「私は亡命で米国に来たのではない。」と言わないと家族に危険が及ぶんだろうね。 | 日本のお姉さん

「私は亡命で米国に来たのではない。」と言わないと家族に危険が及ぶんだろうね。

陳光誠氏の兄への圧力強まる=不明後、山東省の自宅に戻る―中国
時事通信 5月27日(日)21時57分配信
 【北京時事】渡米した中国の盲目の人権活動家・陳光誠氏の兄で、北京で弁護士と面会後、消息が途絶えていた陳光福氏(55)が故郷の山東省東師古村の自宅に戻ったことが分かった。迫害を受けている陳氏一家を支援する人権派弁護士が27日、明らかにした。ただ陳氏への圧力は一段と強まっているという。
 陳光福氏は、「正当防衛」で当局者を切り付け故意殺人容疑で逮捕された息子への支援を訴えるため、軟禁状態にあった同村を脱出、北京入りした。24日午前に弁護人依頼をしている丁錫奎弁護士と面会し、今後の対策を協議した。
 その後、行方が分からなくなり、拘束されたとの懸念も出ていたが、26日午後に自宅に戻った。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120527-00000095-jij-int

「圧力に屈しない」=軟禁の苦しみ「想像絶す」-陳光誠氏
 【ニューヨーク時事】中国の弾圧を逃れて米国に留学することになった盲目の人権活動家・陳光誠氏(40)は24日、米CNNテレビのインタビューに応じた。同氏はこの中で、中国に残っている親族が迫害されることを「大変心配している」としながらも、「(地元の)山東省で受けた圧力に屈しなかった。どのような圧力も私を黙らせることはできない」と述べ、中国での人権擁護のための活動を続けていく決意を改めて表明した。
 同氏は中国で長期間、自宅軟禁状態に置かれたことについて「絶望に襲われた。苦しみは想像を絶していた」と打ち明けた。
 人口抑制策の行き過ぎによる強制中絶問題に抗議を始めた動機
については「ごく自然な心情からだった」と説明し、「後悔していない」と胸を張った。(2012/05/25-10:56)http://www.jiji.com/jc/zc?k=201205/2012052500272&rel=y&g=int


盲目の人権活動家・陳氏、NYで近況語る
日本テレビ系(NNN) 5月25日(金)18時25分配信
 軟禁状態から逃れてアメリカに渡った中国の盲目の人権活動家・陳光誠氏が24日、滞在先のニューヨークでインタビューに応じ、今後の生活に向けた準備など、近況を語った。

 ロイター通信のインタビューに応じた陳氏は、生活に様々な問題はあるものの、パソコンや英語の勉強をするなど、大学での研究に向けて準備をしているなどと話した。

 一方、中国では今週、陳氏の兄・光復氏が、逮捕された息子の弁護士を探すため、山東省での自宅軟禁から脱出して北京を訪れている。これについて、陳氏は「極めて当たり前の行動で、中国国民の基本的な権利だ」と話すとともに、自身や家族が受けてきた暴力行為などについて調査するよう、改めて中国政府に求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20120525-00000046-nnn-int


インタビュー:陳氏「地元当局が家族に暴力」、中国に法的対応訴え
ロイター 5月25日(金)11時34分配信

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5月24日、盲目の中国人権活動家、陳光誠氏が米ニューヨークでロイターのインタビューに応じ、地元当局による家族や支援者への暴力は明らかに法律に違反していると批判した。写真はインタビューに答える陳氏(2012年 ロイター/Shannon Stapleton)

[ニューヨーク 24日 ロイター] 盲目の中国人権活動家、陳光誠氏が24日、滞在先の米ニューヨークでロイターのインタビューに応じ、地元当局による家族や支援者への暴力は明らかに法律に違反していると批判し、中国政府に対応を求めた。

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白のシャツにグレーのネクタイという姿で現れた陳氏は、時折不安な様子を見せ、唇を震わせる場面もあった。

陳氏は地元当局からの暴力について、「法を犯した当局者らを速やかに捜査・訴追するなら、中国は法治国家への道を歩み始めるだろう」と主張。

「しかし、当局者が今後も好き勝手に振る舞い続けるなら、私の家族の状況もすぐには良くならないし、中央政府が数十年かけて築こうとしてきた法治体制が完全に崩壊することになる」と続けた。

4月下旬、軟禁されていた中国・山東省の自宅を脱出した陳氏は、一時的に北京の病院に滞在した後、安全が保障されないとして渡米を希望。19日に米国に到着し、今後はニューヨーク大学法学部に客員研究員として迎え入れられる予定。

また、陳氏は家族や支援者についての懸念にも言及。自宅軟禁から脱出した後、当局者が兄の光福氏の自宅に押しかけ、その際に兄の息子がナイフを使って追い払おうとしたため、故意殺人容疑で訴追された。光福氏は22日に自宅のある村を抜け出し、北京で息子のための弁護士を探しているという。

陳氏は、当局による家族や支援者への暴行は「明らかな憲法違反」と断じ、「当局はなぜ私が軟禁を脱出した後、自宅に押し入って暴力を振るったり、拘束したりするのか」と訴えた。

一方、自身の今後については楽観視しており、自信を持っていると話した。「私は亡命で米国に来たのではない」と述べ、最終的には中国へ帰国したいと繰り返し述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120525-00000055-reut-int