スカイマークに「厳重注意」とのことだが・・・。 例:操縦室内で記念撮影
航空評論家秀島一生のblog↓
http://hideshima-issei.air-nifty.com/2012.05.26
「無事で良かった!」空は、ひとたび間違えれば・・というセンシティブな世界です。「安全への構え」が大切です。
25日の「成田空港」は、緊迫した状況でした。。
エバー航空が離陸滑走を中止 成田で滑走路一時閉鎖
asahi 2012.5.25
25日午後2時25分ごろ、成田発台北行きのエバー航空2197便がトラブルのため離陸滑走を中止した。
乗客181人と乗員11人の計192人にけがはなかった。主車輪から煙のようなものが出ているのを管制官が発見し、A滑走路を約50分閉鎖して点検したが、異常はなかった。この影響で出発の計3機に最大13分の遅れが出た。 国土交通省成田空港事務所による
と、離陸滑走を開始した際、計器がタイヤ圧力の低下を示したため、急ブレーキをかけて滑走を中止したという。機体にも異常はなく、同機は約2時間後、台北に向けて出発した。
デルタ航空機が緊急宣言で着陸 成田、タイヤに異常検知
asahi 2012.5.25
25日午後5時5分ごろ、成田空港の北約145キロの上空付近で、デトロイト発成田着のデルタ航空275便がタイヤ圧力が計器に表示されないとして緊急事態を宣言し、その後、成田空港に着陸した。乗客365人と乗員17人の計382人にけがはなかった。A滑走路を約5分間閉鎖した影響で、出発の計4機に最大12分の遅れが出た。 国土交通省成田空港事務所による
と、タイヤに異常はなかったといい、計器か、タイヤの圧力を検知するセンサーに不具合があったとみられるという。
2012.05.24
「航空科学技術委員会」の議事録です。ご感想あれば・・・お聞かせください。
私は、管制分野の問題に特に関心を抱きました。過密化するばかりの狭い日本の航空路の将来図をどのように描いているのか?
「MRJ」のコンピューターシステムはアメリカから買わねばならないのでは・・・。
「純国産の機体」と言えるようになるまではどういうロードマップをえがいているのか、 世界に対してどこまでセールスできるのか。
縦割りと言われている日本の行政。国交省と文科省はどういう風に連携しているのでしょうか。
こうした政策的問題の中で、安全はどこに位置つけられているのでしょうか。などなどです。
今後も注視してまいりたいと思います。
航空科学技術委員会(第37回) 議事録
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世界は狭くなったけれど、その蔭で・・・悲しい報道も!
悲しい報道に、同じ仕事を共有した者として、深く哀悼の意を表するものです。
私が初めて国際線の乗務についたのが1968年。数えてみれば、44年も前になります。1ドルが365円の頃です。当時は、半年ほどの手厚い訓練期間を経て海外に出ました。訓練内容で今でも「鮮明」に憶えているのは、当時の各ステーション(JALの寄港地)での滞在のあり方つまり行動の仕方まで教えられていたことです。
基本的には、外地(こういう呼び方でした。内地と外地です)では、日本人も少ないので数人の女性を伴っていれば、「JAL・日本航空」ということがすぐわかる。危ないところへの出入り、不衛生な食物の摂取などは、厳に慎むように。滞在中といえども、服装もマナーも、見られているということを常に意識を持つように、という教えでした。
例えば・・・(くれぐれも当時のことですが)
外貨との交換:
「ローマ」(切り下げ前のリラの頃)では、ExchangeRateが有利な「闇交換」で騙されるケースが多発している。「アテネ」「モスクワ」でも同様なことあり。
治安:
パキスタン「カラチ」では、どこのエアラインも乗員は、便数の関係(次の飛行機が来るまで待つ)で、滞在が1週間ほどということもありました。パンナムのCAが行方不明になって出てきた時は、眼を潰されていた。行動には気をつけて・・。
イラン「テヘラン」ここも3~4日STAY。 (パーレビ国王統治時代でした)目立つ派手な格好はしない。国王への敬意を保つ行動を。バザールなどへ行くときも単独では行かない。遠くへの物見遊山は避ける。
「ニューヨーク」では、地下鉄には乗らない。(当時は男女を問わず危険でした。)CAがホテルレキシントンのチェックアウト直前に拉致された。レストランで夕食に向かうために縦にばらけて歩行中の最後尾にいたCAが拉致され、しばらく同行のものが気がつかなかった。また、強盗に会う場合もあるので、多額の現金を持ち歩かず、ホールドアップされた場合は所持している10ドル20ドル札程度をすぐに出す。
UAE「アブダビ」・・・ラマダンなどの宗教的問題。アルコールの摂取、男女間の距離、などなどマナー上の問題に特に気を付ける。
などなど過去の例と現状、対処の仕方などを細かくinfoされていたものでした。
一般的に、選択の仕方によっては旅行費用の格安化、インターネットの浸透などで、驚くほど世界が狭く近くなりました。その一方で、日本の治安もかつてのNYCのように悪くなる一方ですが、世界的に見ればまだまだ良い方です。外地のどこに行ってもまるで日本にいると同じように行動している旅行者も多く見かけられるような気も致します。
