中央政府が設定した出産割当枠を守るため地元当局が中絶を命じているという。
以前からウイグル族の女性は強制堕胎させられ、おまけに避妊手術までされていたのだ。今でも同じことをやっているわけだ。
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強制堕胎の母親、不満と恐怖を語る―中国で大きな波紋
ウォール・ストリート・ジャーナル 6月29日(金)10時14分配信
【北京】中国の一人っ子政策により、陝西省安康市鎮坪県で妊娠7カ月の妊婦が強制的に堕胎させられ大きな波紋を呼んでいる問題で、母親の馮建梅さん(23)は27日、自分の意思に反し入院させられていると述べるとともに、夫が行方不明になっていることを明らかにした。病室内でウォール・ストリート・ジャーナルとの電話インタビューで語った。
馮さんは、頭痛が続いていることを除けば、今月初めの強制堕胎から徐々に回復していると語り、退院が許されれば帰宅したいとの希望を述べた。その一方で、「病院は刑務所のようだ。街に『売国奴』というスローガンが張り出され、大きな圧力を感じている」と、不満や恐れも口にした。
また、24日から夫の所在が分からなくなっていることを明らかにした。夫の所在については当局からは公式のコメントは何も出ていない。
この強制堕胎をめぐっては、6月中旬病院のベッドで堕胎された胎児(女児だった)の隣に横たわっている馮さんの写真がインターネット上に掲載され、国内外で激しい怒りの声が挙がった。家族によると、馮さん夫妻には5歳の長女がおり、2人目の子を持つには4万元(約50万円)の罰金を支払う必要があったが、それが出来ないでいたところ、6月2日に当局者が馮さんを拘束して強制堕胎させた。
中国の法律では、妊娠後期の強制中絶は違法だが、地方では中央政府が設定した出産割当枠を守るため地元当局が中絶を命じているという。
中国国営の新華社通信が26日報じたところによれば、安康市当局は、鎮坪県の計画出産局長を解職処分にしたほか、その他の関係者1人を免職、5人を戒告処分とした。
同地の公安当局や計画出産当局はコメントを拒否した。
馮さんの夫の親族によると、夫は26日に電話で、馮さんに大事にするよう伝えて欲しいと言ってきたが、詳しいことは話さなかったという。
ウォール・ストリート・ジャーナル 6月29日(金)10時14分配信
【北京】中国の一人っ子政策により、陝西省安康市鎮坪県で妊娠7カ月の妊婦が強制的に堕胎させられ大きな波紋を呼んでいる問題で、母親の馮建梅さん(23)は27日、自分の意思に反し入院させられていると述べるとともに、夫が行方不明になっていることを明らかにした。病室内でウォール・ストリート・ジャーナルとの電話インタビューで語った。
馮さんは、頭痛が続いていることを除けば、今月初めの強制堕胎から徐々に回復していると語り、退院が許されれば帰宅したいとの希望を述べた。その一方で、「病院は刑務所のようだ。街に『売国奴』というスローガンが張り出され、大きな圧力を感じている」と、不満や恐れも口にした。
また、24日から夫の所在が分からなくなっていることを明らかにした。夫の所在については当局からは公式のコメントは何も出ていない。
この強制堕胎をめぐっては、6月中旬病院のベッドで堕胎された胎児(女児だった)の隣に横たわっている馮さんの写真がインターネット上に掲載され、国内外で激しい怒りの声が挙がった。家族によると、馮さん夫妻には5歳の長女がおり、2人目の子を持つには4万元(約50万円)の罰金を支払う必要があったが、それが出来ないでいたところ、6月2日に当局者が馮さんを拘束して強制堕胎させた。
中国の法律では、妊娠後期の強制中絶は違法だが、地方では中央政府が設定した出産割当枠を守るため地元当局が中絶を命じているという。
中国国営の新華社通信が26日報じたところによれば、安康市当局は、鎮坪県の計画出産局長を解職処分にしたほか、その他の関係者1人を免職、5人を戒告処分とした。
同地の公安当局や計画出産当局はコメントを拒否した。
馮さんの夫の親族によると、夫は26日に電話で、馮さんに大事にするよう伝えて欲しいと言ってきたが、詳しいことは話さなかったという。