メモ
聖書には「わたしたちは神の中に生きているのです。」と書いてあるけど、
宇宙をまとめ上げている何かの中に生きているということでしょう。
電子や核がバラバラにならないように、何かの力が分子をまとめているんでしょう。何か、力があって知恵があって、人間のように感情があって、何かを創作できて意思決定ができるものが宇宙を見守っているー神が存在するのでしょう。宇宙には始まりがあり終わりがある。人間はその過程でできたゴミではなく、神さまによって創造された神さまが愛する被造物なのだと信じる。そもそも宇宙と地球は人間のために神さまが用意された住処(すみか)だというふうに聖書には書いてある。7日目に人間を創造されて休まれたと書いてあるからね。人間を創った段階で「終わり」ということだから、宇宙は人間のために創られたものなのだと思う。
ヒッグス粒子が見つかっても「へえ。」と思うだけ。そういう粒子も人間のために必要なんだから神さまが用意されたものなのでしょう。
でも、きっとすごい発見なんだろうね!
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ヒッグス粒子提唱の学者「放心状態」、CERNとは皮肉な過去も
2012年 07月 5日 15:02 JST
[ジュネーブ 4日 ロイター] 「まさか生きているうちにこの日を迎えるとは」───。宇宙の創造に深く関わっているとされる「ヒッグス粒子」の存在を約50年前に提唱していた、英国の理論物理学者ピーター・ヒッグス氏(83)は感慨深げな様子だった。
欧州合同原子核研究所(CERN)は4日、ヒッグス粒子と見られる新たな粒子を発見したことを発表。ヒッグス氏は発表終了後、実験チームの女性研究者に歩み寄り、祝福の言葉をかけた。
「嬉しいというより放心状態だ」と改めて喜びをかみしめたヒッグス氏だが、本人いわく学生時代は「無能な」人材だったという。それでも理論物理学の道へと進み、研究を続けてきた。
そしてヒッグス氏は1964年、宇宙がビッグバン以降どのようにして創造されてきたのかを説明する粒子の存在を示す論文を執筆。学術誌に送ったが、「物理学に関連性がない」として却下された。皮肉なことにその学術誌の編集元とは、今回新たな粒子の発見を発表したCERNだった。
しかし、ヒッグス氏にCERNを恨む気持ちはない。「私にとって今回の発表は、自分が48年前にやったことを確認したに過ぎない」と述べ、「今日という日は、CERNと研究者の努力が実を結んだ結果だ」と語った。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86402H20120705/
ヒッグス粒子発見認める映像流出か、研究所「新たな粒子」を観測
2012年 07月 4日 15:18 JST
[ロンドン 4日 ロイター] 宇宙の創造に深く関わっていると見られる「ヒッグス粒子」をめぐり、欧州合同原子核研究所(CERN)が「新たな粒子」を観測したとする映像を、正式な発表前にウェブサイトに誤って載せていたことが明らかになった。
CERNは4日に最新の研究結果を発表するとしていたが、技術上の問題で映像が流出したという。ただ、CERNは「新たな粒子」がヒッグス粒子であるとは認めておらず、最終的な研究結果は流出していないと述べた。
また、研究結果の内容を知るCERNの物理学者は、「皆が期待するようなはっきりした結果ではない」と述べた。
ヒッグス粒子は1964年に英国の理論物理学者ピーター・ヒッグス氏がその存在を提唱したもので、137億年前のビッグバン以降、物質に質量を与えたとされている。発見できれば、太陽や惑星がどのように生まれたのかなどを解明できる可能性がある。http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE86303L20120704
ヒッグス粒子 発見支えた日本企業の技術
2012.7.5 21:21 [科学]
日本も参加する実験チーム「アトラス」のヒッグス粒子検出器 (欧州合同原子核研究所提供)
万物に質量を与え「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子の観測装置には、日本企業の先端技術が数多く採用されていた。特に超電導磁石を作る素材技術、素粒子を観測するセンサー技術で貢献度が高く、日本企業は技術で観測を支えた。
