つづきー日本に送られた公式な義援金の他に、台湾から被災地への直接の義援金が約50億円ありました。
1)「反響」欄の在蘇州・中原政良氏よりのご質問に対して:
WiLL7月号を購入してみました。 P.246の「祐介の新日本事情3 尖閣諸
島をこう活用せよ」(深田祐介)にありました。
私は改めて、現役中国大使、丹羽宇一郎氏に取材面談したときの驚愕と
憤激を憶い出した。
当時、丹羽現中国大使は日本の一流商社、伊藤忠商事の役員であったが、
中国熱に浮かされ、ほとんど発狂に近い陶酔状態にあった。丹羽氏は私に向かい、「将来は大中華圏の時代が到来します」と言い切ったのだ。
「すると日本の立場はどうなりますか」と私は反問した。
「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」。丹羽氏は自信に満ちてそう明言したのだ。瞬間、私は耳を疑い、「この人は痴呆症の段階に入っているのではないか」と思った。
「日本は中国の属国にならなくちゃならないんですか」と私が聞き返すと、「それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」と繰り返したのである。とのように書かれてます。
自由と繁栄の弧を唱えた麻生氏が糞味噌に貶され、小沢民主党が政権をとった背景が透けて見えるようです。
中国駐在の日本人が心配です。進出した巨大企業はともあれ、中小企業が心配です。撤退もさせてもらえないでしょう。「ケツの毛まで」毟り取られるかもしれない。知人経由で聞いたのですが、ある大都市に合弁会社をつくってみたものの、トラブル続きの挙げ句に中国人幹部がいばりだし、日本人がいるところでわざと、「あと数年でこの会社はわれわれのものだ」と言いはじめたとか。.
この大使のような人士や、中国進出を煽り倒した経済メディアはどう責任をとるんでしょうか。しかも、これからも(!)日本の中小企業が大挙して工場を移転させるとか。逃げはじめた欧米資本の穴埋めなのだろうか?ババ引きですね。奥田碩氏が国際協力銀行総裁に就任というニュースも不気味でした。
深田祐介氏については「歩調取れ、前へ!―フカダ少年の戦争と恋 」というものを読んだことがありますが、とても面白かったです。(匿名希望)
2)「岩見隆夫のサンデー時評――日本政府は『礼』を欠いていないか」、『サンデー毎日』(2012.6.3)、36-37頁。
「ほう、そんなことがあったのか。とても信じられないような話だった。
たまたま、特定非営利活動法人・水エネルギー研究所(東京都北区)の名古屋貢理事長(62歳)にお会いしたのが始まりである。世界の水資源の危機に取り組んでいる研究所だが、そのこととは関係ない。名古屋さんは、
『実は去年の震災(3・11東日本大震災)で、台湾の方たちが被災地に直接出向いて、約50億円の現金をお見舞いに配ったんです。被災者のみなさんは大変喜ばれたと聞いてます。
ところが、日本政府は感謝状1枚出さない。マスコミもまったく報道しない。私、許せないんですね。日本はいつからこんな礼節を忘れた国になったんですか』」
「被災者からは感謝の手紙が多く寄せられた。 当時の模様を被災地出身の国会議員に尋ねてみた。
『私、目の前で見ましたから。列をつくってみなさんもらっていた。ありがたかったと思いますよ。だれでも知ってることです』
しかし、メディアが報道しないから、大きな額の見舞金をいただいたのを、被災地以外の人は知らなかった。」
「こうして、50億円という超大型の見舞金支援は新聞、テレビで紹介されることもなく、忘れ去られようとしている。それでいいのだろうか。
再び、仲介役になった名古屋さん。
『台湾側から「お礼を言ってほしい」と催促されているわけではまったくない。あれきりです。しかし、私としては、ちょっとやりきれない気持ちですね。政府や民主党関係者にも何人か会って頼んでみたけど、反応がない。
日本人は忘恩の国民になったのか、と思ってます。 台湾側は日本のことにいろいろと気を配っている。去年も八田さんの公園を造ったりしているのに』」(引用終わり)
日本に送られた公式な義援金の他に、台湾から被災地への直接の義援金が約50億円ありました。その後も増えて、 慈済の寄付は60億を超えたそうです。
慈済日本分会のサイトを見たら、平野達男復興大臣が感謝の意を表していたのがわかって良かったです。
写真展「心でつながろう」(まこと)
