その理由はわからず、Aくんを問い詰めても、「ゲームに使った」というのみだった。
次第にAくんの口座も底がつき、今度は、祖父母の家からお金を盗んで渡していたという。
「お父さんはAくんを頭ごなしに怒ってね。“お金を何に使ったんや?”って。Aくんはただ泣くばかりだったそうですよ」(前出・知人)
盗んだ理由を決して語ろうとはしない息子に対して、父親は祖父母宛てに謝罪の手紙を書かせたという。そこにはこんな文章が書かれていた。
<おじいちゃん、おばあちゃん、お金を盗ってごめんなさい。僕は悪い友達とは付き合っていません>
「もし、いじめのことを明かしたら、いじめっ子たちに何をされるかわからない、そんな恐怖もあったでしょうが、おじいちゃんおばあちゃんに心配かけたくないという思いから、そんな文面になったんでしょうね。Aくんの思いもですが、それを書かせることになってしまったお父さんの気持ちを考えると切なくて、切なくて…。いまにして思えば、お金がなくなったのは“いじめのサイン”。あの時に気づいて、もっといろいろ動いておけばと、お父さんは後悔してもしきれず、いまも自分を責めているんです」(前出・知人)
※女性セブン2012年7月26日号
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/575952/
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大津の事件は犯罪どす(その4)
2012/07/12 21:20
大津市教育委員会の澤村憲次教育長の言葉は何んどす?
イジメも自殺の要因の一部やと。
保身の為とは申せ、役人根性丸出しどすなぁ。
こういう御仁が公務員のイメージを失墜させているんどす。
任命権者である市長が、イジメが原因であることを認めて泣いて謝罪までしてるというのに、このジジイは何様のつもりなんどす?
日本中から顰蹙をかうところまで対応のお粗末さが丸出しになったというのに、もう、こうなったら徹底的に糾弾しとうなりましたわぁ。
加害者の少年とそれの保護者のみならず、安全であるべき教育現場を監督出来なんだ監督責任、及び、対応の不適切さに対して、教育長を中心とした関係職員は全員、懲戒免職並びに犯人隠匿・犯罪隠蔽罪で刑事告発というもんどす。
http://himajin321q.iza.ne.jp/blog/entry/2754542/
貴方は我が子を学校に行かせられるだろうか?大津市で起きた苛めによる男子中学生の自殺に対する学校側の態度は、自己保身しか感じられないものだった。そもそも生徒の安全は学校として最低限確保する義務がある筈である、親にしてみれば幾ら義務教育だとは言え、身の安全すら保証できない学校に大事な我が子を通学させる事は出来ないだろう。今回の事件は苛めた生徒は無論の事大きな責任があるが、其れと同時に生徒の安全に殆ど注意を払わずに事態を放置して、生徒を自殺にまで追い詰めながら責任を全く取ろうともせず、ひらすら自己保身の為に隠蔽工作を行っている学校側にも大きな責任があるのだ。
「学校は何か隠していると思う」。大津市の中2男子生徒の自殺をめぐり、滋賀県警の強制捜査から一夜明けた12日に家宅捜索を受けた中学校に登校する生徒は、口々に学校への不信感や不満を漏らした。雨が降る中、午前8時前から生徒は続々と登校する。駆けつけた報道陣を前に校門前で数人の教員が緊張した表情で生徒を出迎えた。「先生は本当のことをちゃんと話してほしい」とは取材に応じた1年生の男子生徒は、「ニュースで警察が来たことは知った。みんな心配している。学校は信頼できない」と語気を強めて話した。また2年生の女子生徒は「早く普通の学校に戻ってほしい」と戸惑ったように話し、足早に学校内へ入っていった。
今回の学校の態度は教育云々以前の問題だ、何故なら今回の苛めは生徒の身体の安全に関わる事であり、これは学校に限らず全ての組織の責任者にとっても最低限保証しなければいけない事だからだ。親にしてみても我が子の身体の安全も保証できない様な場所に如何して大事な我が子を行かせる事が出来るだろうか?今回の事件は教師から最低限の職業倫理すら無くなっている事を如実に表している、親は我が子に教育を付けさせる為に学校に通わせているのであって、決して我が子を死地に追いやる為に学校に通わせている訳ではない。男子生徒が自殺した学校の教師共は教師失格と言わざるを得ない。
学校とは本来は人間を育てる場所である、その学校で子供達が死に追いやられているのだ。生徒達の身体の安全すら保証出来ないで何が教育だ、学校側は生徒達の身体の安全の確保するべく必要な対策を採るべきだ。そして文部科学省も、校長に校内の治安維持の為に必要な司法警察権を与え、教師が体罰を与えるのは教育上良くないので、学校に訓練された警備員を配置して、苛めなど学校の秩序を乱す者がいたら速やかに排除出来る様に法律等を整備するべきである。学校側は保身は結局は破滅しか齎さない事を自覚して欲しい、そして問題から逃げず毅然として対処する事こそ信用の回復への第一歩であると肝に銘じて頂きたい。