「日本人は、治安や危険に対して無防備」とよく言われます。
悲劇の繰り返しの無きように、旅行・ロングステイを問わず、現地の歴史や情勢をよく見て慎重な行動をしたいものと感じます。
ドバイで邦人客室乗務員殺害容疑 同居チュニジア人逮捕
朝日デジタル 2012.5.23
アラブ首長国連邦(UAE)からの報道などによると、ドバイの警察当局は22日、地元航空会社の客室乗務員で、20代の日本人女性を殺害したとして、同居している20代のチュニジア人の男を殺人の疑いで逮捕した。男は容疑を否認しているという。 女性は4月25日に、自宅マンションで首を絞められて殺害されたとみられる。地元メディアによると、女性は浴室で死んでいたという。容疑者の男が警察に通報したといい、男は調べに対し、「帰宅したら女性が死んでいた」と話しているという。
2012.05.22
足下に迫る・・「空の安全」の危機!スカイマークに「厳重注意」とのことだが・・・。
これまでも幾度となく繰り返されてきた「スカイマーク」の「コストカットに起因した運航トラブル」や「過酷・過重勤務」です。 「厳重注意」などで済ましてよいのでしょうか。
また、「国内高速ツアーバス事故」の原因が日に日に明らかになってきています。
過去の航空の問題も監督官庁が「見て見ぬ振り」をしてきたということが明らかになれば、その責任は厳しく問われることになります。
そういう意味でこの時期に「厳重注意」とは・・・ことによると「『スカイマーク』が人身に及ぶ事故をも起こしかねない!」という危機感を抱いているのかもしれません。
利用者にとっては、「良い方向」ですが、ぞっとする現実でもあります。
弊ブログ:安全の規制緩和について
スカイマークだけでないLCC関連の航空トラブル:
航空トラブル:FDA機 不具合で名古屋空港に引き返す
毎日新聞 2012年05月16日 23時42分
16日午後5時55分ごろ、名古屋発熊本行きのフジドリームエアラインズ(FDA)337便エンブラエル170が京都府上空を飛行中、客室の気圧の異常を示す警告灯が点灯したため、愛知県豊山町の県営名古屋空港に引き返した。乗客61人、乗員4人にけがはなかった。
FDAによると、名古屋空港を離陸して約10分後に警告灯が点灯した。気圧を一定に保つ装置の故障か、計器の異常とみて原因を調べている。
同便は欠航となり、乗客は新幹線に振り替えたり、翌日の便を予約したりしたという。【花井武人】
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2012.05.17
飛行中の雷について
航空機への落雷頻度は、手許に正確な数字は得られませんが、世界中の航空機のことを考えると、毎日どこかで被雷していると思います。
私の30年乗務の中では、5回ぐらいでしょうか。
航空機は、乱気流や雷を受けやすい「積乱雲」キュムロニンバスを縫って航行しています。日本の夏場や東南アジアを飛行された方は、窓外から積乱雲をしばしば見かけられると思います。フライトプランでは、それまでの情報を反映させ、また飛行中にレーダーと目視を併用しつつ、積乱雲を縫うように飛びます。しかし、そちこちに雲が立っているときは、やむを得ず雲の中を飛行せざるを得ない場合もあります。
こうした時に機体に落雷を受けても、「放電する装置」・・・放電索・・stastick
discharger 直径1センチ長さ10センチ~数十センチの棒が各翼(補助翼など)に取り付けられています。 たとえば、ジャンボ機などの大型機では、50本ほど装着されています。また普段機体に生じている静電気をこの棒を通じて空中に放出しています。
落雷を機体(胴体・翼)に受けた場合も、この装置から空中に放電されるようになっています。また、大容量の雷を受けても、計器に支障をきたすような過重な電圧が流れないように「防護機器・・サージ防護機器」も備えています。
2009年、エアフランス機が赤道近くの大西洋上に墜落するという事故がありました。仏政府は、原子力潜水艦まで動員して、海中深くまで調査し、ブラックボックスを回収。主に「速度計の故障」などが直接原因ではないか、という解明をしています。この時の天候は、やはり、厚い積乱雲に囲まれ、激しい乱気流と雷に見舞われたという推測もされています。
今回の大統領フライトは、こうした過去の事例を配慮して、大事を取ったものと推定できます。
日本では、過去大きな雷を受けて、翼にダメッジを受けたことも・・・・2005年JAL機 しかし、乗客乗員怪我なく無事着陸。
2005年のゴールデンウィーク中に、九州の宮崎と鹿児島上空で旅客機2機が落雷にあったという事例もあります。
5月1日の午前8時40分ごろ、福岡から宮崎に向かっていたJAL3623便(MD81)が高度約5,000メートルの上空で右翼に被雷。同機はそのまま飛び続け、定時の午前8時に宮崎空港に到着しました。乗客乗員に被害はなかったものの、翼の表面に約25センチの損傷があったようです。
同じ日の午前11時過ぎ、鹿児島県の東約27キロ、高度約5,000メートルの上空では鹿児島発羽田行きのJAL1864便(ボーイング777)が右側車輪ドア付近に被雷。こちらも乗客乗員にケガはなく、また機体にも損傷は見つかりませんでした。
2012.05.16
「引き返す」とは・・・よほどの雷雨だったのでしょう。オランド仏大統領機!
