頂門の一針ー小沢一郎 妻からの『離縁状』
女性は尊敬できない男性とは、一緒に住めない。
どこか尊敬できる部分がないと、我慢ができない。
完璧な男性もいないし、完璧な女性もいないけど、
人間として尊敬しながら、心の弱さからくる悪いクセをお互い我慢しながら、
助け合って生きるんだよね。
小沢一郎は妻の目からも尊敬できない人間だったのですね。
ネット友達のようちゃんが以前、「小沢は民主党を潰す気で民主党にいる。」と言っていた。小沢は、党を潰す前に政治資金を自分の次の党に献金していた。
法律上、何の問題も無いのだろうが、なんでも秘書のせいにして出所のわからない汚い金をきれいな金に変えるのも法律上、何の問題も無いんだろうね。
小沢の秘書は3人とも、小沢の勝手知らぬところで、多額の金をあちこち転がして小沢の自由になる金を増やしていたんだろうね。
小沢がやったという証拠が無いから、どうしようもないらしいが、東北の世話をしなかったことだけでも、愛が全く無い人だということはよくわかりますわ。
聖書には、「小さいことに忠実でない者は大きなことにも忠実ではありません。」と書いてある。3・11で被災した地元を無視している小沢は、日本のためにも何もしない人だと見た。一番身近にいた元妻が、小沢は、尊敬できない人間だと言っている。本当だと思います。隠し子が見つかった時も、妻に対して「いつでも離婚してやる!」と言ったそうだ。最低な言葉だわ。
愛が無い政治家は日本のために働けませんわ。
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1)14日に発売された週刊文春に「小沢一郎 妻からの『離縁状』全文公開」という記事が掲載された。このメルマガ「頂門の一針」の読者には改めて記事内容を紹介する必要はないだろう。
ネット情報によると発売日の国会の議員会館の本屋ではこの号がすぐに売り切れたという。この記事を花田紀凱氏は「週刊誌の歴史に残る大スクープだ」(16日産経新聞「週刊誌ウオッチング」)と言った。
ところがそれから数日経った現在でも、おおかたの全国紙や主要テレビのキー局では、後追いせずに黙過したままである。ネット上では例によってがやがやしているが、週刊文春の記事の周りをうろうろしているだけである。
花火に例えると一発花火のままで続発がない。なぜだろうか。まともなメディアが正面から扱うにふさわしくない週刊誌タネ、夫婦喧嘩タネに過ぎないものだからだろうか。
ところが、国会では社会保障と税の一体改革法案の扱いがいよいよ大詰めに入り、それを巡って与党の民主党が分裂しかねない状況にある。もちろん小沢一郎氏は反対派のリーダーで焦点の人物の一人として注目されている。
その小沢氏の選挙区の近時動向に関係した情報が、報道に値しない些事なのか主要なメディアで黙過されたままなのは、どういうことだろうか。
さきの小沢氏の政治資金問題の訴追事件の報道ぶりに較べてもまことに解しかねる。かの鳩山由起夫氏の場合でも、選挙区の北海道9区で対立候補として元オリンピック選手の道議が次期総選挙に立候補することが予測報道されるくらいである。
官庁モノ、発表モノの報道に依存してきた既成メディアは、取材力を劣化させて近頃はこの種の自由取材モノに手も足もでなくなったのだろうか。
以前には「社会部紅衛兵」とかいう言葉さえあったのだが、このあたりのことについて「頂門の一針」に寄稿される名うてのジャーナリスト諸士に伺いたい気がしている。一体、報道の自由には、時に小沢パスの自由もあるのだろうか。
蛇足かもしれないが、小沢夫人に関して以下のような記事があった。夫人の手紙の真偽は別にして、小沢氏の大震災以来1年数ヶ月間の岩手入りが僅か3回であることとともに、これは本当だろう。
水和会:小沢元民主代表の親睦団体、近く解散 /岩手
毎日新聞 2012年04月18日 地方版
民主党の小沢一郎元代表の選挙を支えてきた親睦団体「水和会(みずわかい)」が、近く解散する方針を固めたことが分かった。理由について、会長の及川幸子県議は、活動の中心だった元代表の妻・和子さん(67)が「10年以上地元を離れ、今後も戻る意向がないのでけじめをつけた」と話している。
水和会は元代表の地元・旧水沢市の「水」と和子さん「和」にちなんで名付けられ、小沢一郎後援会水沢連合会の賛助団体として、約30年前に結成された。選挙時は陣営のスタッフとして、元代表を強力に支援してきた。
