石原知事の尖閣購入計画「所有者との内々の話はすでに終了」 | 日本のお姉さん

石原知事の尖閣購入計画「所有者との内々の話はすでに終了」

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石原知事の尖閣購入計画「所有者との内々の話はすでに終了」
6月11日07時00分
提供:NEWSポストセブン
 石原慎太郎都知事が打ち出した東京都による尖閣諸島購入は、多くの支持を受け、寄付金も6月にはすでに10億円を突破した。石原知事は国が動かないから都が動くと尖閣諸島購入の真意を語っているが、いま、購入計画はどこまで進んでいるのか、知事に聞いた。

――以前から、尖閣諸島の保全について憂慮されていましたね。

石原:私と尖閣諸島との関わりはかなり長い。自民党の議員時代、前の所有者の方に、青嵐会を代表してお会いしたことがあります。何とか購入できないか、という相談のためです。しかし、その時はすでに遅く、別の個人に売却されていました。

 次の所有者の方は、戦前、戦闘機増産を目的とした工場拡張のために多くの土地を没収されたり、数回にわたる区画整理で土地を削られたりするなど、国からひどい目に遭わされてきました。当時の交渉窓口は、購入者の未亡人だったのですが、「国は信用できない。政治家とは一切会わない」と門前払いでした。たまたま、未亡人の親友の女性が、私の母とも親交があり、その奇縁でようやくお話をすることができたんです。

 ただしこちらの思いを伝えるだけでした。それから時が流れ、代替わりされた後に、現在の当主が「母が生前、石原さんとなら話をしてもいい、と話していた」ということで、今回の運びになりました。参議院議員の山東昭子さんが現当主と親しく、彼女を通じて話が来ました。では東京都で是非、ということになりました。

――尖閣諸島の魚釣島の灯台も、石原知事が建てたものと聞きました。

石原:最初は地主の許可を得て、知り合いの学生たちに作らせました。裸電球に傘が付いているだけの貧弱なものでしたけどね。今ある灯台は、私たちの志に呼応した、日本青年社が建ててくれたものです。(旧運輸省の)水路部に見てもらって、正式な灯台に足りないものがないかアドバイスをもらい、正式な灯台として海図に登録するところまで行きました。

 ところが、外務省が「時期尚早」だと言う。何の時期ですか。
完成した灯台を海図に載せないことは、付近の航行船の危険に繋がります。外務省は、ただシナに阿ったのです。あの国の顔色を見て、愚かな決断をしたのです。息子の伸晃(現自民党幹事長)が国交相になった時に、ようやく海図に載せさせましたけどね。

 現在、所有者と内々の話し合いは済ませています。ただ、国との賃借契約が、来年3月末まで残っていますから、それが終わるまでは購入ということにはなりません。それを待って、ということになりますが。

※SAPIO2012年6月27日号

尖閣諸島所有者の家 高い壁と監視カメラに囲まれまるで要塞
2012.05.17 07:01

 石原都知事が尖閣諸島購入を提唱して以来、尖閣諸島の行方に注目が集まっている。もともと尖閣諸島が個人所有になっていることから、浮上した今回の購入話。所有者は一体どんな人物なのか? 作家・山藤章一郎氏がリポートする。
 * * *
 さいたま市大宮区。3mの高さを越す塀が延々と60m続く。天辺の鉄ヤリが宙を突き刺し、侵入者をふせぐ。張りめぐらした3本の電線と、「高圧電流注意」の警告板が威圧をあたえる。さらに、数m置きに監視カメラ、途中に、刑務所の出入り口に似た鉄扉がある。扉の隙間から、2階建ての家屋敷が覗ける。外も内も、要塞の威容である。塀がとぎれた先の宅の呼び鈴を押した。
「隣り? さあ、付き合いないからね。あんな高い塀つくって、警戒して。町内みんな、なにがあるんだろって思っちゃってんの」
〈尖閣諸島〉の地主であることはみな知っているという。だが、遠い昔から、交流はない。いまから34年前、この家の主は、〈尖閣〉を古賀善次という者の未亡人から譲り受けた。
※週刊ポスト2012年5月25日号

http://www.news-postseven.com/archives/20120517_108235.html


尖閣問題で中国“漁民”を釈放すべきではなかったと李登輝氏
2011.01.07 10:00

 中国脅威論が叫ばれる中、その最前線に立つのが台湾だ。かつて台湾の民主化を指導した李登輝・元台湾総統が、尖閣諸島の問題において日本がとった外交のまずさを指摘する。
 * * * 
 2010年9月に起きた、尖閣諸島沖の漁船の蛮行については、米・国務省が「尖閣諸島は日米安全保障条約の範疇である。尖閣諸島は日本に属する」と明言しています。ですから国連はそれ以上、言及しないでしょう。だから、尖閣諸島の問題はけりがついたと考えていいと思います。


 とはいえ、ここで日本の外交問題のまずさが露呈しました。中国は、台湾と日本との関係を切り裂こうと目論んでいるのです。当然、船長は軍人であり漁民などではありません。国境侵略行為に対して早々に釈放せずに、法的措置を取るべきでした。外交の立て直しが急務です。
※SAPIO2011年1月26 日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110107_9669.html