搭乗機に落雷…就任直後、初外遊のオランド大統領
2012年5月16日10時38分 読売新聞
【パリ=三井美奈】オランド仏大統領が15日の就任後、初の外遊先ベルリンに向かった飛行機が離陸直後に雷に打たれ、パリ郊外の飛行場に引き返した。大統領は別の飛行機に乗り換え、予定より約1時間遅れで到着した。けが人はなかった。独仏首脳会談の開始も約2時間遅れた。 この日、パリの天候は不安定で、オランド氏は就任パレード中に降雨に見舞われ、ずぶぬれになった。
「航空機の場合、雷にどう備えているのか?」「なぜ、引き返したのか?」など、明日5月17日、CBCラジオ(TBS系列局/1053kHz)「多田しげおの気分爽快!!朝からPON」の中で、コメント致します。午前7時15分ぐらいを予定しています。
「JAL破綻」の原因が、少なくとも4000億円以上に及ぶ「放漫経営」「特定労働組合との癒着」「政治・官僚との癒着」にあると指摘し続けてきました。
「オリンパス」は、法的にも証拠固めがされて「歴代経営者の刑事責任」まで問われる事態となりましたが、JALでは、歴代経営者の誰ひとり「放漫経営」の責任をとらないばかりか、政権与党の票田である「連合」に所属する(献金する)JAL内の特定労働組合を優遇し、当該労組とうちうちで取引しながら、経営を続けてきています。
経営者は、現社長の植木氏を除いてすべて当該労働組合幹部出身です。
憲法・労働三権さえ無視した解雇・不当労働行為の数々は、つとに有名で「ANA」では、反面教師として同じようなことを行わず、社内モチベーション高揚に成功しているといわれています。山崎豊子原作・角川映画「沈まぬ太陽」でも象徴的に描かれています。
そもそも、「不採算路線を切り」「1万6千人も解雇を含めてカットし」「銀行団から5200億円の借金棒引き」することででてきた史上最高の純利益「1866億円」なので、業界では当然の結果と受け止められていると思います。
これからの問題は、「安全快適」で世界の舞台で「FLYナンバーワン」を勝ち取ってきた時代のように「商品を大事にする経営姿勢」へと転換できるか、にかかっているように思えます。
◎気になること・・・。
※話はそれますが、最近のニュースでは「野田首相が日中韓交渉に政府専用機で出かける」光景を目にしました。JALではジャンボ機が燃料を食うのですべて退役させ、787機に買い替え中ですが、それが真実なら政府専用機もアメリカ並みに787・777・エアバス340あたりにすれば良いのに・・・なにしろ国税を使って予備のジャンボ機まで待機させ引き連れているのですからね。
※早稲田大学の戸崎肇教授は「人件費の増加に注意が必要」と指摘する。という報道ですが、同氏は、「安全に対する技術規制緩和委員会」の委員でもあり、整備などの現場部門の人件費を厚くすることにくぎを刺されているのかもしれない、と気になるところです。
JAL、過去最高益 リストラでV字回復 12年3月期
朝日新聞 2012.5.15
経営再建中の日本航空が14日発表した2012年3月期の決算は、営業利益が2049億円、純利益が1866億円でともに過去最高だった。売り上げは減ったが、経営破綻(はたん)にともなう大規模な経費削減が効いた。今秋に予定する再上場に向けて、リストラに頼らずもうけを出せるかが問われる。
12年3月期の売上高は1兆2048億円と前年同期より1割減った。東日本大震災の影響による旅行控えや、定員の少ない小型機を増やしたことが原因だ。それでも本業のもうけを示す営業利益は前年同期の1884億円を上回り、2年続けて過去最高を更新した。 減収なのに利益が増えたのは破綻を機に大規模な経費削減を実施したか
らだ。1万6千人を削減し、燃費が悪い飛行機は売却、赤字路線の廃止も踏み切った。
「放置していたムダを徹底的になくす努力を続けてきた」。稲盛和夫名誉会長は14日の会見でこう語った。経費削減には、稲盛氏が部門別の細かな採算管理を導入したことも奏功した。
破綻する前は、路線ごとの収支が2カ月後まで分からない「どんぶり勘定」だったが、翌日に分かるように改め、利用客数に応じて小型機を飛ばす効率化をはかれるようになった。
経費削減だけではない。日航は破綻した会社なので、法人税の負担が軽減されている。銀行団に借金約5200億円を棒引きしてもらったため、利子が減って経費節減につながった。