実験では「大型ハドロン衝突型加速器(LHC)」で陽子をほぼ光速に加速して衝突させ、その際に飛び出す素粒子を検出器でとらえる。陽子の加速や方向付けには強力な磁石が必要だ。
LHCには2千台近い超電導磁石が設置され、装置の心臓部となっている。膨大な量の超電導線材が用いられたが、その半分近くは古河電気工業が納入した。JFEスチールや東芝も超電導磁石用の鋼材やコイルを納入し、実験を支えた。
素粒子検出の心臓部には、同分野の実験で多用される光電子増倍管など浜松ホトニクスのセンサーが採用された。「LHC用に開発した特殊仕様」(同社)で、まねのできない高感度センサーの設置台数は合計2万6000台にも及ぶ。
クラレは検出部周辺で放射線などを測定する特殊プラスチックファイバーを提供。通信用に開発したものの、普及しなかったが「思わぬところで役に立った」(同社)という。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120705/biz12070521230024-n1.htm
ホーキング博士「賭け負けた」 ヒッグス粒子発見
2012.7.5 15:36
スティーブン・ホーキング博士(AP)
「車いすの天才科学者」として有名な英ケンブリッジ大のスティーブン・ホーキング博士(70)は4日、「ヒッグス粒子」とみられる粒子の発見について、英BBC放送のインタビューで、米国の科学者と賭けをして見つからない方に100ドル(約8千円)を賭けていたことを明かし、「私の負けのようだ」と話した。
ホーキング博士は発見について「重要な結果だ」と話し、提唱者のピーター・ヒッグス英エディンバラ大名誉教授(83)を「ノーベル賞に値する」と称賛した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070515370008-n1.htm
「賭け負けた」とヒッグス粒子否定派のホーキング博士「ノーベル賞に値する」
2012.7.5 12:01
スティーブン・ホーキング博士(AP)
【ロンドン=内藤泰朗】英国が誇る「車いすの天才宇宙物理学者」、スティーブン・ホーキング博士は4日、物質の質量の起源となる「ヒッグス粒子」とみられる新粒子が実験により発見されたことを受け、「これは重要な結果で、ヒッグス氏にはノーベル賞をあげなければいけない」と絶賛し、粒子の存在を予測したピーター・ヒッグス博士をノーベル賞に推薦した。
英BBC放送のインタビューにこたえたホーキング博士は「しかし、悲しい。なぜなら、物理学の偉大なる前進が、私たちの期待しなかった実験結果によってもたらされたからだ」と述べ、理論物理学者としての敗北を認めた。
さらに、元英ケンブリッジ大教授のホーキング博士は、予測から半世紀も見つからなかったため、米ミシガン大教授と、粒子が発見されない方に100ドルを賭けていたことを明らかにし、「どうやら負けたようだ」と語った。http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070512050007-n1.htm
宇宙を埋め尽くす粘性の海 「動きにくさ」で質量獲得 ヒッグス粒子「発見」
2012.7.5 00:26
巨大な加速器を使った日米欧による実験で、未知の素粒子「ヒッグス粒子」の存在がほぼ確実になった。謎の粒子はどのように生まれ、物質に「重さ」をもたらしたのか。物質や宇宙の成り立ちに迫る研究成果に、世界中の物理学者が注目している。
物質に重さ(質量)があるのは当たり前のように感じるが、実はその理由はよく分かっていない。質量はなぜ生まれたのか-。この根源的な疑問を解決するため、英国の物理学者、ピーター・ヒッグス氏が1964年に存在を予言したのがヒッグス粒子だ。
物質は小さな原子が集まってできている。原子は電子と原子核で構成され、原子核をさらに細かくするとクォークという極微の粒子になる。電子やクォークのように、これ以上、細かく分けられない最小単位を素粒子と呼ぶ。
物質をつくる素粒子には固有の質量がある。しかし、ヒッグス理論によると、質量は最初からあったのではなく、ヒッグス粒子によってもたらされた。
