鉛の水道管ー鉛が貯まっていくと、脳炎・痴呆・腎臓障害を起こす原因になります。
鉛-使用禁止の鉛管。日本列島、鉛管がいっぱい?!
鉛は、水道水を運ぶ水道管に多く使われていました。
しかし、鉛が溶け出すなどの危険性から現在、使用禁止になっています。
しかし、全国の家庭のうち4件に1件は、未だに鉛管を使用してあります。すべての鉛管を取り替えるには、大変時間がかかります。
また水道管から、各家庭に給水される給水管にも鉛管が使用されていていることが多く、各家庭内の取り替え費用は、個人の負担で交換しなくてはいけません。
→朝日新聞
1、鉛がカラダに入ると・・・。
鉛は水に溶けやすく、一度カラダに入ると、外に出にくい物質です。少量でも、どんどんと貯まっていくのが、鉛なのです。
鉛が貯まっていくと、脳炎・痴呆・腎臓障害を起こす原因になり、他にも、不眠・疲労感・頭痛・消化管障害などを引き起こします。
一番問題とされているのが子供の脳への影響で、学力低下・記憶力低下の原因です。
2、鉛を防ぐ方法
鉛の給水管を使用している場合、水道水を使用していない時間に滞留水にどんどんと鉛が溶けだしていきます。溶けだした量が、一番厳しいと言われているアメリカの基準値の110倍もの量を越えていたという報告もあります。これらのことから、朝一番の水道水は絶対に飲まないように、水道局で指導を行っています。
→日本水道新聞
しかし、たとえ流し水をしたからと言って完全に除去できる訳ではありません。給水管をすべて取り替える、または、鉛除去ができる浄水器を購入が有効な方法です。
しかし、 安価な蛇口直結型の浄水器では、鉛除去が完全にできないこともあり、浄水器選びも慎重に行わなければなりません。http://www.happywater.jp/trihalomethane/
安全な浄水器と危険な浄水器
浄水器と言えば、「あやしい業者にだまされた」「水道局員をよそおった人に購入を勧められた」など、悪い評判がつきものです。しかし、これだけ水道水の危険性が高まっている現代の生活には、なくてはならない製品なのです。
浄水器の購入には、買う方が正しい知識を持って、正しい選択をしなくてはいけません。浄水器の選択には、以下の項目をチェックしましょう。
1)目的にあった水を選ぼう!
浄水器を通した水には、様々な性質をもったものがあります。自分の体調にあった水選びをしましょう。例えば、「胃腸が悪く不健康・・・」という方は、アルカリイオン水、「赤ちゃんのミルクに使用したい!キレイで安全な水を飲みたい!」という方は、アルカリイオン水ではない中性の水を使用しましょう。
2)場所の取らない浄水器=良い浄水器?
浄水器を取り付ける場所も問題です。フィルターの大きさが、浄化能力の高さだと言えますので、小さくて場所を取らない=良い浄水器ではない!と考えましょう。
3) トータルコストを計算しよう!
安くで簡単だからと選んでしまった蛇口直結型の浄水器。カートリッジの大きさから考えると、一ヶ月に一度の交換しなくてはいけません。
アルカリイオンなどを作る浄水器には、電気を必要とするものが多くあります。 他にも、 カルシウム代、カートリッジ代などもろもろ費用がかかります。
浄水器選びには、トータルコストの計算も忘れないようにしなくてはいけません。
蛇口直結型が、1年間カートリッジ5000円×12ヶ月=6万円以上の出費?!
マイナスイオン整水器が、
1年間カートリッジ(半年一回)8000円×2回+電気代一年間2400円+カルシウム代(三ヶ月一回)3000円×4回など=3万円以上の出費?!
4)使い勝手を考えよう!
浄水器は、毎日使用するものなので、使い勝手を重視して選びましょう。 お湯が使用できるか?水量が十分か?など、総合的に評価しましょう。
5)品質表示をチェックしよう!
浄水器には、品質基準が定められています。 以前までは、きちんと規制がされていなかったため、実証できない表示が反乱をしていました。しかし、今の浄水器には、きちんとした表記がされているはずなので、表記のない浄水器は怪しいと思ってください。
6)組織に加盟しているなど、信頼できる会社かな?
浄水器は、決して安いものではありません。長く毎日使うものだからこそ、信頼のおける浄水器メーカーより購入をしましょう。メンテナンス体制の確認も行いましょう。他にも、中間法人 浄水器協会やアルカリイオン整水器協議会などの団体に所属しているか?なども、信頼のおける企業を選定する助けとなるでしょう。
間違った使い方で、細菌まみれの浄水器
浄水器は、毎日使用するものなので、お手入れを十分にしましょう。間違った使い方をすると、水道水以上に汚れた水を使用してしまう危険性があります。あなたの浄水器も、細菌まみれになることだってあるのです。
1 )朝一番の水は、飲用しないように!
朝一番の水は、前の晩に使用した蛇口の滞留水に、細菌が繁殖している可能性があります。約一分間の放流を行い、飲み水以外に使用しましょう。
浄水器を取り付けていない水道水の場合、鉛などが混じっていることがあるので、バケツ一杯分の水を放流しましょう。
2 )浄水器を通した水は、早めの使用を!
