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女性を大切にしない人、地域、国、民族

モロッコでレイプ被害者の少女自殺、判事命令で加害者と結婚
2012.03.18 Sun posted at: 17:03 JST
住まいの豊富な情報を掲載「SUUMOライフ特集」
モロッコ・ラバト(CNN) 北アフリカのモロッコの首都ラバトにある議会議事堂前で17日、女性数百人が参加するデモが行われ、レイプ処罰法の改正などを要求した。きっかけは性的暴行を受けたとされる16歳少女が裁判官の命令で加害者と結婚し、自殺に追い込まれた事件だった。

モロッコの法律では、レイプ犯には5~10年の禁錮刑が下される。未成年者、妊娠中や身体障害がある女性が被害者の場合は最大で20年まで刑が延びる。ただ、被害者と加害者が結婚した場合、レイプの罪は問われない。

16歳の少女アミーナ・フィラリさんが自殺した今回の事件でも、この抜け道が使われた。「夫」となった加害者は公式に起訴されなかった。フィラリさんの家族が法廷で結婚の合意書に署名していたからだ。

父親によると、フィラリさんは最近、ラバトから北へ約170キロ離れたララシュ市にある自宅から路上に転落し、搬送先の病院で死亡した。父親は地元紙の取材に、夫から激しく殴られた後、殺鼠(さっそ)剤を飲み、転落したと主張。娘は落ちた後、吐き始めていたとも話した。

地元のMAP通信は自殺と報道し、地元警察はCNNの取材に死因を捜査中とだけ説明した。 父親は結婚に反対していたが、家族の名誉を守るためなどと主張した妻や家族、ララシュの裁判所に最後は押し切られた。「結婚は判事が決定し、反論する機会がなかった」と振り返り、「娘が成人するまで手元に置きたかった」と悔やんだ。

フィラリさんの事件は国民の怒りを募らせた。女性の権利保護団体の責任者は「法律を通じてレイプは合法化された」と非難した。ラバトでのデモではフィラリさんの写真が掲げられ、参加者は未成年者の結婚反対や個人としての女性の権利擁護などを訴えた。

モロッコ政府のムスタファ・エル・ハリフィ情報相兼報道官は「フィラリさんは2度レイプされた」と指摘。2度目のレイプは加害者との結婚を強いられたことだと述べた。

15日に開かれた政府の定例会議ではフィラリさん事件への対応の協議に時間の大半が費やされた。同情報相は「今回の悲劇を無視することは出来ない。レイプ処罰法を厳しくする可能性を視野に入れて問題点を精査することが必要」と強調した。
ズボンやミニスカート着用の女性襲い、裸姿にする事件多発 マラウイ
2012.01.21 Sat posted at: 14:56 JST
(CNN) アフリカ南東部のマラウイで伝統衣装ではなくズボンやミニスカートを着用した女性が街頭で襲われ、裸にされる事件が最近相次ぎ、「民主国家なのに暗黒時代に戻そうとしている」などと怒る女性活動家らによる抗議デモが20日起きた。

事件は同国の大都市リロングウェやブランタイアで今週発生したもので、「ズボンなどの利用は伝統を無視している」と反発する男の露天商が女性を殴打し、衣服をはぎ取っていた。

騒ぎを重視したムタリカ大統領は警察に襲撃の加担者の逮捕を命令。国営メディアを通じての演説では「女性は自ら望む衣服を着る権利がある」と説いた。商都ブランタイアで19日に実行した抗議デモにはズボンやミニスカートをはいた女性が参加し、露天商を非難する字句が書かれたTシャツも着込み、気勢を上げた。

同国の女性活動家によると、マラウイでは数十年間続いた独裁体制の時代に女性のミニスカート、ズボン着用を禁じる法律が施行された。しかし、複数政党制による民主政治が誕生した1994年、同法は廃止されていた。

現在の憲法は男女平等をうたっているが、教育、雇用や政治権限など社会の各分野で差別が存在しているのが実情。マラウイの女性の権利擁護団体の責任者は、襲撃したのは社会システムなどに不満を持つ若い男たちで、女性の弱さにつけこんで怒りを発散していると指摘している。「アフリカの多くの男たちは女性のすべきことを指示出来ると思い込んでいる。女性を保護するより厳格な法律が必要」とも強調した。

