学校の中で起きている犯罪を見逃していてはいけない。 | 日本のお姉さん

学校の中で起きている犯罪を見逃していてはいけない。

子供たちへのアンケートには、いじめられていた生徒が
「自殺の練習」をされていたと書かれていたのに
学校は自殺したのは、いじめが要因ではないと言って知らんぷりをしたという。
わけのわからないニュースでモヤモヤしていたのだが
いじめられていた生徒が自殺したら「いじめが原因」にほぼ決まっていると思うけどな!
学校ではちまきで手足を縛られて死んだ蜂を食べさせられそうになっていた。
自殺の練習ということで、首を絞められていたらしい。しかも金を巻き上げられていたそうだ。
警察は、学校の中で起きているこのような犯罪を見逃していてはいけない。
滋賀県警大津署に被害届の提出を計3回試み、いずれも受理されなかったと書いてある。
学校の中では、生徒は他の生徒に犯罪を犯してもいいのか。
いじめが原因で生徒が死んでも、みんなで隠して無かったことにするのか。
滋賀・大津市は、ニュースでバレたからやっと動き出した。
こういう事件は、日本のあちこちにあるに違いない。
自殺した生徒の親は、他にもこういう事件があるから必死で
頑張っているとインタビューで答えていた。
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滋賀・大津市中2生自殺 捜索は同級生3人の男子生徒への暴行容疑

フジテレビ系(FNN) 7月11日(水)23時57分配信

滋賀・大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、滋賀県警が11日夜、この中学校と市教育委員会などに対し、異例の家宅捜索に踏み切った。
大津市役所への家宅捜索は、11日夜に終了した。
いじめの問題としては極めて異例といえる、中学校と教育委員会の捜索。
1人の中学生が、自ら命を絶たなければならなかった理由を徹底解明するのが目的。
捜索は、2011年9月、同級生3人が、男子生徒の手足を鉢巻きで縛るなどした暴行の疑いで行われた。
捜索の背景には、この1週間ほどで明らかになった、教育委員会の不十分な調査や隠蔽(いんぺい)体質がある。
さらに、市長が教育委員会を批判し、いじめと自殺の因果関係があったという前提で調査すると話したことも、要因の1つとみられる。
警察は、いじめを防げなかった原因などを徹底的に究明したいとコメントしたが、自殺直後には、遺族の被害届を3度にわたって受理しておらず、決して早い対応とはいえない。
警察は今後、同級生3人からも事情を聴き、8月中には立件できるかどうか判断する方針。
滋賀・いじめ自殺 捜査幹部「強制的にやらないと資料出てこない」

フジテレビ系(FNN) 7月12日(木)13時7分配信

滋賀・大津市で、いじめを受けていた男子生徒が自殺をした問題で、警察は11日、学校と教育委員会を家宅捜索した。教育現場への異例の強制捜査となった。
捜索に踏み切った背景について、ある捜査幹部は、教育委員会の隠蔽(いんぺい)体質を指摘し、「強制的にやらないと、全ての資料が出てこない」と話した。
警察は11日、教育委員会と、男子生徒が通っていた中学校を家宅捜索し、いじめに関する調査資料などを押収した。
捜索の容疑は、2011年9月の体育大会で、同級生3人が男子生徒の手足を鉢巻きで縛るなど暴行した疑い。
いじめの問題で、教育機関が強制捜査を受けるのは異例で、生徒や保護者の間にも、学校に対する不信感が広がっている。
中学校の生徒は「うそをつかないでほしいです」と語った。
保護者は「隠蔽しようとするから、こういうことになってしまったのかなというような感じはしますね」と語った。
大津市教育委員会の澤村憲次教育長は「捜査には協力をしながら、生徒は、できるかぎり冷静に、学校生活が送れるようにという思いを持っております」と語った。
教育長は、「生徒や保護者に申し訳ない」と謝罪したうえで、「自殺の原因はさまざまだが、いじめも要因の1つだと思う。捜査の結果を真摯(しんし)に受け止める」と話した。
今後、警察は、暴行した疑いが持たれている同級生3人や、目撃したほかの生徒への事情聴取は、授業日程を優先して、夏休み期間などに集中して行う予定。
そのうえで、8月にも立件の可否を判断するとみられる。
<大津・中2自殺>9カ月後、異例の学校捜索
毎日新聞 7月12日(木)1時29分配信