今年に入り及川県議が、和子さんに電話で確認したところ、今後も地元に戻る意向がないことから解散を決めたという。元代表の選挙に与える影響について、及川県議は「メンバーは後援会などにも参加しており、それほど変化はないだろう」と話している。【金寿英】
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120418ddlk03010068000c.html
(品川 阿生居士)
ネット情報によると発売日の国会の議員会館の本屋ではこの号がすぐに売り切れたという。この記事を花田紀凱氏は「週刊誌の歴史に残る大スクープだ」(16日産経新聞「週刊誌ウオッチング」)と言った。
ところがそれから数日経った現在でも、おおかたの全国紙や主要テレビのキー局では、後追いせずに黙過したままである。ネット上では例によってがやがやしているが、週刊文春の記事の周りをうろうろしているだけである。
花火に例えると一発花火のままで続発がない。なぜだろうか。まともなメディアが正面から扱うにふさわしくない週刊誌タネ、夫婦喧嘩タネに過ぎないものだからだろうか。
ところが、国会では社会保障と税の一体改革法案の扱いがいよいよ大詰めに入り、それを巡って与党の民主党が分裂しかねない状況にある。もちろん小沢一郎氏は反対派のリーダーで焦点の人物の一人として注目されている。
その小沢氏の選挙区の近時動向に関係した情報が、報道に値しない些事なのか主要なメディアで黙過されたままなのは、どういうことだろうか。
さきの小沢氏の政治資金問題の訴追事件の報道ぶりに較べてもまことに解しかねる。かの鳩山由起夫氏の場合でも、選挙区の北海道9区で対立候補として元オリンピック選手の道議が次期総選挙に立候補することが予測報道されるくらいである。
官庁モノ、発表モノの報道に依存してきた既成メディアは、取材力を劣化させて近頃はこの種の自由取材モノに手も足もでなくなったのだろうか。
以前には「社会部紅衛兵」とかいう言葉さえあったのだが、このあたりのことについて「頂門の一針」に寄稿される名うてのジャーナリスト諸士に伺いたい気がしている。一体、報道の自由には、時に小沢パスの自由もあるのだろうか。
蛇足かもしれないが、小沢夫人に関して以下のような記事があった。夫人の手紙の真偽は別にして、小沢氏の大震災以来1年数ヶ月間の岩手入りが僅か3回であることとともに、これは本当だろう。
水和会:小沢元民主代表の親睦団体、近く解散 /岩手
毎日新聞 2012年04月18日 地方版
民主党の小沢一郎元代表の選挙を支えてきた親睦団体「水和会(みずわかい)」が、近く解散する方針を固めたことが分かった。理由について、会長の及川幸子県議は、活動の中心だった元代表の妻・和子さん(67)が「10年以上地元を離れ、今後も戻る意向がないのでけじめをつけた」と話している。
水和会は元代表の地元・旧水沢市の「水」と和子さん「和」にちなんで名付けられ、小沢一郎後援会水沢連合会の賛助団体として、約30年前に結成された。選挙時は陣営のスタッフとして、元代表を強力に支援してきた。
今年に入り及川県議が、和子さんに電話で確認したところ、今後も地元に戻る意向がないことから解散を決めたという。元代表の選挙に与える影響について、及川県議は「メンバーは後援会などにも参加しており、それほど変化はないだろう」と話している。【金寿英】
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120418ddlk03010068000c.html
(品川 阿生居士)
特ダネにタイミングは無い
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渡部 亮次郎
私のメルマガ「頂門の一針」に対する読者から野「反響」である。
<タイミングが良過ぎるのでは:
週刊文春6月21日号の見出しです。その内容までをここで云々する必要はないでしょう(小沢一郎夫人が選挙区有力者たちに「離婚しました」という手紙を昨年11月に出していた。
私が感心したのは、この記事が登場したタイミングの良さというか何というか、6月14日だったことです。17日朝のTBSで野中広務は「党に復帰したばかりなのだから、あのような行動は党を離れてせよ」と厳しい口調で非難していました。
そういう時期に、既に終わったという説もある小澤一郎という存在に、その終わりの念を押すような記事が出てきたのには感心しております。
