逮捕された容疑者らが犯行を全面的に否認している
(朝鮮日報日本語版) 冷凍車から3遺体が発見された事件、親族や暴力団員が関与
朝鮮日報日本語版 7月3日(火)10時57分配信
今年5月3日、全羅北道完州郡上関面の自動車専用道路の路肩に止められた冷凍車の中から3人の遺体が発見された。同道全州市にある結婚式場の元社長K容疑者(44)と、借金をめぐって対立していたJさん(55)、Yさん(44)だった。かつて兄弟のような親しい関係だった3人が行方をくらましてから、13日後のことだった。K容疑者が乗っていた運転席の横には燃え残った練炭が置かれ、JさんとYさんはビニールテープなどで縛られた状態で、冷凍庫の中から見つかった。警察は、K容疑者がJさんとYさんを拉致し殺害した後、自殺したものと推定した。
ところが、この事件に、K容疑者の周囲の人物が少なくとも8人関与していたことが、警察の調べで分かった。警察は2日、K容疑者の息子(21)といとこの義兄弟のA容疑者(47)、暴力団員B容疑者(40)の3人を、K容疑者による拉致・監禁に関与した容疑で逮捕し、C容疑者(20)ら2人を書類送検した。
また警察は、H容疑者(39)や、事件後にタイに逃亡したD容疑者(36)ら3人についても、犯行に深く関与したものとみて捜査を進めている。
警察は、JさんとYさんがスタンガンで脅され拉致された4月20日、全州ワールドカップ競技場の駐車場に、K容疑者と逃亡したD容疑者など数人が一緒にいたことが分かった、と説明した。また、K容疑者が翌日未明、縛られたJさんとYさんを全羅北道長水郡の農家に連れ込む際、息子や暴力団員のB容疑者が同行したという。警察によると、長水郡の農家はA容疑者と関係があり、またJさんとYさんを縛る際に使用したビニールテープやミネラルウオーターなどはK容疑者の息子が購入したという。
書類送検されたC容疑者ら2人はK容疑者の息子の後輩に当たり、拉致現場に到着した後、犯行について知ったが、警察に届け出ず犯行をほう助した疑いが持たれている。
事件発生当初、警察はK容疑者の遺書を手掛かりに、JさんとYさんから暴行を受けたり、脅されたりしていたK容疑者が単独で2人を殺害したものと推定した。ところが、冷凍車の中からK容疑者の息子の指紋が見つかったほか、事件当日にK容疑者と電話で話したH容疑者が、犯行に使われたレンタカーを借りていたことが判明し、周囲の人物に対し捜査を行ってきた。
警察は、逮捕された容疑者らが犯行を全面的に否認している、と発表した。なお、警察は容疑者らのアリバイを調べ、証拠を確保するため全力を挙げているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00001075-chosun-kr
K容疑者の周囲の人物が少なくとも8人関与していた 。
韓国人は、親族で悪を行い、捕まっても犯行を全面的に否定する。
日本人だったら、8人もいたら、誰かが暴力を止めさせると思う。