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大津市教委の家宅捜索を終え、押収物を運び出す滋賀県警の捜査員ら=大津市の市役所で2012年7月11日午後10時15分、小関勉撮影

 大津市で昨年10月、いじめを受けていた同市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題は11日、滋賀県警が中学校や市役所の強制捜査に着手する極めて異例の事態に発展した。男子生徒が自宅マンションから飛び降りてから既に9カ月。いじめの実態にどこまで迫れるのか。捜査員は険しい表情で校長室、職員室などに入り、約5時間に及んだ捜索は日付をまたいだ。【前本麻有、石川勝義】

【大津・中2自殺】学校と市教委を捜索 いじめ巡り滋賀県警

 県警は11日、昨年9月の男子生徒に対する同級生3人の暴行容疑で家宅捜索の令状を取った。自殺した男子生徒が通っていた大津市立中学では午後7時半ごろ、県警捜査員が乗った車3台が正門から家宅捜索に入った。明かりがついた部屋は、中の様子が見えないようカーテンが閉められたまま。家宅捜索をニュース速報で知った中学生や保護者が正門に集まったが、学校の教員ら数人が出てきて帰宅を促していた。

 長男が自殺した男子生徒と同級生だったという保護者の男性会社員(47)は「隠されていたことが多くおかしい。少なくとも担任ら学校の一部は知っていたはずで、大人が行動しなければいけないのに行動しなかった。学校や市教委には不信感がある。警察の捜索も遅いが、真実が分かることを期待している」と話した。

 同市役所では、市教委事務局がある市役所別館(同市御陵町)2階に向かった捜査員らがまず、教育長室へ。今回のいじめ問題の調査を担当する学校教育課などのエリアで捜索を始めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120712-00000007-mai-soci
大津・中2自殺:遺族に部外秘の確約書 学校側
毎日新聞 2012年07月11日 22時05分(最終更新 07月11日 22時59分)

アンケート内容を口外しないよう求めた確約書=千葉紀和撮影(一部画像を加工しています)
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 大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、学校側が実施したアンケート結果を遺族に渡す際、口外しないよう確約書に署名させていたことが11日、関係者への取材で分かった。その後に渡されたアンケートにはいじめに関する情報が300件以上あった。生徒の父親(47)は「学校側に求められ仕方なくサインした。これに縛られなければもっと早く真相究明できたのでは」と憤っている。
 確約書は昨年10月24日付。中学の校長宛てで、「守秘すべき個人情報が含まれていることを認識し、部外秘とすることを確約します」と明記している。
 学校は生徒の死後、遺族の要望も受けて全校生徒にアンケートを2回実施。1回目の結果は同月28日に提示した。市教委は暴力や体の拘束、蜂の死骸を食べさせるといった「いじめがあった」とした上で、自殺との因果関係は認めなかった。
 確約書について、市教委は「アンケートは外部に公開しない前提で行った。口外しないよう求めたことは間違っていない」としている。
http://mainichi.jp/select/news/20120712k0000m040107000c.html?inb=yt
大津・中2自殺:いじめ情報、見逃されたシグナル 調査わずか3週間 市教委に批判1800件
毎日新聞 2012年07月08日 大阪朝刊

