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 ◎<欧州危機>スペイン、25日までにEUへ支援正式要請

【ロンドン会川晴之】ユーロ圏諸国(17カ国)は21日、ルクセンブルクで財務相会合を開き、スペインとギリシャの支援問題を協議した。スペインは25日までに欧州連合(EU)に支援を正式に要請する考えを表明、ユーロ圏諸国は応じる考えを改めて示した。

また、ギリシャの財政状況を精査するため、EUの行政執行機関である欧州委員会、国際通貨基金(IMF)、欧州中央銀行(ECB)の3者を25日にギリシャに派遣することを決めた。

金融機関の資本増強が急務のスペイン政府は21日、外部機関に依頼していた資本増強額の査定結果を発表。最大で620億ユーロ(約6兆2000億円)の資本不足に陥ることが判明した。

同政府は、金融機関の資本増強やリストラ策を取りまとめた上で正式に支援申請するが、支援規模は、EU側が9日に表明した最大1000億ユーロ(約10兆円)より少なくなる可能性がある。

会合後に会見したユーロ圏議長のユンケル・ルクセンブルク首相は、支援は「欧州金融安定化基金(EFSF)を通じて実施する」と述べた。

スペイン支援をめぐっては、支援がスペインの債務拡大につながることに加え、7月に発足する欧州安定メカニズム(ESM)が支援を実施した場合は、これが最優先債権となる。

国債の返済が後回しになる恐れから、9日の支援受け入れ決定後もスペイン国債が売られ、価格が下がる(利回りは上昇)事態が続いていた。
EFSFによる融資は、国債と同列扱いとなるため、EFSFが融資を実施することになったとみられる。

一方、ギリシャのサマラス新政権は、EUなどからの支援について条件の見直しを求めている。会見したIMFのラガルド専務理事は「事実を把握し、評価をし、報告する」と述べ、実態を把握することが先決との考えを示した。

また、レーン欧州委員(経済・通貨担当)は、ギリシャの資金繰りが「短期的には問題は無い」との見解を示した。

毎日新聞 6月22日(金)10時55分配信

 ◎国産大豆、不作などで7年ぶり高値 豆腐製造を直撃

涼味に欠かせない冷ややっこが今夏、値上がりする可能性が出ている。
原料の国産大豆価格が産地の不作などで7年ぶりの高値となっているためだ。

健康志向もあって国産大豆の豆腐は人気だが、製造メーカー間の競合も激しいだけに、メーカーからは「いつまで値上げせずにいられるか」と苦境を訴える声も出ている。

大豆の入札取引を運営する「日本特産農産物協会」(東京都港区)によると、平成23年産の国産大豆平均入札価格は5カ月連続で上昇し、5月分は60キロ当たり9385円。入札価格は通常、7千円前後で推移しており、9千円台に乗せたのは、不作で約2万円まで高騰した16年産以来となる。

価格高騰の背景は大豆の生産量減少だ。23年産大豆の収穫量は前年産比2%減程度だが、原発事故の影響で西日本産の需要が高まったことに加え、天候不順から主要産地である愛知、三重両県の生産量が前年産から3割以上も落ち込んだ。

食用大豆の用途は納豆、しょうゆなど幅広いが、生産量が減った両県は豆腐用の品種「フクユタカ」の主産地。豆腐用大豆の国産シェアは26%で外国産の3分の1だが、グルメブームや健康志向を反映して引き合いが強い。

国産は半分が豆腐原料用のため、品薄感が一気に高まった。

作付面積の減少も価格上昇を後押しする。大豆はコメの生産調整用の転作作物として位置づけられるが、水田での栽培は効率が悪い。22年度から、コメの所得補償制度が転作作物の飼料米にも適用されたことで、大豆から水田栽培に適した飼料米にくら替えする農家が増え、23年産大豆の作付面積は前年より1%減少した。

大豆価格の上昇は、豆腐製造メーカーを直撃している。流通企業によるメーカー選別が厳しい中、上昇分のコストはメーカー側で吸収せざるを得ないのが実情だからだ。

一部のメーカーは、「崩れにくい豆腐など、付加価値の高い商品を開発する」(太子食品工業)などで減収分のカバーを目指すが、「このままではメーカーの身が持たない」(日本豆腐協会)との恨み節も聞かれる。

食用大豆の国産シェア(21年)は22%で、多くを輸入に頼るが、中国などの需要増から、国際価格(シカゴ商品取引所、19日現在)も60キロ当たり約31・5ドル(約2500円)と6年前の2・6倍まで上昇している。中長期的には需給逼迫(ひっぱく)が見込まれ、安定供給態勢の確立が急務だ。
産経新聞 6月22日(金)10時19分配信