http://amabiko.iza.ne.jp/blog/entry/2755661/
大津・中2自殺:いじめ、4度目被害届へ 父「同級生暴行認めて」
毎日新聞 2012年07月07日 大阪夕刊
大津市で昨年10月、いじめを受けた市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺した問題で、生徒の父親(47)が滋賀県警に被害届を再び提出する意向を固めたことが7日、関係者への取材で分かった。父親はこれまで「同級生から暴行を受けていた」とする被害届を県警大津署に3回提出しようとしたが、いずれも受理を拒否されている。【千葉紀和、村山豪、加藤明子】
学校側は男子生徒の自殺後、全校生徒対象のアンケートを実施。複数の生徒からいじめを受けていた事実が判明した。暴行に関する説明もあったため、父親が昨年10月に2回、同12月に1回、同署を訪れて「被害届を出したい」と相談したが、「被害者が死亡しており、事件にするのは難しい」などと断られたという。同署の福永正行副署長は5日、「遺書もなく、犯罪事実の認定に困難な部分があると説明させていただいた。被害届の受理を拒否する意図はなかったと、当時の担当者から報告を受けている」と取材に答えている。
市教委の調査で、男子生徒は殴られたりプロレス技をかけられたりする暴力や、蜂の死骸を食べさせられそうになったことが判明。アンケートには、加害者とされる同級生らが「おどして銀行の口座番号を教えさせ、お金をとっていた」「万引きをさせて、しなかったら殴る蹴るなど暴行を加えた」など、恐喝や万引き強要を疑わせる回答も複数あった。
家族らによると、生徒は昨夏ごろ、貯金を数万円単位で引き出し始め、9月末までに12万円以上を下ろしていたという。学校側はいじめと自殺との因果関係は認めていない。
父親は「息子のためにできることをしたかった。受理されるなら、今すぐにも提出したい。再発防止のためにも、とにかく真相が知りたい」と話している。父親の意向について、同署幹部は「仮定の話には答えられない」と話した。
これまでの取材に父親は「なぜ息子が死ななければならなかったか、本当のことを知りたい。二度とこんな悲しいことが起きないように、世の中からいじめがなくなってほしい。学校側の調査は不十分で、勇気を持ってアンケートに答えてくれた生徒の気持ちを無視するものだ」と話している。
◇滋賀県も調査へ、対策チーム設置
滋賀県の嘉田由紀子知事は6日、男子生徒の自殺問題について来週にも県教委を中心に緊急対策チームを設置する方針を明らかにした。大津市が新たに設置する調査委員会とも連携し、再発防止策を練る。嘉田知事は県にも「知事は説明すべきだ」などの批判のメールが100通近く寄せられていることも明かし、「大変痛ましい。二度と起こしてはならない
http://mainichi.jp/area/news/20120707ddf041040007000c.html
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「死んでくれてうれしい」加害少年発言か 中2自殺
配信元:
2012/07/13 08:21更新
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■大津市教委「いじめも一因」 学校に大量の教員メモ
大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、全校生徒を対象にした自殺直後の最初のアンケートに、男子をいじめていたとみられる生徒が「死んでくれてうれしい」と死亡をからかうようなことを話していたとの記述が複数あることが12日、関係者への取材で分かった。滋賀県警は実態把握を急ぐ。
アンケートは859人が対象。その中には「(男子は)完全にいじめを受けていた」との記述のほか、「(男子が)亡くなっているのにそれを笑いに変えていた」「死んだって聞いて笑った」と記しているものがあった。この生徒の言動に対し、「人を自殺まで追い込んで、死んでくれてうれしいとかおかしい。(男子の)両親に土下座して欲しい。同じ学校に通いたくない」「顔も見たくない」と記述する生徒もいた。
教員に対しては、「生徒がいじめの相談して助けを求めてるのに何故助けてあげない!」との憤りの記述もあった。
大津市の中2男子自殺で、学校側がいじめの有無を生徒から聞き取った膨大なメモがあることが12日、関係者への取材で分かった。市教委幹部はこの日、「いじめも要因の一つ」と因果関係を初めて認めたものの、新たな事実が次々と発覚するなど問題は広がるばかり。文部科学省も事態を重視、異例の職員派遣に乗り出す。