漁船衝突の前に中国は270隻の大船団を尖閣に送り込んでいた
2010.11.25 17:00
 今年9月7日に発生した尖閣沖での中国漁船衝突は突然起こったわけではない。中国は尖閣諸島の実効支配をにらんで8月に大漁船団を送り込んでいたのだ。海洋政策に詳しい東海大学の山田吉彦教授が報告する。
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 2010年8月、270隻もの大船団が尖閣諸島近海を航行している姿を海上保安庁の巡視船が発見、確認した。中国福建省から来た大漁船団である。
 そして、日本の排他的経済水域内で漁を始めた。中国漁船が日本の排他的経済水域内で漁をすることは、日中漁業協定により一部認められている。しかし、そのうちの70隻が日本の領海内に侵入し漁を始めたのだ。この海域に台湾漁船が出没することは時折あるが、中国船団の出現は初めてである。
 
 過去2008年には、尖閣諸島沿岸で領海侵犯をした台湾遊漁船と巡視船が衝突し、遊漁船が沈没する事件が起きている。この事件後、台湾において「尖閣諸島は台湾の領土」と主張する運動が激化し、抗議船が台湾の巡視船とともに領海に侵入する事件へと発展した。このため海保は、その後、領海侵犯漁船に対し慎重に対応していた。
 東シナ海の尖閣諸島付近の海域は、サワラやカツオなどの漁場であり、本来の漁期は、春から夏にかけてである。例年、8月になると、台風が来襲するおそれがあり、漁船は姿を消す。すなわち、この時期に漁船が大量に出没することは不可解である。
 中国は、世界の海へ出ようとする時に沖縄諸島、先島諸島などの日本の海を通過しなければならない。この海域を奪わない限り、中国の発展が阻害されると考え、尖閣諸島海域の実効支配に乗り出したのである。その第1弾が、270隻の大漁船団の出現だ。
 そして、9月7日。ご存じのように領海侵犯をした中国漁船が、2隻の巡視船に体当たりをする事件が起こったのだ。
※SAPIO2010年12月15日号

http://news.ameba.jp/20120611-48/


国会議員らが尖閣周辺海域を視察
日本テレビ系(NNN) 6月11日(月)2時9分配信
 国会議員や地元の漁業関係者ら約120人は、14隻の漁船に分乗して沖縄・石垣島を出港し、10日未明、沖縄・尖閣諸島の魚釣島の近くに到着した。

 参加者は海上から島の状況を確認した上で、漁船が島に避難するための港を整備することなどを訴えた。

【関連記事】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120611-00000003-nnn-pol


中国は自国の地図で「尖閣諸島は日本領土」と明記していた
2010.10.05 17:00
 温家宝首相に国連演説で「領土では一切妥協しない」と恫喝されたうえ、謝罪と賠償金を要求されるなど、中国にやられ放題の日本。政府の腰砕け外交のツケはあまりにも大きいというほかはない。
 歴史をひもとけば、中国の主張が偽りなのは一目瞭然。
 それが、1960年4月に北京市地図出版社が発行した『世界地図集』に掲載されている日本の「琉球群島」の部分である。2004年にこの地図を発掘したジャーナリストの水間政憲氏がいう。
「尖閣諸島は日本の領土として、しっかり日本名の『魚釣島』『尖閣群島』と表記されています。

日本と台湾(中国)の国境線も、国連海洋法条約に従って、与那国島と台湾本島の中間に引かれている。

67年に発行された別の地図集でも同様の表記でした。当時、中国は尖閣諸島を日本の領土だと認めていたわけです」
※週刊ポスト2010年10月15日号

http://www.news-postseven.com/archives/20101005_2737.html



尖閣、沖ノ鳥島、北方領土、竹島に本籍を置く日本人が増加中
2011.01.19 17:00
 尖閣諸島、北方領土、沖ノ鳥島、そして竹島――日本人が行けない「日本の領土」である。しかし、ここに本籍を持つ人々がいる。日本では現住所と関係なく国内のどこにでも本籍を置くことができるのだ。2008年、118名の日本人が北方領土に本籍を置いていたが、2010年11月30日時点では132名、竹島も39名から約50名へと増加している。領土問題に思いを馳せる日本人の尖閣諸島、北方領土、沖ノ鳥島、竹島の本籍保有者は今後も増えるに違いない──。現在、どのような人たちが本籍を置いているのか、レポートする。
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 尖閣諸島に本籍を置く人々、約20名。そのひとりは奥茂治氏。職業、南西諸島安全保障研究会副理事長。本籍地、沖縄県石垣島宇登野城。
 北方領土に本籍を置く人々、約132名。こんな人々がいる。
 臼田誠治氏。職業、会社社長。本籍地、北海道根室市志発島。
 宮谷内亮一氏。職業、無職。本籍地、北海道国後郡留夜別村。
 小泉敏夫氏。職業、不動産業。本籍地、北海道色丹郡色丹村。
 沖ノ鳥島に本籍を置く人々、約210名。こんな人々がいる。
 土屋敬之氏。職業、都議会議員・拓殖大学客員教授。本籍地、東京都小笠原村沖ノ鳥島。
 竹島に本籍を置く人々、約50名。濱口和久氏がそのひとり。職業、日本政策研究センター客員研究員。本籍、島根県隠岐郡五箇村大字竹島。
※SAPIO2011年1月26 日号

http://www.news-postseven.com/archives/20110119_9745.html