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反     響
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 1)「増税反対」新党は有利ではないでしょうか : この新党は、少なくとも次の2点で、次の選挙などで有利ではないでしょうか。 一つは、増税法が成立した後ですから、増税の非難は受けなくて、改正された増税法の成果を活用することができます。

二つは、次の(1)に引用のような選挙区情勢があるので、54名以上が参加する可能性が見込めるのではないでしょうか。

このためか、次の(2)に引用のような状況(事実かどうかは分かりませんが)が出ているのではないでしょうか。また(3)は彼の決断に関係ないでしょう。(N.H>)

(1)〔日本経済新聞 「小沢新党」3度目のマジックナンバー(永田町アンプラグド) 2012/6/22 6:00 〕 : もともと選挙基盤の弱い議員が多い小沢グループの若手にとって、消費増税反対は活路にもなる。

選挙区には復活を狙う自民党候補がいる。自民党も消費増税に賛成した。
3年前の「政権交代」の追い風は消えうせたいま、増税反対で選挙を戦えば「まだ当選の可能性はある」と踏む議員たちがいる。

(2)〔日刊ゲンダイ「官邸大慌て 「小沢グループだけじゃない 中間派造反予備軍30人」(2012年6月21日 )〕

前原の「一任」が火をつけた 造反の動きが中間派にも広まり、官邸が大慌てだ。

22日にも衆院本会議で行われる消費税増税法案の採決。官邸サイドは当初、「反対や欠席は小沢グループの数十人ほど」とタカをくくっていたが、小沢グループ以外の中間派でも、30人近くが「賛成できない」と造反を検討している。

「19日夜に党本部で行われた合同会議を、前原政調会長が強引に打ち切ったことにみな激怒しているのです。ちょうど議論が深まり、意見を言おうとした中間派も多かったのに、前原さんは一任を宣言し逃げてしまった。あまりに不誠実な対応に、抑えていた怒りが一気に爆発した」
(中間派の1回生議員)

官邸や党内には、すでに“中間派の造反リスト”も出回っている。若手からベテランまで幅広く載っているが、目を引くのは赤松広隆元農相と1回生の福田衣里子議員だ。

「赤松さんは経済無視、増税ありきの内容に『賛成できる部分がない』と周囲に漏らすなどアキレ返っています。

福田さんも社会保障の中身が、後回しとなっていることに激怒。前原さんの前で堂々と法案を批判し、メルマガにも『信念に基づき判断をしたい』と反対をにおわせている。

こうした中間派の動きに官邸は大慌てで、藤村官房長官も必死に電話をかけ説得していますが、焼け石に水。週をまたげば、同調する議員も増えるでしょう」(民主党関係者)

民主党内から54人以上が造反し、離党となれば、与党は過半数(239)を割り込む。食い止める妙案はなく、いよいよ民主党も終わりだ。

(3)〔産経新聞 「新党視野」は剛腕、最後の賭け」 2012.6.21

21:59〕「渡部恒三最高顧問は21日、「小沢君に新党をつくってもらいたいなんて期待は国民にない」と突き放した。」(産経新聞 「新党視野」は剛腕、最後の賭け」 2012.6.21 21:59)

   〔(1)(2)(3) N.H. 採録〕 

 2)「首相には言いなり放題の者が良い」と不遜放言、わざわざ中国に飛んで野戦軍の司令官と自賛、国民を馬鹿にするにも程がある。国民はマニフェストに騙されはしない。

唯、自民党の二代目首相連に飽きたまでだ。国民とは今の平和ボケ人間だけではない。過去には将来を捨てて国難に殉じた多数の若者、これからの希望ある次世代、これらの人を考慮しない政治家は去れ。

「大義」「正義」とは誰に言っているのだ。鳩山は言いなり放題、菅には少し、野田さんには徹底的に疎んじられ、まだ新党結成か。 (TU生)

 3)期限を守れない総理大臣など不要だ:前田 正晶

21日夜のBSフジのPrime Newsに登場した公明党出身にして小澤一郎派である東祥三は、野田総理を「マニフェストで約束をしたことをせずに消費税増税に走るのは間違いである以上、正義は我が方にある」という意味の主張をしていた。

続いて登場した自民党では多くの大臣職と幹事長を経験した伊吹文明は、穏やかに民主党が組織として体をなしていない点を厳しく追及していた。
そして、「21日採決と聞いて三党合意に持っていったにも拘わらず、26日に延期するとは」と批判していた。

民主党は組織ではなく、恰も同床異夢の如くに多くの党員が集まっているだけであって、指揮命令系統が確立されておらず、何か事を起こそうとする前に誰と誰が寄って討議するのかも曖昧だし、誰が対外的に発言をすることを許されているのかも解らない奇妙な政党である。