宇宙は約137億年前、ビッグバンと呼ばれる火の玉状態で誕生した。このとき、すべての素粒子は質量がゼロで、真空中を何の抵抗も受けずに光速で自由に動いていた。
その10兆分の1秒後、宇宙が冷えて真空の性質ががらりと変わり、陰に潜んでいたヒッグス粒子が真空を埋め尽くすように現れ、素粒子は粘り気のある「ヒッグス粒子の海」にどっぷりと漬かる状態になった。
プールの中を歩くと、水の抵抗を受けて体が重くなるように、素粒子はヒッグス粒子の抵抗を受けて動きにくくなり、重さ(質量)を持つようになったというシナリオだ。光が光速で移動するのは質量がゼロだからであり、「動きにくい」ということは質量があることを意味する。
ヒッグス粒子を目覚めさせる真空の劇的な変化は、南部陽一郎氏(91)が2008年にノーベル賞を受けた「対称性の自発的破れ」理論がアイデアの基礎になっており、同粒子が見つかれば南部理論の裏付けにもなる。
ヒッグス粒子が仮に存在しなかった場合、素粒子は光速で飛び続けるので静止できない。銀河や地球、人間も存在できず、今日のような多様な宇宙は生まれなかったことになる。ヒッグス粒子は物質や宇宙の成り立ちに極めて重大な意味を持っているのだ。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070500280001-n1.htm
宇宙の暗黒解明へ一歩 ヒッグス粒子「発見」
2012.7.5 00:14 [科学]
ヒッグス粒子とみられる新粒子の発見は、素粒子物理学の新たな時代の幕開けを告げる画期的な成果だ。「最後の粒子」の存在が確定すれば近代物理学の金字塔である「標準理論」が完成し、物質に対する理解の正しさが証明されることになる。物理学の偉大な勝利が目前に迫った。
物質の究極の姿と基本法則を探る素粒子物理学は20世紀初頭以降、アインシュタインの相対性理論とハイゼンベルクらの量子力学を土台に発展してきた。
日本も湯川秀樹、朝永振一郎、小林誠、益川敏英の各氏らが大きく貢献し、世界で20人以上がノーベル賞を受賞。1970年代に確立された現在の標準理論は、多くの実験で正しさが厳密に証明されており、人類の英知の結晶といえる。
素粒子は物質をつくる12種類と、物質に力を伝える5種類の計17種類がすでに確認済みだ。しかし、標準理論の重要な骨格となるヒッグス粒子だけが見つからず、半世紀近くにわたり大きな課題になっていた。
標準理論が完成しても、それは素粒子物理学の「第一章」の完結にすぎない。宇宙を構成する物質のうち、標準理論で説明できるのは全体の4%だけで、残りの96%は正体不明の暗黒物質や暗黒エネルギーが占めているからだ。ヒッグス粒子の性質を詳しく調べれば、暗黒物質の有力候補とされる未知の素粒子の手掛かりが得られる可能性があり、素粒子研究は標準理論の枠組みを超える世界へ一歩を踏み出すことになる。
また、宇宙初期の急膨張がビッグバンの引き金になったとするインフレーション理論でも、ヒッグス粒子は重要なカギを握る。粒子の「発見」は物質や時空の本質に迫る新たな物理学を切り開いていくだろう。(長内洋介)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070500160000-n1.htm
巨大加速器、世界をリード ビッグバン直後を再現 ヒッグス粒子「発見」
2012.7.5 00:33
ヒッグス粒子を探す実験は、欧州合同原子核研究所(CERN)が誇る世界最大の加速器で行われている。スイス・ジュネーブ郊外の地下100メートルにあり、JR山手線の約8割に当たる1周約27キロのドーナツ状のトンネル内で陽子をほぼ光速に加速し、正面衝突させる壮大な実験だ。
陽子の衝突で約1京度(京は兆の1万倍)もの超高温を生み出し、宇宙初期のビッグバン直後の高エネルギー状態を再現。真空に潜んでいるヒッグス粒子をたたき出す。ヒッグス粒子は、すぐに壊れて別の粒子に変身する性質があり、その痕跡から存在を探る。実験結果の客観性を確保するため、独立した2つのチームを編成して行われた。
実験施設は「大型ハドロン衝突型加速器」(LHC)と呼ばれ、1980年代に建設構想が浮上。より大型の加速器を建設して対抗を狙った米国が財政難で断念、合流したことで世界規模の国際プロジェクトになり、約5千億円の費用と14年の歳月をかけて2008年に完成した。