一度、浄水器に通すと塩素を取り除いてしまうため、殺菌力が低下します。そのため、細菌が繁殖する恐れがありますので、早めに使用しましょう。
3)カートリッジ交換を定期的に!
浄水器をつけていても、カートリッジが汚れていると効果を発揮できません。それどころが、よけいに細菌の繁殖した水が出る場合もあります。早め早めの交換で、効果を十分に保ちましょう。
4)毎日の使い終わりに、水道水!
夜、使用しない時間の間の菌の繁殖を防ぐため、滞留水はかならず水にしておきましょう。塩素の働きで、菌の繁殖を抑えられます。
5)定期的な洗浄をしましょう!
浄水器を清潔に保つことが、毎日の安全を保つことになります。カートリッジの交換とともに、ホースや蛇口などの洗浄を行いましょう。
6)月に一度は、お湯で殺菌!
お湯を通すのが可能な浄水器では、月に一度はお湯を通り殺菌をしましょう。一般的な細菌は、60℃で死滅すると言われています。お湯での殺菌で、細菌を死滅させましょう。
7)取り扱い説明書を手の届くところに!
浄水器には、様々なタイプがあり、使用方法・メンテナンス方法など様々です。取り扱い説明書は、手の届くところに保管し、確認や連絡ができるようにしておきましょう。
http://www.happywater.jp/select/
危険物質の疑問、浄水器の疑問を解決!
ミネラルウォーターがおいしいのはなぜですか?
ミネラルウォーターの中には、カルシウムなどの成分が程良く含まれ、冷やして売られているので、「おいしい!」と感じることが多いようです。実際には、水源地など特定ができず、処理方法もそれぞれなので、「安全でおいしい!」とは言い切れません。
→ミネラルウォーターが危険??
水道水は安全!と言われているのに、なぜ対策をしなくては行けないの?
水道局では、とても厳しい水質基準で検査をし、みなさんに安全な水を供給しています。しかし、水質汚染の内容も薬品などの発達とともに、予測できないほど急速に変化しているのです。それらに対応するため、毎日研究をしていますが、追いついていないのが現状です。その他にも、一般家庭内やマンション内の貯水庫・給水管の老朽化や腐食化によって、水道水が汚染されているのです。これらの水道設備は持ち主の負担となるので、交換が進まないのです。また、安全な水が、おいしくて健康な水ではないことも知っておかなければいけません。
→水道水とやってくる危険
残留塩素ってなに?なぜ、水道水に入っているの?
水源からの水を安全にするために、浄水場では塩素による消毒を行っています。一般的な方法では、塩素の投入を2回行うため塩素が水道水にまで残り、カルキ臭の原因になったりするのです。これが、残留塩素です。水源の汚染が進んでいるところほどたくさんの塩素を投入するので、残留塩素の量も増えてしまいます。
→塩素、鉛、トリハロメタン
トリハロメタンって、沸騰させればなくなるって聞いたのですが・・・。
トリハロメタンは、水温が高いほどたくさん発生をします。トリハロメタンをなくすためには、15~20分の間、沸騰をさせつづけなければなりません。沸騰した直後に火を止めてしまうと、トリハロメアンをますます発生させ、一番危険な状態になってしまうのです。
→塩素、鉛、トリハロメタン
浄水器と活水器、整水器って、どう違うの??
一言で言えば、すべて"浄水器"です。その中でも、活水器は、浄水器+αで水を活性化する機能を持っているものと言えます。例えば、地球と同じように磁石の力を利用した浄水器などは、活水器と呼ばれます。また、アルカリイオンのように水を調節して整える機能を持っているものは、整水器と呼ばれます。
→ 浄水器いろいろ
浄水器の値段って、なぜこんなに差があるの??
浄水器は、基本的に高い買い物と考えてください。例え浄水器本体の値段が安くても、蛇口直結型のようなタイプだと月に一度のカートリッジ交換など考えると、年間6万円近くかかることになります。ところが金額が高いものは、上質で多量のフィルターを使用しているので、その期間が長く交換が少なくて済むのでランニングコストがグッと抑えられます。良質で大量なフィルターの効果も抜群です。トータルコストや総合的な判断で、浄水器を選択しましょう。
→失敗しない浄水器選び
アルカリイオン水とマイナスイオン水って、どう違うの?
同じです。アルカリイオン水には、マイナスイオン水・還元水など様々な名前があります。電解をしたもので飲むことができる水は、すべてアルカリイオン水なのです。
良い浄水器を見分ける方法は?
活性炭やろ材の多い製品は、浄水能力が高い浄水器と言えます。フィルターの大きさなどを見せてもらい、多いものを選ぶのが正しい選択と言えます。
浄水器でお湯を使っては、いけないのですか?
浄水器には、活性炭が入っており、この活性炭の一つ一つが銀によってコーティングされています。お湯を通すことで、この銀が溶けだしてしまいます。銀が体内にはいるととても危険ですので、絶対にお湯を通してはいけません。
しかし、一部の浄水器では、特殊な加工によってお湯を通すことができるものがあります。 説明書などをしっかりと確認しましょう。
http://www.happywater.jp/faq/