マイナリさんがもし、アメリカ人だったらどうなっていたのだろうか
<東電女性殺害>マイナリさん、釈放後初めて家族と面会へ
毎日新聞 6月8日(金)11時19分配信
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東京入国管理局横浜支局へ向かうマイナリさんの妻のラダさん(右端)、次女のエリサさん(右から3人目)、長女のミティラさん(左端)=横浜市金沢区で2012年6月8日午前9時48分、西本勝撮影
97年の東京電力女性社員殺害事件で、7日に再審開始決定を受け釈放されたネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(45)の家族が8日、マイナリさんと面会するため、収容先の東京入国管理局横浜支局(横浜市金沢区)を訪れた。
【東電女性社員殺害】マイナリ受刑者の再審決定 東京高裁
マイナリさんの妻ラダさん(42)、長女ミティラさん(20)、次女エリサさん(18)は午前9時50分ごろ、支援者と到着。3人とも笑顔で、娘2人は「お父さんにはおめでとうと伝えたい。とてもうれしくて、どきどきしています」と語り、施設内に入った。
3人は東京高裁の決定を前に6日、ネパールから来日し、マイナリさんが服役していた横浜刑務所(横浜市港南区)で面会した。決定から一夜明けた8日は、釈放後初めて言葉を交わすことになる。
マイナリさんは入管法違反(不法滞在)で有罪が確定しているため、7日夕に釈放後、東京入管横浜支局に身柄を移された。今後、国外退去に向けた手続きが進む見通し。
家族はマイナリさんと一緒に帰国したい意向で、支援者らは同じ航空便でネパールに向かえるよう入管側に求めるという。
東京高裁は7日、再審請求後に行われた新たなDNA鑑定を基に、第三者が犯人である可能性を指摘して再審開始と無期懲役刑の執行停止を決定。東京高検は釈放手続き停止を求めたが退けられ、横浜刑務所に釈放を指揮した。【山下俊輔、山田麻未】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000025-mai-soci
東電女性社員殺害:「15年間の時間は戻らない」元被告
毎日新聞 2012年06月07日 13時09分
「再審開始」決定が出た東京電力女性社員殺害事件。「15年間の時間は戻ってきません。検察官はこれ以上、戻らない時間を作らないでください」。マイナリ元被告は再審開始決定の知らせを喜び、早期の再審公判実施を望んだ。
横浜刑務所に収容されているマイナリ元被告には弁護団の神田安積弁護士が面会して決定を伝えた。マイナリ元被告の最初の反応は「ありがとうございます」だったという。
1時間以上の面会には通訳も同席したが、マイナリ元被告は日本語で「私の無実、真実を理解してくださった裁判官に出会えたことがうれしい。弁護人、支援者の皆さんの精いっぱいの努力、支援のおかげです」と感謝。「一日も早くネパールに帰って病気の母に会いたい。今もう、ここにいる理由はない。早く家族に会いたい」と語ったという。
また、「絶対に自分はやっていないので、こういう結果になると信じていた」と強調。「全てのDNA鑑定をしたのですから検察官はこれ以上、戻らない時間を作らないでください」と、検察が異議申し立てをしないよう訴え、神田弁護士に「自分がここにいることがないよう、検察官に強くお願いしてほしい」と依頼した。【宗岡敬介】
http://mainichi.jp/select/news/20120607k0000e040214000c.html
一度しかない人生。
なのに15年間も刑務所で
過ごしたなんて
かわいそうすぎる。
DNA鑑定を信じるのなら無実だったと
わかりきったことなので
釈放されてよかった。
日本政府は何かお金をあげなくていいのかな。