日本は95年に協力を表明し、計約140億円の建設費を拠出。東大や高エネルギー加速器研究機構、大阪大など16機関の約100人が実験に参加している。
LHC実験はヒッグス粒子のほか、謎の暗黒物質の有力候補とされる「超対称性粒子」や極小のブラックホールなど、ノーベル賞級の大発見がいくつも期待されており、世界の物理学を今後もリードしていくのは間違いない。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070500350002-n1.htm
ヒッグス粒子発見か 新粒子観測を発表 欧州合同原子核研究所
2012.7.4 17:04 (1/2ページ)[科学]
実験開始前のアトラス検出器を2008年に視察した、粒子の提唱者ヒッグス博士(CERN提供)
物質に重さ(質量)をもたらす素粒子で、約50年前に存在が予言されながら見つかっていない「ヒッグス粒子」を探している欧州合同原子核研究所(CERN)は4日、ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見したと発表した。日米欧の2つの実験チームの最新の研究成果を基に統一見解を公表した。さらに検証して年内にも結論が出る見通しで、物理学の歴史に残る大発見が間近に迫った。
ヒッグス粒子は物質の最小単位である素粒子の一つで、すべての物質に重さを与えているとされる。素粒子の基本法則の「標準理論」で示された粒子の中で唯一、見つかっていない「最後の素粒子」で、発見すればノーベル賞の受賞は確実視されている。
CERNは統一見解で、暫定的な結果としながらも「新粒子を観測したことは画期的で、その意味は非常に重要だ」と強調。年内にもヒッグス粒子かどうか確定するとの見通しを示した。
新粒子は陽子の約130倍の質量を持つことを観測で確認した。実験に参加している浅井祥仁東大准教授は「新粒子が別の未知の粒子である可能性も残るが、ヒッグス粒子が最有力だ」と話した。
実験は東大や高エネルギー加速器研究機構などが参加している日欧米の「アトラス」と、欧米中心の「CMS」の2チームが実施。スイス・フランス国境にあるCERNの「大型ハドロン衝突型加速器」(LHC)を使って、ほぼ光速まで加速した陽子同士を正面衝突させた。両チームともほぼ同じ質量の領域に新粒子を見つけた。
昨年12月の発表では「存在が示唆される」との表現にとどまっていたが、今回は今年4~6月の実験分を含む約2倍のデータに基づき解析した。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120704/scn12070417040002-n1.htm
「感動的」「今夜は祝杯」 声震わす日本人研究者たち ヒッグス粒子「発見」
2012.7.5 00:36
東京都文京区本郷の東大では、実験に参加した約50人の日本人研究者らが集まり、スイスにある欧州合同原子核研究所(CERN)の発表をインターネット中継で見守った。
「感動的で、信じられない」。新粒子発見が報告され、現地が総立ちの拍手に包まれると、神戸大の山崎祐司准教授は震える声でつぶやいた。同席した日本人研究者からも拍手が起きた。“世紀の大発見”を取材しようと会場には多くの報道陣も詰め掛け、発表の途中から実験の意義や内容について矢継ぎ早に質問を浴びせた。
ヒッグス粒子は万物に重さを与える特別な存在であることから「神の粒子」とも呼ばれ、その魅力にとりつかれ、長年追い求めてきた研究者も少なくない。
「素粒子物理学の世界で残されていた最大の問題がほぼ解けた。研究者の大部分はヒッグス粒子だと思っている」。東大の浅井祥仁准教授は感無量の表情を見せ、「先輩研究者による長年の積み重ねの結果。この場に居合わせることができて幸運だ」と語った。
世界最大の加速器を使い、約1100兆回に及ぶ陽子同士の衝突を繰り返して確認できた新粒子は400個程度。この正体が本当にヒッグス粒子なのか、実験はさらに続く。「研究はこれからが本番。でも今夜は祝杯を挙げたい」。ある研究者はそう語った。http://sankei.jp.msn.com/science/news/120705/scn12070500400003-n1.htm