あの記事には消費税増税の後押しをする勢力が関係しているのでしょうか。そう思わせてくれる「公人の私的な弱みを衝いた」ニュースだったと思わずにはいられませんでした。>
私は若い頃、マスコミの世界にいた(文芸春秋社にも縁があった)ので、この投書には驚いた。この読者は大学を出てアメリカの会社でビジネスマンも経験した、いわば常識豊かな後期高齢者である。
という事は、この投書は案外、私の読者の「常識」になっているかの知れないのだ。マスコミというものを知らない人がマスコミの読者だとすれば、却ってマスコミも注意してかからなければならないのだ。
マスコミは握った特ダネは可及的迅速かに手放さなければならないという鉄則がある。何時あい方にすっぱ抜かれないとも限らないからだ。従って、特ダネをにぎったら、寝かしておく事は不可能なのだ。
今回、週刊文春は小沢夫人が離婚の事実を地元の後援会幹部らに手紙で知らせたらしいという噂は早い段階でつかんでいたようだ。
だが、夫人自身が雑誌のインタビューを受けない以上、ネタとして掲載するには、手紙の実物を入手することが、不可欠だった。しかし、筆者が誌上で明らかにしているように、手紙の実物を提供する人物はなかなか現れなかった。
実物を入手できた以上は、可及的速やかに報じた、それが消費増税問題を巡って小沢本人が格別注目されている時期とタイミングが合ったのが真実ではないか。タイミングが合いすぎたので、雑誌側がタイミングを合わせたのではないかと疑う向きが出てきた、仕方の無いことだろう。
重ねていうが、特ダネにタイミングは無い。タイミングを狙って取れるものではない。掴んだらすぐ報道(放す)しないことには、何時、敵(ライバル)にすっぱ抜かれないとも限らないからである。
マスコミと他の業種との違いはこの点にあるかも知れない。2012・6・17
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渡部 亮次郎
私のメルマガ「頂門の一針」に対する読者から野「反響」である。
<タイミングが良過ぎるのでは:
週刊文春6月21日号の見出しです。その内容までをここで云々する必要はないでしょう(小沢一郎夫人が選挙区有力者たちに「離婚しました」という手紙を昨年11月に出していた。
私が感心したのは、この記事が登場したタイミングの良さというか何というか、6月14日だったことです。17日朝のTBSで野中広務は「党に復帰したばかりなのだから、あのような行動は党を離れてせよ」と厳しい口調で非難していました。
そういう時期に、既に終わったという説もある小澤一郎という存在に、その終わりの念を押すような記事が出てきたのには感心しております。
あの記事には消費税増税の後押しをする勢力が関係しているのでしょうか。そう思わせてくれる「公人の私的な弱みを衝いた」ニュースだったと思わずにはいられませんでした。>
私は若い頃、マスコミの世界にいた(文芸春秋社にも縁があった)ので、この投書には驚いた。この読者は大学を出てアメリカの会社でビジネスマンも経験した、いわば常識豊かな後期高齢者である。
という事は、この投書は案外、私の読者の「常識」になっているかの知れないのだ。マスコミというものを知らない人がマスコミの読者だとすれば、却ってマスコミも注意してかからなければならないのだ。
マスコミは握った特ダネは可及的迅速かに手放さなければならないという鉄則がある。何時あい方にすっぱ抜かれないとも限らないからだ。従って、特ダネをにぎったら、寝かしておく事は不可能なのだ。
今回、週刊文春は小沢夫人が離婚の事実を地元の後援会幹部らに手紙で知らせたらしいという噂は早い段階でつかんでいたようだ。
だが、夫人自身が雑誌のインタビューを受けない以上、ネタとして掲載するには、手紙の実物を入手することが、不可欠だった。しかし、筆者が誌上で明らかにしているように、手紙の実物を提供する人物はなかなか現れなかった。
実物を入手できた以上は、可及的速やかに報じた、それが消費増税問題を巡って小沢本人が格別注目されている時期とタイミングが合ったのが真実ではないか。タイミングが合いすぎたので、雑誌側がタイミングを合わせたのではないかと疑う向きが出てきた、仕方の無いことだろう。
重ねていうが、特ダネにタイミングは無い。タイミングを狙って取れるものではない。掴んだらすぐ報道(放す)しないことには、何時、敵(ライバル)にすっぱ抜かれないとも限らないからである。
マスコミと他の業種との違いはこの点にあるかも知れない。2012・6・17