ズボンなどを着用する女性への襲撃事件は、ケニアやジンバブエなど他のアフリカ諸国でも散発的に発生している。
「名誉の殺人」で娘ら4人殺害、アフガン移民に終身刑 カナダ
2012.01.30 Mon posted at: 10:25 JST
カナダ・オンタリオ州キングストン(CNN) カナダで自分の娘や妻など身内の女性4人を殺害したとして殺人罪に問われたアフガニスタンからの移民の男とその家族に対し、オンタリオ州キングストンの陪審団が29日、有罪評決を言い渡した。犯行の動機は「名誉」を守るためだったという。

有罪評決を受けたのは、モントリオール在住のモハメド・シャフィア被告(58)とその妻(42)、息子(21)の3人。評決後の量刑言い渡しで終身刑を言い渡された。

この事件では、当時13~19歳だったシャフィア被告の娘3人が2009年6月、モントリオールの自宅から約280キロ離れたキングストンの運河に転落した車の中から遺体で見つかった。シャフィア被告が一夫多妻制で結婚した最初の妻(当時50)も死亡した。

検察は、シャフィア被告ら3人が家族の「名誉」を守るために4人を殺害したと断定。自宅の電話の盗聴記録などをもとに、同被告が反抗的な娘たちとその娘の肩を持った妻を罰するために犯行を計画し、息子に指示して娘3人の乗った車を運河に転落させたとして起訴した。

シャフィア被告らの供述によると、当時19歳だった娘は両親の反対を押し切ってパキスタン人の男性と駆け落ちし、17歳の娘は肌の露出する服を着て両親に内緒で男性と交際。13歳の娘は学業不振で、家庭の事情についてソーシャルワーカーに相談していたという。シャフィア被告は娘たちのこうした行動に腹を立て、公判では「(娘に)裏切られた」と嘆いて涙を流した。
若者が少女を集団レイプ、携帯で映した動画出回る 南ア
2012.04.19 Thu posted at: 11:16 JST
ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカのヨハネスブルクで若者の集団が17歳の少女をレイプする場面を映した動画が出回り、住民らが衝撃を受けている。警察は17日、14~20歳の容疑者を誘拐と強姦の疑いで逮捕した。

報道によると、ヨハネスブルク南部のスウェトで若者の集団が少女を繰り返しレイプし、その場面を携帯電話で撮影。地元の学校の児童や生徒の間でこの動画のうわさが広まり、短文投稿サイトのツイッターでも18日に関連用語の検索が急浮上した。

地元の大衆紙デーリーサンは、娘がこの動画を見たという母親から17日に連絡を受け、同紙から警察に通報したとしている。

被害者の少女の母親は3月21日に娘の捜索願いを出していたという。母親は地元紙の取材に対し、娘には精神障害があり、12歳の時からレイプの被害者になっていたと話している。

非政府組織(NGO)の推計によると、南アフリカでは26秒に1人の割合で女性がレイプの被害に遭っている。警察の統計では、2011年3月までの1年間に通報があった性的暴行事件は6万件強で、08年の7万件よりは減った。

同国は女性に対する暴行などの問題に対応するため専門の省を設置。担当大臣は、今回の事件を最優先で捜査するよう警察に指示したと述べ、「わが国では児童ポルノの配布を禁止している。警察はこの動画を押収しなければならない」と強調した。

知的障害者や孤児はレイプの被害に遭いやすい。
知人は、幼いころ施設で育ったのだが
知的障害者の女子は仲間の男子たちの性欲のはけ口にされていたそうだ。
本人は、障害があるため自分の身に起こっていることが悲惨なことだと思っておらず、男子にちやほやされていて「もてている」と思っていて、周りの女子たちが忠告しても耳をかさなかったそうだ。
施設の大人にはそのことは、誰も告げ口しなかった。
男子たちからの報復が怖いので黙っているしかなかったのだ。