●収益力強化、不安視も 日航の業績のV字回復は、「民主党政権で数少ない成功事例」(航空関係者)とも言われる。
ただ、「リストラ頼み」から抜け出し、好業績を続けることができるかは未知数だ。 14日発表した13年3月期の業績見通しでは、売上高が1兆2200億円とわずかに増えるが、営業利益は1500億円と大幅に減る。はやくもリストラ効果が薄れる見込みだ。
日航は今年2月に発表した中期経営計画で、国際線の拡大など、リストラ一辺倒から成長路線への転換を打ち出した。
燃費効率が高いボーイング社製の最新鋭中型機「787」を国際線の主力機として計45機発注したが、購入経費もかさむ。
人件費も増える傾向にある。
今夏の賞与は給与2カ月分で、11年の1カ月分よりも増えた。
「ふつうの会社に戻るため」(日航幹部)というが、全日空の1・5カ月分よりすでに多く、早稲田大学の戸崎肇教授は「人件費の増加に注意が必要」と指摘する。
大手との競争に加え、格安航空会社(LCC)がシェアを伸ばすなど経営環境は厳しさを増す見通しのため、経費が増えると競争力が落ちるおそれがある。
日航株の96・5%を持つ企業再生支援機構は、今年9~10月にも再上場させたい考えだ。株を長く持ってくれる引受先を探しているが、日航と同じ航空連合「ワンワールド」に加盟する英ブリティッシュ・エアウェイズの親会社が興味を示しているぐらいで、「本命」とされていた国内大手銀行や生保会社などはそっぽを向いている。
日航の収益力が高まることを確信できないでいるためだ。
(南日慶子、伊澤友之)
http://hideshima-issei.air-nifty.com/ http://hideshima-issei.air-nifty.com/blog/2012/05/post-e5d9.htmlhttp://hideshima-issei.air-nifty.com/blog/2012/04/lcc-6b27.html http://hicbc.com/radio/kibun/index.htm
http://hicbc.com/announcer/tada/index.htm
2012.05.15
「放漫・癒着」の体質は、改められているのだろうか。「再上場」へのお膳立てに沸く「JAL」http://mainichi.jp/select/news/20120517k0000m040104000c.html?inb=yt
航空トラブル:ピーチ、関空に引き返す
毎日新聞 2012年04月20日 大阪朝刊
19日午後4時50分ごろ、高知県上空を飛行中だったピーチ・アビエーションの関西国際空港発鹿児島行き197便(エアバスA320、乗員6人・乗客127人)から、福岡航空交通管制部の管制官に「燃料の計器表示に異常が発生した」と通報があった。同機は緊急着陸を要請し、36分後に関西空港に着陸した。
国土交通省関西空港事務所によると、燃料の量を示す計器が異常を表示し、燃料漏れの可能性があったため引き返しを決めたという。実際に燃料が漏れた痕跡はなく、誤表示の可能性がある。ピーチ社は同便と折り返し便の計2便を欠航した。
このトラブルで関西空港や神戸空港の到着便など6便が最大16分遅れた。
http://mainichi.jp/area/news/20120420ddn012040040000c.html?inb=yt
<スカイマーク>国交省が厳重注意 安全上の支障が6件
毎日新聞 5月22日(火)21時9分配信
国土交通省は22日、スカイマークが2~5月に管制
の指示した航路を逸脱したり操縦士に超過勤務をさせたり
するなど、安全上支障のある事態が6件あったとして厳重
注意した。6月5日までに改善策を報告するよう求めてい
る。
国交省によると、問題の事態は
▽成田空港で2月26日、出発時に航行を管理するシステムに航路の入力を完了せず離陸し、予定の航路を逸脱
▽3月27日の成田空港着陸時、管制の指示通り航行管理システムに航路を入力せず航 路を逸脱
▽茨城空港で4月22日、2本の滑走路のうち管制の指示と異なる滑走路に着陸
▽4月30日~5月1日、国交省の通達で国内線では操縦士に24時間中8時間を超える乗務を禁じているのに、1人に対し9時間36分乗務をさせた。勤務時間も社内で13時間以内と定めていたが、15時間34分勤務させた--など。
スカイマークは10年4月、操縦士が飛行中の操縦室内で記念撮影していたなどとして業務改善勧告を受けている。【桐野耕一】