http://tw.tzuchi.org/jp/index.php?option=com_content&view=article&id=589:2012-04-30-09-56-21&catid=37:jp-earthquake-relief-&Itemid=301
WiLL7月号を購入してみました。 P.246の「祐介の新日本事情3 尖閣諸
島をこう活用せよ」(深田祐介)にありました。
私は改めて、現役中国大使、丹羽宇一郎氏に取材面談したときの驚愕と
憤激を憶い出した。
当時、丹羽現中国大使は日本の一流商社、伊藤忠商事の役員であったが、
中国熱に浮かされ、ほとんど発狂に近い陶酔状態にあった。丹羽氏は私に向かい、「将来は大中華圏の時代が到来します」と言い切ったのだ。
「すると日本の立場はどうなりますか」と私は反問した。
「日本は中国の属国として生きていけばいいのです」。丹羽氏は自信に満ちてそう明言したのだ。瞬間、私は耳を疑い、「この人は痴呆症の段階に入っているのではないか」と思った。
「日本は中国の属国にならなくちゃならないんですか」と私が聞き返すと、「それが日本が幸福かつ安全に生きる道です」と繰り返したのである。とのように書かれてます。
自由と繁栄の弧を唱えた麻生氏が糞味噌に貶され、小沢民主党が政権をとった背景が透けて見えるようです。
中国駐在の日本人が心配です。進出した巨大企業はともあれ、中小企業が心配です。撤退もさせてもらえないでしょう。「ケツの毛まで」毟り取られるかもしれない。知人経由で聞いたのですが、ある大都市に合弁会社をつくってみたものの、トラブル続きの挙げ句に中国人幹部がいばりだし、日本人がいるところでわざと、「あと数年でこの会社はわれわれのものだ」と言いはじめたとか。.
この大使のような人士や、中国進出を煽り倒した経済メディアはどう責任をとるんでしょうか。しかも、これからも(!)日本の中小企業が大挙して工場を移転させるとか。逃げはじめた欧米資本の穴埋めなのだろうか?ババ引きですね。奥田碩氏が国際協力銀行総裁に就任というニュースも不気味でした。
深田祐介氏については「歩調取れ、前へ!―フカダ少年の戦争と恋 」というものを読んだことがありますが、とても面白かったです。(匿名希望)
2)「岩見隆夫のサンデー時評――日本政府は『礼』を欠いていないか」、『サンデー毎日』(2012.6.3)、36-37頁。
「ほう、そんなことがあったのか。とても信じられないような話だった。
たまたま、特定非営利活動法人・水エネルギー研究所(東京都北区)の名古屋貢理事長(62歳)にお会いしたのが始まりである。世界の水資源の危機に取り組んでいる研究所だが、そのこととは関係ない。名古屋さんは、
『実は去年の震災(3・11東日本大震災)で、台湾の方たちが被災地に直接出向いて、約50億円の現金をお見舞いに配ったんです。被災者のみなさんは大変喜ばれたと聞いてます。
ところが、日本政府は感謝状1枚出さない。マスコミもまったく報道しない。私、許せないんですね。日本はいつからこんな礼節を忘れた国になったんですか』」
「被災者からは感謝の手紙が多く寄せられた。 当時の模様を被災地出身の国会議員に尋ねてみた。
『私、目の前で見ましたから。列をつくってみなさんもらっていた。ありがたかったと思いますよ。だれでも知ってることです』
しかし、メディアが報道しないから、大きな額の見舞金をいただいたのを、被災地以外の人は知らなかった。」
「こうして、50億円という超大型の見舞金支援は新聞、テレビで紹介されることもなく、忘れ去られようとしている。それでいいのだろうか。
再び、仲介役になった名古屋さん。
『台湾側から「お礼を言ってほしい」と催促されているわけではまったくない。あれきりです。しかし、私としては、ちょっとやりきれない気持ちですね。政府や民主党関係者にも何人か会って頼んでみたけど、反応がない。
日本人は忘恩の国民になったのか、と思ってます。 台湾側は日本のことにいろいろと気を配っている。去年も八田さんの公園を造ったりしているのに』」(引用終わり)
日本に送られた公式な義援金の他に、台湾から被災地への直接の義援金が約50億円ありました。その後も増えて、 慈済の寄付は60億を超えたそうです。
慈済日本分会のサイトを見たら、平野達男復興大臣が感謝の意を表していたのがわかって良かったです。
写真展「心でつながろう」(まこと)
http://tw.tzuchi.org/jp/index.php?option=com_content&view=article&id=589:2012-04-30-09-56-21&catid=37:jp-earthquake-relief-&Itemid=301