金環日食グラス:安全に問題ある製品「製品名を公表も」 | 日本のお姉さん

金環日食グラス:安全に問題ある製品「製品名を公表も」

金環日食グラス:安全に問題ある製品「製品名を公表も」
毎日新聞 2012年05月16日 21時33分(最終更新 05月16日 22時51分)
 消費者庁の福嶋浩彦長官は16日の記者会見で、21日の金環日食を前に販売、配布されている観賞用グラスについて、目を痛める恐れがあるなど問題のある商品について「製品名を公表することも検討している」と述べた。
 観賞用グラスについては、日本天文協議会が、安全性に問題のある製品が出回っている可能性を指摘している。
 消費者庁は危険なグラスの見分け方として(1)室内の蛍光灯を見て、一見して明るく、形がはっきりと見える(2)可視光線や赤外線の透過率が高い(3)LEDライトなどの強い光にかざした時にひび割れや穴が確認できる--などを例示。使用の際に品質や性能を確認し、正しく使うよう呼び掛けている。【大迫麻記子】
http://mainichi.jp/select/news/20120517k0000m040073000c.html



話題:25年ぶり金環日食/九州南部へ大移動/旅行業者、商戦熱く
2012年04月19日

南へ向かう天文ファンのニーズに応えようと企画された金環日食ツアーのチラシ
 太陽が月に隠れて金色のリングのように見える金環日食が来月21日、太平洋側の地域を中心に観測できる。国内では87年9月に沖縄で観測されて以来25年ぶり。この珍しい天体ショーを商機につなげようと、航空・旅行各社が熱を入れている。九州・山口で観測ができるのは鹿児島、宮崎両県のほぼ全域と熊本、大分両県の南部のみ。南へ向かう天文ファンの大移動が起こりそうだ。【寺田剛】
 金環日食は太陽、月、地球がほぼ一直線上に並ぶことで起こる現象。例えば鹿児島市では21日の午前7時20分から4分間だけ観測できる。熊本、福岡両市などでは9割近くが欠ける部分日食となる。
 九州南部へと客を運ぶ商機とみて、JTB九州(福岡市)は雲の上から観測するツアーを企画。チャーター便で北九州空港を早朝にたち、鹿児島・種子島上空から観測して、約3時間後に福岡空港に帰る。1人3万7800円から。今月3日に募集を始めたところ、定員30人の9割程度は既に予約で埋まった。同社は「天体ショーのロマンは何物にも代え難い魅力。空からなら天候にも左右されにくい」とPRする。
http://mainichi.jp/area/news/20120419sog00m040009000c.html