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 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、複数の在校生がいじめと自殺との関連を指摘しながら、市教委が調査を約3週間で打ち切っていた。在校生の情報からは、生徒の自殺前に学校側がいじめに気づく“シグナル”を見逃していた可能性も判明。真相究明や公表を巡る市教委の消極的対応が厳しい批判を浴びており、いじめ情報に慎重に向き合う姿勢が改めて問われている。【千葉紀和、加藤明子、村山豪】
 ◇「仲良し」一変
 いじめは一見「仲良しグループ」とみられる中で起きた。自殺した生徒と加害者とされる同級生らが、互いの家に泊まるなど急速に関係を深めたのは昨年7月ごろ。2学期が始まった9月以降、周囲は彼らの「変化」に気づいた。トイレでの暴行が目撃され、自殺した生徒が買った眼鏡を「なくした」り、腹痛を訴えて学校を休むようになったりした。
 昨秋の体育祭では鉢巻きで手足を縛られ、蜂を食べさせられそうになる姿が多くの生徒や教諭に確認されていた。見ていた生徒は「そんなことして楽しいんかよ。人の気持ちを知れ」と注意もしたという。約2週間後、男子生徒は自殺した。
 ◇無記名活用せず生徒の自殺後、学校は全校生徒にアンケートを2回実施。300人以上の回答を基に、加害者とされる同級生らに1回聞き取りをしている。その結果、生徒への暴力などが判明。市教委は自殺との因果関係は不明としながらも、「いじめがあった」ことは認めた。
 今回最も問われたのは、市教委によるいじめ情報の活用と公表の在り方だ。せっかくのアンケートも、全体の6割弱にあたる無記名回答を追跡調査に活用しなかったことが発覚。特に「自殺の練習をさせられていた」「『もう死ぬ』とメールして(加害者が)『死ねばいいや』と送り返していた」など、いじめと自殺の関連を示唆する回答も、伝聞を理由に加害者とされる同級生らに確認せず、昨年11月に調査を終了した。
 ◇指摘公表なく
 これらに加え、「先生が見て見ぬふりをした」とする生徒の指摘も公表しておらず、市教委には発覚から3日間で1800件以上の抗議電話とメールが殺到する事態となった。市教委の担当者は「保護者の要望もあり、在校生の動揺に配慮することも重要。(加害者とされる側は)いじめを認めていない。聞き取り調査を拒否されると対応が難しい」と話す。
生徒のシグナルはほかにもあった。学校側は昨年9月、自殺した生徒の家族から「息子の金遣いが荒い」と相談を2度受けていた。生徒は昨夏ごろ、口座から預金を数万円単位で引き出し始め、9月末までに12万円以上を下ろしていたという。
 ◇警察「犯罪の認定困難」
 いじめ行為に対する警察の対応も問われた。自殺した生徒の父親は昨年10?12月、滋賀県警大津署に被害届の提出を計3回試み、いずれも受理されなかった。福永正行副署長は取材で「遺書もなく、犯罪事実の認定に困難な部分があった」と説明しているが、同県では高島市の中学3年の男子生徒が同級生から暴行などの悪質ないじめを受け、昨年11月、生徒と母親が警察に被害届を出し、学校もいじめを認め3人が強要などの容疑で逮捕されたケースもあった。
 今回の問題で損害賠償請求訴訟を起こした遺族側の代理人は「被害届は厳密に書かないといけないものではない。不明な点を捜査してほしいから被害届を出そうとしたのに、『立件できる見込みがないから捜査できない』というようなもので本末転倒だ」と大津署の対応を疑問視している。
 ◇同級生の実名、番組で透ける??フジテレビ系
フジテレビが、いじめたとされる同級生の名前が掲載された資料を放送した際、名前を伏せる加工をしたのに一部が透けて見える状態だったことが分かった。画像はその後、名前がより分かる状態でインターネット上に流れる事態となっている。
 フジテレビ広報部によると、番組は6日午前8時?9時55分に放送された「とくダネ!」。資料は、自殺した生徒の両親が同級生らに損害賠償を求めている訴訟資料の一部。【柴崎達矢】
 ◇「誰が、いつ、どこで」 市側答弁書、遺族に特定要求
 自殺した男子生徒の遺族が大津市や加害生徒の保護者らを相手取った損害賠償訴訟で、担任教諭らがいじめを見逃したと訴える遺族に対し、市側が5月の答弁書で「教員の誰が、いつ、どこで、いかなるいじめを目撃したのか」と、日時や現場を特定するよう遺族側に求めていることが分かった。遺族は「学校内部の出来事を親が特定できるわけがない」と反発している。
市側は答弁書で「いかなる措置を講じれば自殺を回避することができたか明らかにされたい」とも求めている。遺族側は今月3日付の準備書面で「悪質な求釈明。いじめを教員がどこまで認識し、どこから見逃していたのかを全教職員に調査した報告文書を提出すべきだ」と市側をただしている。【前本麻有】
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 ◆中2男子生徒の自殺を巡る経緯◆
 <2011年>
夏休み 同級生数人と遊び仲間になる
 9月下旬     同級生からのいじめがエスカレート
10月11日    生徒が自宅マンションで転落死。県警は自殺と判断
   18日    父親が滋賀県警大津署に最初の相談
   18?20日 中学校が全校生徒対象のアンケートを実施
11月 2日    市教委が「生徒数人からいじめを受けていた」とのアンケートの一部結果を公表。自殺との因果関係は認めず
<2012年>
 2月24日    生徒の両親が加害者とされる同級生らと市に損害賠償を求めて大津地裁に提訴
 5月22日    第1回口頭弁論で市側が争う姿勢
 7月 4日    生徒が「自殺練習をさせられていた」とする回答を市教委が公表していなかったことが発覚