金を借りる人、貸した人の関係 | 日本のお姉さん

金を借りる人、貸した人の関係

金を借りると借りた人に支配される。


お金を返すまで、ムダ使いができない。


旅行なんてとんでもないし、貴金属や高価な衣装や車なんかも


買ってはダメ。趣味の教室に行くなどとんでもない。


そんなゆとりがあるなら「早く返せ。」と言われちゃう。


自分の好きなことのために金を無駄使いして貧乏になって


家族や他人に金を借りると不自由になる。


借りたものは返さねばならない。返済が滞ると文句を言われるし


恥ずかしい思いもする。


不自由になりたくないなら最初から自分の欲望をコントロールするしかない。


自由になりたくて、欲望のままに生きると逆に不自由になる。


子供のうちに、自分を治める能力を身につけておいたほうがいい。


まだ20代の頃、友人が大学で先行した語学を極めたいと言って


マイナーな国に留学した。お金が足りないからあるだけ貸してほしいと


言われてその時、あるだけ貸した。


2年後に帰国した友人は仕事について優雅な暮らしをはじめた。


「貯金もしてんねん。」と言ったので


「貯金をするほどお金があるなら先に3年前に貸したお金、返して。」と


お願いして返してもらった。悪気はない子なのでこちらも別に


怒ってはないんだけど、彼女が貯金していた額が、ちょうど


わたしが貸した額と同じだったので返してもらわなくっちゃと思ったのだ。


ギリシャは、ユーロに加入して、国債が売れたので


突然、お金持ちになった気がして全部、公務員にバラまいてしまった。


収入が不安定ならつつましい生活をしながら働いて収入を増やさないといけないのに


好きなことをして暮らしていたので、今、恥をさらしている。


ユーロは、いずれ、10カ国に収まる。ユーロという名前ではないかもしれないけど


いずれそういうことになる。(聖書の予言では、ひとつの像の


右足と左足のような連合体になる。それも、石ころと粘土と鉄の融合体のようになる。)


無駄使いを反省して、まじめに働かない国は、いずれユーロから出るしかないでしょう。


お金が無くてもギリシャ人は楽しく過ごせる知恵があるはず。


税金を納めないでどうやって国がまとまっていけるのか。


お金を借りたら、貸してもらった人の言いなりにならねばならないのだ。


そうしないと、もう、二度と貸してくれなくなるから。多少不自由でも我慢して


国の経済を立て直さないと、チュウゴクみたいな性根の腐った国に金をもらうために


ペコペコお辞儀をするような国になってしまう。