かねてから識者やマスコミに批判されていたことである「何も決められない」、「何も実行できない」、「内部融和優先」等の問題点よりも遙かに深刻な欠陥を露呈した。

野田総理を始め閣僚が何度、繰り返して、ある特定の案件、党内合意の形成、野党との懸案の討論の実施期日を明確に宣言し、マスコミにも報道させて如何にも本気でそのことに取り組んでいるかの如くに見せてきた。だがその実、先ず忠実にその期限を守ったことがないという不誠実さである。

「嘘ばかり」なのである。この際は敢えてマニフェストの内容の不実行は論わないでおくが、彼らのやり口では到底我々国民の皆様が「どうせ言うだけだろう」とばかりに頭から信用しなくなるという、極めて深刻な政治不信の種を総理自らが撒き散らしているのである。この不誠実さを許すことは出来ない。

しかも、恥ずかしいことに総理が約束の期限を守れないのは、多くの場合に野党の厳しい抵抗もさることながら、誠意のない振る舞いに終始する幹事長や、党内の小澤一派に代表される抵抗勢力を御し切れていないという統治能力の欠如である。組織力の欠如である。

しかし、野田総理は松下政経塾から県会議員を経て衆議院議員となったのは結構だが、およそ組織らしき組織の長としての経験が皆無で、選挙に強い小澤一郎のお陰で政権が転がり込み、しかも二人の総理大臣の余りの不手際と小澤一派を反主流に追い込んだ党内駆け引きだけで総理大臣に成れてしまった嫌いがある。その経験と統治能力不足を、この期に及んで衆目に曝しているだけだ。

彼は二人の前任者とは異なって、ある一つの目標を掲げて一路邁進するひたむきな姿勢を評価する向きもある。そうかも知れない。だが、私はビジネスの世界で最も重要な信頼感と信用の問題となる自分で設定した期限を守れないような人物に、これ以上総理大臣の職を任せておくべきではないのである。


 4)永田町の中のことは判りませんが、こういうブログ記事を読みました。

http://ameblo.jp/gusya-h/entry-11283912695.html

「・・・大手マスコミは懸命に消費税増税キャンペーンを張っているが、多くの有権者はこれに批判的だということを若い国会議員は肌で感じ始めていることも分かった。

みんなの党の国会議員も有権者から聞かれるそうだ。『貴方は、消費税増税に賛成か、反対か。』まるで小泉さんの郵政解散選挙の時のフレーズだ。

どうやら、消費税増税に賛成する人はX、反対する人は〇、の二者択一が巷では始まっているようだ。・・・」

私は自民党に早く政権に戻ってもらいたいと思っている者ですが、9月に衆院選を行っても、みんなの党や維新の金づるを押さえ込み、彼らを上手に操れるのなら別ですが、状況によっては来年の参院戦でまたもや惨敗するリスクもよくよく考えていてもらいたと思います。

そのためには野田首相をつんのめらせて討ち死にさせることも厭うべきではないと思います。一緒に梯子をのぼっては行けません。一寸先は闇、君子は豹変します。豹変に関しては、マスコミも然り。(匿名希望)


 5)次の選挙で、民主党が不利なことは、多くの選挙の経験から見ても、明らかでしょうね。その民主党の中では、「増税反対」者は不利さを緩和できるのではないかと、少なくとも新党参加を考える方々はそう考えて行動しているのではないかと、考えたりしています。

消費税増税など法案を成立させ解散され、民主党が政権から去ることを強く期待しています。

民主党が推進している、公務員の労働基本権の付与強化は、これまで以上に、日本国を劣化させることになる
と、また「○△外国人への参政権付与」も同様のものである、

などと理解し、危惧し、なるべく早く、自民党が政権党になることによって、これらを阻止してほしいと、期待しています。  (N・H)



 6)谷田川惣氏は『皇統断絶計画――女性宮家創設の真実』(青林堂、2012年)、『皇統は万世一系である』(日新報道、2011年)の著者です。
渡部昇一・谷田川惣の対談です。「大道無門 谷田川惣、女系論の誤魔化しを暴く!」。

http://www.youtube.com/watch?v=VyhP-UuBVgg

「シナ宗族制度」が出てきますが、シナには非・男系の皇帝もいました。
シナの武則天は父方も母方も前皇帝の血統ではない、非・男系、非・女系の女性皇帝です。

天皇は「父方のみで神武天皇につながる」男系です。日本の天皇は例外なしの男系、シナの皇帝は例外ありの男系です。天皇の男系は、シナと何の関係もありません。そもそも、王朝交代のたびに血統が断絶するのがシナの皇帝です。(まこと)